保健室クラブルート 1
別ルート版のショートストーリー。
☆見間違いだったんだと思う。
☆保健室を探す。
☆事務室を探す。
☆ボイラー室を探す。
☆じっくり考える。
さて、この選択肢をご存じだろうか。ご存じなくとも問題ない。さて、俺はどれを選ぶことにしようか。
保健室の前まで行くと、俺はノックをした。
「どちら様ですか?」
「ちょっと、保健室に用事がありまして」
「……しばらくお待ちください」
これは、どういうことだろうか。待てば入れるのか。保健室は放課後は立ち入り禁止なはずでは。
「どうぞ、お入りください」
「失礼します」
普通に保健室だ。なにもない。
「で、用事とは?」
☆何でもないです。
☆少女が来ませんでしたか。
「少女が来ませんでしたか?」
「ああ、愛莉にようがあったのね。今呼んでくるわ」
愛莉っていうのか。
「だれ?」
紛れもなくさっきの少女であった。
「あなたの知り合いじゃないの?」
「しらない」
にらまれた。まあ確かに、この流れだと不審者にもなるか。俺は自己紹介と、状況をかいつまんで説明した。
「状況は理解したわ。改めて自己紹介するわね。」
「私は、養護教諭の安堂 永遠。えいえん、と書いて、とわ」
「わたしは、あいり。にねんせい。よろしくね」
この人が養護教諭か。個人的には、ザ・保健室の先生って感じだな。愛莉さんのほうは、感情がないというか起伏がないというか、そんな感じだな。
「さっそくだけど、十六夜君。保健室クラブにはいらない?」
「保健室クラブ?」
「私たち放課後ここで、人生相談教室を開いているの。それが保健室クラブ」
「なるほど」
「男子の意見が少なかったから、もう一人くらいほしいと思ってたのよ。いいでしょ?」
☆承諾する。
☆拒否する。
「わかりました。俺でよければ」
「ありがとう。十六夜君、これからよろしくね」
「よろしく」
まあ、これはこれで面白そうだしな。
「彼が今日の相談者?」
誰か来たようだ。
「違うわよ。彼は今日から仲間になる。十六夜君」
「よろしくお願いします」
「よろしくね。うちは有栖川 樹。樹って呼んでね」
……色々とギャップがある人だ。肘にかけてバックを持ち、ベットに座って話しているときは、アヒル座り、話してる時に耳に髪をかけたりと、実に女性らしい仕草である。ただ、どう見ても男である。しかも美少年とかおとこの娘とか、そんな感じじゃなく普通に男である。
「彼は変わっているけど、気にしないであげてね」
「あ、はい」
コンコン
「どうぞ、お入りください」
どうやら、相談者が来たらしい。
「どうぞ座って、名前と学年をお願いします」
「雲雀 朱音。二年生です」
「朱音さんね。相談内容は?」
「部活のことで悩んでて」
「部活ですか。何部ですか?」
「何部っていうか、何部に入ろうかという」
「やりたい部活ないんですか?」
「入ってみたい部はあるんですが、どうしたらいいか悩んでて、気が付いたら一年たってました」
「やらずに後悔するより、やって後悔しろ。って誰かが言ってました」
「それって」
「今からでも遅くはありません。入るべきです」
「わかりました!ありがとうございます!」
バタン
「俺たち、何もしてませんけど」
「必要になったらでいいのよ」
「なるほど」
コンコン
「どうぞ」
「失礼するよ」
入ってきたのは、生徒ではなく教頭先生であった。
「これこれは、教頭先生どうしてこちらに」
「君に話があってね。他の諸君は外してもらえるかね」
「悪いんだけど、今日は解散にするわ。みんな気をつけて帰ってね」
俺たち三人は帰ることになった。しかし、教頭が養護教諭を直接訪ねてくる用事とは何だろうか。まあいくら考えても答えはわからない。今日は帰るとしよう。
終わる前に、人物まとめ。
神谷 十六夜
浅山高校一年生。保健室クラブの一員となる。基本的に努力しない。
安堂 愛莉
浅山高校二年生。保健室クラブの一員。安堂先生の一人娘。
有栖川 樹
浅山高校一年生。保健室クラブの一員。女性らしい仕草をする男性。オカマなのかも。
安堂 永遠
浅山高校の養護教諭。保健室クラブの顧問。というか彼女が仕切っている。
雲雀 朱音
浅山高校二年生。保健室クラブに来た相談者。
教頭先生
浅山高校の教頭。元数学担当。名前は忘れたので割愛。
以上。人物まとめ。
☆続ける。
☆やめる。
(続ける)が選択されました。次回に続きます。




