面倒事が増える オタク女子
鬼人族の今後を考えて頭を抱えるサクラだったが、
オネット達が心配で、
サクラは急いで鬼人の町に戻り、
北東にある農村に向かって行った。
オネット達は歩きで移動していたお陰で、
農村に到着する前に見つける事ができた。
「オネット〜サンセ〜」
サクラの声に気が付いて、
空を見上げるとサクラが凄い勢いで飛んで来て、
ドスンと大きな音と砂埃を立てて着地すると、
「良かった〜オネット達が無事で」
オネット達は顔の前の埃を手で払いながら、
「そんなに慌ててどうしたのです」
「いや〜色々分かって、
鬼人の国は終わってる…だからさ」
オネットとサンセはそのまま硬直する、
「まぁ〜移動しながら説明するから、
早くこれに乗って」
サクラはコッペパンを出して、
オネット達を乗せると、
「出発、進行」と叫んでコッペパンを飛ばす、
農村に向かいながら、
今までの話をすると、
さすがにオネットとサンセは落ち込んで、
「まさか王が…平民まで手を出して?」
「まだ出してるかは確認とってないけど、
手を出そうとしてる確認はとった。
全てはマレディク-ダンジョンと、
アクセサリーが原因だと思うよ、
これから急いで調べるけどね」
サクラは指をさして、
「あそこの村がそう?」
「そうです、
誰かしら逃げ込んでいてくれるといいのですが」
サクラは村の入り口にコッペパンを下ろすと、
村の門の上にいた鬼人が驚いて見ていた。
オネットはその鬼人を見て、
「あっ!雑貨屋の息子、元兵士のヴェルセです、
ああ〜良かった〜」
ヴェルセと言われた鬼人は怪訝な顔で、
「オマエ達は何者だ!」
「ヴェルセ!私だオネットだ!」
「はぁ?何を寝ぼけた事を、
オネット隊長はそんな歳をとっていない」
サクラはクスッと笑って、
「オネット、変身したままだよ」
オネットは慌てて、
「そうでした、マスター元に戻して下さい」
サクラは笑いながら、
オネットとサンセの変身を解いて、
「ヴェルセ、ちょっと変装していたのだ、
これならわかるだろ?」
ヴェルセは目を細めてオネットとサンセを見て、
「確かに顔はそうだが…
あんな変な乗り物に乗って、
空を飛んでいたんだぞ、怪しすぎる、
それに…オネット隊長はここにいるわけが無い」
そう言ってヴェルセは怒った様な悲しい様な、
複雑な表情になって見つめている、
「それが、
この少女に助けてもらったんだよ」
「子供に何ができる」
やり取りを聞いていたサクラは、
「つべこべ言って無いで話を聞け、
中に入れたく無いなら外に出て来い、
オマエらの国がヤバイ事になってる、
アタシもこんな事している暇は無い、
この農村も領主の兵士に潰されるよ、
供物の為に」
ヴェルセは目を見開いて、
「供物ってオマエは何を知ってる?」
「呪われたアクセサリーが、
王や貴族達を狂わせている、
アクセサリーの為には供物という、
人の負のエネルギーが必要なのでは?と考察している」
ヴェルセの顔は青くなって、
他の仲間に門を開ける様に指示を出す。
門をくぐると、村人100人が集まっていた。
オネットはヴェルセに近付いて、
2人にしか分からない話をすると、
ヴェルセはオネットと確信したのか、
オネットに抱きついて泣き崩れる、
その光景を見ていた村人の中から、
20人程前に出て来てオネットに抱きついていた、
300人中25人がこの農村に逃げ込んだらしい、
話を聞いてみると、
オネットとサンセそして残った兵士達のお陰で、
ダガルから逃げられたそうで、
残った兵士達に感謝していたそうだ。
逃げられた兵士達は皆若く、
将来を考えてオネットが人選したらしい、
ひとしきりオネットとやり取りをした後、
サクラから聞いた話をすると、
村人達は怒りに包まれて行った。
オネットはサクラに、
「マスター、これからの事どうするのですか?」
「オネットは他の兵士の安否が知りたいんだよね?」
オネットは頷いて、
「もちろんです」
「でも、ちょっと待って欲しい、
アタシが誘拐されたヒューマンと、
アクセサリー全部持って来ちゃったから、
多分、今町は大騒ぎになってる、
領主がどっちを先に集めるかが問題、
人集めならここも危ない、
アクセサリー集めが先なら、
暫くは安全かな?
