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散文駄文まとめ  作者: 甲斐利右衛門
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善意と悪意の道

パプリカ


人間という生き物は善意というものに鈍感で悪意には敏感な生き物だと思う。


悪意によって作られた道は善意によって作られた道よりも見分けることが難しい。


けれど不思議なことに善意だけで作られた道があったとしたら誰もその道を歩こうとはしない。


ならばなぜ人は悪意に騙されるのだろう。


もしもあなたが誰かに善意の道を歩いてほしいのなら悪意のような顔をした善意の道を作らなければならない。


そうすればきっと人はその道を疑いながらでも一歩ずつしっかりと歩いていく。


そして道の先でそれが善意だったことを知るのだろう。


だがそこまで考えてふと思うことはそもそもの話、善意だの悪意だのといったものは初めから存在していないのではないか。

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