表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
通りすがりの陰陽師2  作者: チャーハン・神代
100/109

百、翡翠吹雪

「…雷が…収まった?」


 荒れていた空が次第に落ち着きを取り戻す。


「あっ!あそこでありますです!龍が見えますです!!!」


 若葉が指さした方角を見やると、晴れていく雲の隙間から、一つの影が現れた。翡翠色の鱗を輝かせ、立髪を風に揺らす、大きな龍。晴れた日の草原のように、静かにその場に佇んでいる。

 その雄大さに見惚れた刹那、龍の体が、割られたステンドグラスのように頭部から砕けていく。その内側から現れる、2人。

 日光に反射して、キラキラと舞い踊る鱗に誘われるように、風に乗ってゆっくりとこちらに向かって降りてくる。

 じゃれつくように、肩に手を回して微笑んでいる千晶と、少し鬱陶しそうに、それでいてまんざらでも無さそうな顔をしている青年。地上から見上げた2人の表情は、とても穏やかで、どこまでも爽やかだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