後、聞きたいんだけど、
この村の人達はどこまで知っているの?」
村人は顔を見合わせて、
ヴェルセが代表で話始める。
「俺達が町に戻って来た時、
ダガルの私兵だって事は黙ってたんだけど、
領主の兵士に知り合いがいたらしく、
直ぐにばれて…何故か俺達を捕まえて出し、
その時、犯罪者の兵士は供物行きだって、
領主の兵士が言ってたのが聞こえたんだけど、
供物ってなんだよ、聞いた事ないと思いながら走り回って、
ギルドマスターが裏から逃げる様に案内してくれたんだ、
後はこの村まで冒険者が連れて来てくれた」
ヴェルセは大きく深呼吸してから話を続ける、
「その後、どうしても供物の事が気になって、
俺の顔はバレ無かったから、
町に情報を集めに通っていたんだ、
捕まった兵士は王都に連れて行かれた事と、
供物がどうも人の事だと聞いて、
王都に連れて行かれた兵士がどうなったか…
調べに行きたくてもモンスターの問題もあって行けない、
動けない事が悔しくて、
何とか出来ないか思案していた所だったんだ」
真剣な顔で聞いていたサクラが、
「ルポルの町からだって大変だったんじゃないの?」
「300人いたから何とかなった、
攻撃魔法を使える者も多かったし、
運が良かったのかギガントモンスターには遭遇しなかったしな」
サクラは腕を組んで考えながら、
「取り敢えず、この村の人達はここにいて、
その代わり2人の太郎君を置いて行く」
「太郎君って?」
サクラは手のひらを上に向けると、
オネットとサンセに乗ってた太郎達が、
手のひらに乗って来る、
驚く村人達、
手のひらに乗った太郎達が大きくなって、
忍者太郎に早変わり、
ますます驚く村人、
「この太郎君達は1人でもギガントモンスターを倒せる、
何かあればアタシに連絡が出来る、
だから落ち着くまで、太郎君達に守ってもらって、
太郎君達もよろしくね」
太郎達は跪いて「御意、マスター」と言うと、
「何だ話せるのか?」
「話せるよ、コミニケーション取れるし、
モンスター狩って来るし、
料理は美味いし、優しく力持ち、
凄く役に立つ用心棒、よろしくね」
そう言ってサクラは親指を立てると、
オネットが笑いながら、
「私が今住んでいる町にも太郎君達が居てくれるんだが、
毎日モンスターを狩って持って来てくれる、
本当に凄いんだ!」
サクラは嬉しそうに頷きながら、
「オネット、そろそろ暗くなるから戻るよ、
助けたヒューマン達の寝る場所も建てたいし」
「マスター、町の方にも太郎君達を、
待機させてもらえませんか?
ギルドマスターや町の人が心配で」
「了解、待機してもらうよ、
後さ、王ってまともな兄弟いないの?
居ないなら、
この人が王になったら、
国が平和になるって思う人いない?」
「突然何を言い出すのですか…
もしかして王をどうにかするつもりですか?」
「だって、臭いものは元から絶たないと、
平和にならないよ、
王政はさ、最初の王が優れていても、
世襲制だと欲深い自分勝手な息子が継ぐと、
国はおかしくなっちゃう…
だから誰かに代わってもらった方がいいのかな〜
って思っただけ、特に王に何かはしない」
周りが静まり返り、
誰も何も言わなくてなってしまった。
サクラは軽くため息をついて、
「所で食料は間に合ってる?
モンスターは太郎君達が狩って来てくれるけど、
野菜とか無ければ分けますよ」
まだ元気が出ないヴェルセは、
「ここは農村だから、
野菜は足りているから大丈夫、
他に困っている人に分けて下さい」
サクラはニッコリ笑って、
「そうか、分かった、
そうそう、王とか領主はどうでもいい、
供物呼ばわりされてる人は全部救出する、
町とか村から人がいなくなったら…
王はどうするんだろ?見てみたいね、
じゃあオネットアタシは帰るけど、
オネットはまだ残る?」
「いや、私も帰ります、
マスターが捕まえた王の側近の事も気になりますから」
サクラは頷いてから、
太郎に色々指示を出した後、
ポータルを開ける、
ヴェルセは驚いて中を覗くと、
見知った兵士がたくさんいた事に気付いて、
「あああ、残った兵士がみんないる、良かった」
オネットがヴェルセの肩を叩いて、
「鬼人の国が平和になったら、
みなで酒でも飲もう、
だからそれまで無理をしないでくれよ」
ヴェルセと25人の兵士は涙を浮かべながら頷いていた。
サクラ達は別れを告げてポータルに入ると、
オネットが
「マスター、
光石売ったお金です受け取って下さい、
それと茶葉の店でこの様な物を見つけました」
サクラは瓶に入った黒い物を見て、
「え〜マジ?コーヒーまめ〜
オネットありがとう、ちょ〜嬉しい、
みんなにも味わってもらうよ〜
いくらだった?」
「いや、お世話になりっぱなしなので、
私からのプレゼントです」
サクラはオネットを見上げて、
「本当にいいの?
