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ふとしたこと
子供の頃の遊びってなんかすごいよね
いつから空の色に感動しなくなったのか
正確には覚えていない
子供の頃世界はあまりにも綺麗に見えていた
おそらく小学生の頃まではそうだったのだろう
中学ではゲームに夢中になり
高校では受験に集中した
大学では就職に向けてがむしゃらになり
社会人になった今では
ブルースクリーンの画面を眺めている
帰り道に疲れ果てた僕は公園で一休みし
明日の休みをどう過ごそうかと考えていた
たまには朝から公園でゆっくり過ごすのも悪くない
そう思い翌朝に向けて帰路についた
翌日遅い朝に公園へ着くと
子供たちが楽しそうに遊んでいた
それを横目にベンチへ腰を下ろし本を取り出した
ふと顔を上げると目の前で一人の子供が
股の間から逆さまに空を眺めていた
ずいぶん懐かしいことをするものだと思った
無性に自分もやってみたくなり
僕も同じように股の間から空を覗いてみた
腰がビキビキと悲鳴を上げていたのだが
あぁ。
今でも空はこんなにも新鮮に見えるのか
思わずドテンとそのまま地面に転がった
いつもの向きに戻って見上げた空は
いつもより青く
数分前よりも綺麗に見えた




