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散文駄文まとめ  作者: 甲斐利右衛門
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12/18

先入観

包丁、ヤカン、うっ頭が、、


ある日の夕方僕は道をまっすぐ歩いていた。


やがて十字路に差しかかり、ふと頭に「車が来るかもしれないと」浮かんだ。


そう思った直後通り過ぎていったのは案の定一台の自動車だった。


なんてことのない出来事だったけれどふと思った。


今の予測は本当にただの先入観だったのだろうか。


もしかすると少し先の未来を知っている自分が、

過去の自分へ何かを送っているのではないだろうか。


未来の自分がまだ何も知らない自分へ「気をつけろ」と。


そう思った時に僕はひとつ気になることがある、いつも寝る前ベッドの横にあるクローゼットを見る。


するとなぜだかいつもそこから誰かが出てきているような気がする。


ただの先入観だ、そんなことは分かっている。


クローゼットの中に人なんているはずがない、間違いなくいるはずがないのだ。


けれどもしこの先入観が、少し先の未来から送られてきたものだとしたら。


今日も僕はゆっくり眠り無事に明日を迎えることが出来るのだろうか。

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