嬉しい〜お言葉に甘えてもらうね、
異世界初めてのプレゼント〜」
はしゃいでいるサクラに気が付いた鬼人達が、
走り寄って来て、
「マスター、帰って来たんですね、
あの王の側近野郎は何も白状しなくって」
サクラはちょっと考え込んで、
「オネット、
アタシちょっとヒューマンの方で寝れる場所を、
建てて来るから先に王の側近に会って来て」
「分かりました」
サクラは軽く手を振って飛んで行った。
オネットとサンセは王の側近に会いに行くが、
側近は通りに置いた椅子に座らせられていた。
「何だ…どこかの部屋に連れて行かなかったのか」
側近の横で待機してた太郎が、
「マスターから指示されなかった、
だからそのまま」
オネット達はプッと吹き出して笑っていたが、
側近を見る目は鋭く光っていた。
「私はオマエを何処かで見た事がある」
側近は不貞腐れた表情でオネットを見ると、
「私は貴方の事は知りませんね、
私は王都では有名人ですから、
知ってる者も多いと思いますよ、
そんな事より何ですかこの扱いは?
後で後悔する事になりますよ」
「後悔?何故ですか?」
「王は私がいないとお困りでしょうから、
探し回るでしょうね、
こんな町一瞬で消えますよ」
オネットはため息をついて、
「分かって無いのは貴方の方ですよ、
この町を襲ったらどうなりますかね、
そんな事よりアクセサリーの事説明して欲しい」
側近は不敵に笑い、
「国家機密です、話せる訳無いでしょ」
「では、マレディク-ダンジョンの事を、
王はマレディクは危ないと言って封鎖したはず、
何故マレディクのアクセサリーがたくさんあったのだ?」
「兵士は嫌ですね、
考える力が無い、脳筋だからですか?
ちょっと考えればわかるでしょ」
「想像はつく、
だが我らの国王がそんな事するかが疑問なんだ」
側近は「アハハ」と大笑いして、
「王の事は何も知らないのですね、
知ってる私は何も言えません、
何をされるか分からないですから」
オネットは腕を組んで側近を見下ろす、
そこにサンセが、
「お前達に取って国民は何だ?」
「国民?王や貴族達の所有物?
野菜や服しか作れない者?
だから私達貴族と王が守ってやっているのです、
王が平民を必要とするなら、
黙って身を捧げればいい」
オネットとサンセの目つきが変わる、
「それで供物などと言っているのか?」
「おや、良くご存知で、
どこまで知っているのか知りませんが、
私は何も言いませんよ」
突然オネットの背後から声がして来る、
「そうか、じゃあオマエ要らないや」
驚いてオネット達が振り向くと、
いつの間にか戻ったサクラがいた。
サクラが側近の前に立つと、
側近は「ヒェ〜」と変な声を出して震える、
サクラとの出会いが余りにも衝撃的だったらしい、
サクラは真面目な顔を側近に近付けて、
「供物は何が1番いいの?
