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散文駄文まとめ  作者: 甲斐利右衛門
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善悪

善き人になりなさい


人は生まれながらに善か悪か

それは古くからよく話し合われている言葉だ


人は生まれながらにして善の心を持っていて

欲や環境によって悪になってしまうと言う考え方と


人は生まれながらにして悪の心を持っていて

だからこそ善き人になるよう導くべきだという考え方


そんな考え方がある

だが一つ私が疑問に思うのは


「人とは、本当に善であるべきなのか」


ということだ


全ての人が善ならば争いは起きない

だが争いや衝突による対立がなければ

そこから生まれる発展も起きないのではないか


だが逆に全ての人が悪だとしたら争いは起きる

そして争いによって傷つくものが生まれ

それに対抗する考えや行動を学習し

それが発展へと繋がることもあるのではないか


だが悪にもさまざまな種類があると私は思う

それは低俗な悪と高尚な悪だ

だけど前提として悪は等しく悪である。


その上で私は悪にも種類があると考えている

低俗な悪とは自己完結の悪だ

他者を操り傷つけ自分のためだけに全てを行う

そこに他者の意思はなく自分の欲だけがある。


では高尚な悪とは何か

それは自分自身の信念や価値観を定め

その中で自分が納得できる行動を選ぶことだ

たとえそれが他者から見れば悪であったとしても


人は善か悪か

人は生まれながらに善でも悪でもなく

生まれてから出会う善人と悪人


その数と質によって

人の善悪の天秤は少しずつ傾くのだろう

悪しき人になりなさい

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