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私は精霊ではありませんよ   作者: lassh-leyline
第四章   闇を払う者たち
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番外 森の民(エルフ)と沼の民(リザードマン)中

長くなりそうなので途中で切りました。

番外 森の(エルフ)と沼の(リザードマン)


 洞窟の向こう側、湿地帯を抜けたところに大きなダムがあった。

 元は古代の遺物、壁が出来る前からあったらしく、装燐族が管理して居留地へ浄水を供給します。


 今はそこが赤月の中継拠点となっていた。



 途中、奴隷獣(魔石の魔獣)の群れに幾度か遭遇しましたが、所詮は生物、電撃には耐えられず直ぐに排除できました。

 流石に普通の人では対抗できる相手ではありませんがこの子達の敵ではありません。


 お気に入りばかり集めたわけではないが、鍛えているうちにお気に入りになったって感じです。

 みんなもお姉ちゃんと言ってなついてくれます。むろんみんなの体のことも知っています。まあ色々な意味で。

 子供を作れなくても感じることも幸福感を得ることも出来ますからね。スキンシップは偉大です。

 特にこの子達には悲しい思い出がありますから、いえいまだに苦しみを抱えています。だから尚のこと大切にしたい。


「異常はない?作動に少しでも違和感があったら直ぐに報告しなさい。自分だけでなく仲間のためにも隠しちゃあだめよ。」


『大丈夫、私は。』

「生体部分にも異常なし。」

「すくひ右手がおみょひ、そろそろきょうかんじひきゃも。」


「そっか成長速度が変わってきたのかも。帰ったら直ぐおばあさまの所へ行くのよ。多少反応が遅れるかもしれないから皆も気をつけてあげて。ほかには違和感とかある人はいる?」

 他にも二,三人違和感を感じたり痛みを訴える子がいましたが作戦には支障がない程度。それぞれフォーメーションの変更等で対応する。




 さて攻略ですが・・・結構大型の魔獣を放してありますね。


 魔力の探査で魔獣の位置は分かります。後、傀儡も魔力を隠してはありますがあたしの探知を逃れた者はいません。

 ここからでも人の位置を視える(・・・)子達と確認した。

 

 


雷の槍となり(雷球創造)敵を滅ぼせ(放出)!きゃー!いやー!」

 襲ってきたワニ(8mぐらいある)をふきとばし、電撃の余波で気絶して浮いてきた水中の魔獣をそれぞれの武器で狙い撃つ陽動部隊。湖側の魔獣はあっさりいなくなってしまいました。


 続いてダムの下手側もダムの上に陣取った狙撃要員により射的の的になりほぼ壊滅。

 魔法と科学のハイブリット炸裂弾は距離に関係なく破壊の嵐を巻き起こす。魔法では届かない距離や見えないところにも込められた魔法が到達します。

 

 もし壁がなかったら大地の上ぐらいならどこからでも攻撃出来ると豪語していたのは本当のようです。


 しかも本来の彼等の戦場は・・・


「下に行った、よし捉えた!ブースト!よっしゃ六個目!」

「何のこっちは、あ、ブレーキ!よし十個目撃破!」


 本来ハービーには追いつけない翼人があっさり背後を取りなおかつ剣で切り裂いていく。翼の無いものも変わらない速度で空を飛び空中で止まることすら出来るのである。

 この状況を遠見の魔法で見ていれば陽動とバレても力押しでの侵入を阻めないのも分かるはず。逃げ出す算段をしてくれれば押し入ったりしなくて済むので楽なんだけど。

<傀儡発見そっちにあぶり出す>


 外にいた傀儡は四体,うち侵入時に二体黙らせたので残り二体。流石に飛び出してくるような雑魚では無かったが。遮蔽を透過して見える子には見つかるのは時間の問題。

 乱戦中は見失ったが戦闘が終われば丸見えです。




「ばかな、魔獣が一切通じないだと?あいつら何なんだ?これでは数だけで圧倒されるでは無いか。もはやここは放棄するしか無い。手はず通り撤退するぞ。」

 慌てて部屋を出て行く部下達。

「『こちらは西の沼だ翼に襲われた。撤退する。回収を頼む』」

『あら残念、もう逃げちゃうの。』

「『だ、誰だ貴様!どうやって遠話に紛れ込んできた?』」

『あらこの周辺は魔法が通らない結界で覆ってるのよ。後は遠話の波動を解析すれば普通に話せるわよ。』

「く、何者か知らんがまだこっちには人質がいるんだ入ってきたらまずあいつらから殺してやる。」

『無駄なあがきね、もう諦めたら?』

「うるさい!俺は貴様らなんか・・・何で遠話でもないのにきかれた?」


 目の前の壁が揺らぎそこに一人の少女が現れる。さらに取り囲むように数人の子供達があたかもずっとその場に居たかのように現れた。

『もう貴方で最後よ傀儡さん。名前は聞かないわよ。きえな!』





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