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雨とダンス
靴濡れるより裸足の方がいいよね
夏の日差しがあまりに眩しくて
私はそっと木陰へ逃げこんでいた。
見上げると遠くの空で雲が泳いでいる
それはまるで魚のような形をしていた
空を泳ぐのはやっぱり気持ちがいいのだろうか
そんなことを考えていると魚の形をしていた雲は
いつの間にか大きな雲へと姿を変えていた
きっと今から夕立になると思った
だけど私は雨が嫌いじゃないから
こんな日は雨に濡れながら気持ちよく歩いて帰ろう
いやどうせならもっとバカになろう
この雨とダンスを踊ってみよう
家までの帰り道に話し相手は誰もいない
けれどきっと大丈夫だ
私の隣には確かに誰かがいる
だから今日はひとりで帰るのではなく
この雨と一緒に踊りながら帰ろう




