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災いの爪  作者: 豆粒
大陸騒乱編
33/75

28話 新魔王城の広場


 こんにちは!あれ?今の時間はもうこんばんはかな?こんにちはかこんばんはかたまにわからなくなることってありますよね。まあ、それはいいとして、ウルフです!僕は今、魔王様からの密命でヒューマ聖国に潜入中です!


 なぜ、潜入しているのか。なぜ、魔王様からの密命を受けたのか。それを語るのには俺が終局の山の頂上で進化したところまで遡らないと行けない。




―終局の山―


 魔王種へ進化したウルフは、魔の大森林のダンジョンへ帰ろうとした。が、マイワールドで帰る途中に、魔王軍四天王の二人のことを思い出した。あの二人は強かった。しかし、なぜ今来たのだろうか。


 しばらく考えた。調査?探索?いや、違う。何かがおきた?魔大陸で何か重要な―――まさか、魔王関係?


 そこまで辿り着いた時にウルフはマイワールドからヒュプノにつなげた。ヒュプノにでた瞬間に気付いた空気の違い。魔大陸中央から放たれているらしき尋常ならざる闇の波動。


 大通りに出て、そこにいた魔族の大男に魔王城はどこかと訪ねた。魔族の大男は困惑した顔をしたあとに答えた。


「魔王城は魔大陸の中央にある。この道を北にまっすぐ行くんだ。町を出てからも道は続いているから、さらに北に一週間走ったところにある」


 そう言って闇の波動が放たれている地点だと思われる地点を指さしてそう言った。やはりか、と考え込んでるところに大男は言葉を続けた。


「お嬢ちゃんも魔王軍に参加するのかい?魔王様も復活したことだしね。おじさんも魔王城に向かおうと思っていたんだ。なんなら一緒に行くかい?」


 ウルフはその申し出を受け入れた。その後、彼はオージンと名乗った。


『ステータス』

名前:オージン

種族:魔人種鬼族

年齢:200歳

職業:---


Lv:85/100

生命力:5500

魔力:2750


物攻:4500

物防:4250

魔攻:2550

魔防:2150

知力:70

俊敏:5500

器用:3750

幸運:30


称号:魔王軍序列二位、魔王軍四天王


ユニークスキル:限界破壊


ノーマルスキル:視覚強化LvMAX、身体強化魔法LvMAX、魔力操作Lv3、気配感知Lv7、魔力感知Lv3


エクストラスキル:心眼


『魔王軍序列二位』

 魔王軍の序列が二位の者に与えられる称号。ステータスが少し増加する。


『魔王軍四天王』

 魔王軍の四天王に与えられる称号。ステータスが少し増加する。


『限界破壊』

 限界を破壊して、身体能力を何倍にもひきあげる。発動すると、反動で三日は動けない。


 こっそりステータスを確認したらとんでもないことが判明した。このおじさん魔王軍じゃん!しかも四天王!序列二位って強すぎるんだが………


 よし!走ればつくんだよな?って思って走りはじめたけどめっちゃ遠いな?てかやっぱりこのおじさん改めオージンさんやっぱりはやいな。走るのはやくてビックリした。


 雷纏使えば一瞬で着くかもしれないけど、オージンさんと一緒に歩くの楽しいな。




 ということで一週間経ちました。長い道のりでした。今はステータスのお陰で全然疲れなかったけどね。魔王城では何やら魔王軍に参加したい者達が集まっているようだ。


 俺も参加しよう。入り込んで魔王がどんなやつか見てやるぜ!ふふふ…!!


 ということでここは魔王城の前の広場だ。俺は潜入するから列に並んで順番を待っている。何の順番かって?


