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散文駄文まとめ  作者: 甲斐利右衛門
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18/23

雨とダンス

靴濡れるより裸足の方がいいよね


夏の日差しがあまりに眩しくて私はそっと木陰へ逃げこんでいた。


見上げると遠くの空で雲が泳いでいるそれは、まるで魚のような形をしていた。


空を泳ぐのはやっぱり気持ちがいいのだろうか。


そんなことを考えていると魚の形をしていた雲は、いつの間にか大きな雲へと姿を変えていた。


それはきっと夕立になると思った。


だけど私は雨が嫌いじゃない、こんな日は雨に濡れながら気持ちよく歩いて帰ろう。


いやどうせならもっとバカになろう、この雨とダンスを踊ってみよう。


家までの帰り道に話し相手は誰もいない。


けれどきっと大丈夫だ、私の隣には確かに誰かがいる。


だから今日はひとりで帰るのではなく雨と一緒に踊りながら帰ろう。

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