 魔王軍に入りたい人をただ集めて入れさせるんじゃない。一人一人が各部隊の隊長の前でアピールをしていくんだ。あ、隊長は魔王軍序列一位から序列十位までの人たちな。


 で、アピールして気に入ったやつがいたら、隊長が手をあげるんだ。二人以上に手を挙げられたら参加者がどこにするか選べる。


 序列一位から序列十位の部隊以外に魔王直属の親衛隊があるらしい。俺はそこを目指しているんだが、どんなアピールをしようか。


 あ、俺の番になったぞ!ん?あそこに座ってるのって確か……終局の山であった人達?あ!あの人達魔王軍の序列一位と序列四位だった!なんか戦闘態勢に入ってるんだけど?うわ!こっちにすごいスピードで来るんだけど!オージンさん!はもう席についてて全然動く様子がなくて助けてくれなさそうだ!!!


 二人ともすごいはやさで攻撃してくる!あり?犬の人の方はなんだか攻撃が通じてない?こないだスキルの確認しなかったから二人ともしておくか。


『ステータス』

名前:ユリス

種族:魔人種魔犬族

年齢:259歳

職業:---


Lv:90/100

生命力:4750

魔力:5525


物攻:3750

物防:3525

魔攻:5525

魔防:5255

知力:70

俊敏:4725

器用:4250

幸運:30


称号:魔王軍序列一位、魔王軍四天王、魔軍師


ユニークスキル:因果応報


ノーマルスキル:暗黒魔法、身体強化魔法LvMAX、魔力操作Lv9、気配感知Lv5、魔力感知Lv9


エクストラスキル:魔力増加EX


『魔王軍序列一位』

 魔王軍の序列が一位の者に与えられる称号。ステータスが少し増加する。


『魔軍師』

 魔王軍を指揮する者に与えられる称号。指揮力があがる。


『因果応報』

 魔力を消費して敵の攻撃をはね返す。意識外の攻撃ははね返すことはできない。


『暗黒魔法』

 闇魔法が進化したもの。魔人の中でも、限られた者しか扱えない。


『ステータス』

名前:バンダ

種族:魔人種魔熊族

年齢:237歳

職業:---


Lv:90/100

生命力:4950

魔力:4525


物攻:5755

物防:3550

魔攻:3250

魔防:2750

知力:70

俊敏:6750

器用:4350

幸運:30


称号:魔王軍序列四位、魔王軍四天王、野性の力


ユニークスキル:魔力補強


ノーマルスキル:身体強化魔法LvMAX、魔力操作Lv3、生命感知Lv3


エクストラスキル:生命力増加EX


『魔王軍序列四位』

 魔王軍の序列が四位の者に与えられる称号。ステータスが少し増加する。


『野性の力』

 野性の中で生き、野性のおそろしさに触れた者に与えられる称号。生命力増加EXを取得する。


『魔力補強』

 魔力を消費して身体能力をあげる。魔力の総量があがると、効果が増す。


『生命力増加』

 生命力を増加させる。


 因果応報………意識外から攻撃ね。それなら考えがある。それにしてもバンダさん?は魔防が低いのかな?魔法で攻めてみる?


 まあ、準備は整ったよ。こんなこと考えながらも高速で戦っているからね。ものすごく移動しているんだ。そしてこうやってユリスさんを攻撃する!!



 ウルフの攻撃は極々単純なものだ。まず、そこら中に戦いながらマイワールドの扉を設置する。設置するだけで開かなければ誰にも見えず、触れることもできない。


 マイワールドに一度手を入れ、入れた瞬間にそこら中に設置した扉から手を出して攻撃すれば意識外から攻撃するなど簡単なことなのだ。


 ユリスを意識外から数十発攻撃したらユリスは意識が途絶えた。その後ウルフはマイワールドの中に入り、そこら中に設置した扉から魔法をバンダ目掛けて乱射した。


 突然消えた敵に困惑した次の瞬間、全方位から尋常ではない数の魔力の反応を感じとるバンダ。それを見たバンダは本能的に魔力を解放。ウルフの魔法を打ち消した。が、全ては消せなかった。魔防の低いバンダはそれらを受けてしまい……数秒耐えた後に意識を手放した。


 静寂に包まれた広場で魔王が手を挙げていた。

魔王様のステータスが出せなかった………

次回も出ない模様。

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