子供?女性?男性?年寄り?」
側近は震えながら、
「オマエは何だ?」
「ただのオタクだ、早く答えろ」
「オタクって何だ?」
「いいから早く答えろ」
側近はサクラを睨んで
「子供だ、親子だともっと効果的だ」
サクラは笑って、ささやく、
「良し分かった、チェンジ」
側近は光に包まれると、
可愛いヒューマンの少女になった。
サクラは大きな鏡を出して側近に向けると、
「どうよ、可愛い女の子になったよ〜
このまま城の敷地に放り投げてやる」
鏡を見つめる側近は顔が真っ白になって、
「何をした…これは嘘だ」
太郎が側近の拘束を解いて、
鏡の前に立たせてから指で頬を突いてみる、
「嘘だ〜これは私では無い」
サクラは笑いながら、
「そんなダブダブの服じゃ可哀想、
このワンピースあげるは」
そう言って取り出したのは、
ティットに最初出してあげたワンピース、
「待て待ってくれ、私は何をされた?」
「オマエが何も言わないなら、
アタシも何も言わない、そのまま帰すだけ」
「こんな状態で城に行ったら…
しかもヒューマンなんて、お願いだ元に戻してくれ」
サクラは冷たく睨むと、
「オマエ達がやって来た事、
同じ思いをすれば良い、
オマエから話を聞かなくても予想はついてる、
ある者がアクセは人数分無いと意味が無いっと言った、
それはアクセを付ければモンスターに襲われ無いとか?
だからマレディク-ダンジョンに入ってアクセを集める事が出来た。
そしてある者はあの快感が忘れられないと言った、
アクセを付けて人の苦しむ姿、悲しむ姿を見て、
アクセが快感を与えてる、
何故ならアクセの食事が負のエネルギー、
人に取り憑いて栄養補給ってところかな?
アクセを付けてもらう為に快感を与える、
このままアクセの言いなりになっていたら、
モンスターはもっと巨大化して、
襲われなくても住む所をぐちゃぐちゃにするだろうね」
側近はまるでこの世の終わりの様な顔をして、
「何故それを知ってる!」
「アタシはアホだけど感は鋭いと言われてた、
でも、何だ〜当たってたか、笑える、
やる事は決まった、領主の所じゃなくって、
城に送ってやる」
「待て、この体を元に戻せるのか?」
サクラは横を向いて、
「ノーコメント」
「じゃあ、有益な情報を話したら元に戻してくれるか?」
「有益ね?聞いて見ないとわかんないな〜」
側近は俯いて何かを悩んでいる様だったが、
決心したのか顔を上げて、
「マレディク-ダンジョンのアクセサリーの中には、
レアな物が幾つかあり、
レアのアクセサリーを装備して攻撃魔法を放つと、
山を1つ吹き飛ばす程の威力がある、
王はそれを使ってこの世界を征服するつもりだ…」
オネットとサンセは驚愕の表情になり、
サクラも驚いた顔になって、
「何だって!」と叫んだ後、
無表情の顔になって、
「何だそんな事か〜
それって何処かの山を試しに吹き飛ばしたって事?」
側近は首を左右に振って、
「私達研究員が、計算して導き出した」
「あ〜良かった、山吹き飛ばされていたら、
絶対に元に戻して来いって言われたわ、
じゃあどうしようかな?この女の子」
「お願いだ元に戻してくれ、何をされるか…」
「自分がして来たから恐ろしいんだね〜
因果応報、全ての言動と行いは戻って来る、
元に戻した後はどうする?
また人を使って実験するの?」
「もうしない、
どうか遠くの村に連れて行ってくれ」
サクラが悩んでいると、オネットが、
「マスター、
この者を鬼人の男の子にしてもらえませんか?
この町で世話をして反省させます、
ここはホーリーマウントの麓、
王都からしたら遠くの町です」
側近はホーリーマウントに反応して、
山の方に向き直り山を見上げて、
「オマエら…何でこんな所で生活出来てる?
こんな恐ろしい場所で生活出来る訳無い」
側近の反応に笑っているオネットをサクラは見て、
「オネット達はそれでいいの?」
「はい、子供が居れば親達も喜ぶでしょう」
「そう言ってくれるなら」
サクラが手をかざすと、
可愛い女の子から可愛い鬼人の男の子になった。
「これからは人の為になる研究しろよ」
側近はサクラの顔を見て、
「だから、王が世界を征服しちゃうかもしれないんだ、
元の姿じゃ無ければ殺される」
サクラは大きくため息をつくと、
「そんな事はさせない、
この世界を回復させる為に呼ばれたんだから」
側近は(何言ってるのコイツ)って顔をしてたが、
そんな事は気にも留めずに、
オネット達に後は任せて拠点の戻る、
拠点ではちょうど夕食の時間らしく、
食堂から賑やかな声は聞こえるが、
他は静かなものだった、
星神や精霊王達も食堂にいるらしく、
(あいつら…ここの生活を満喫してるだけだな)
そんな事を思いながら今後の事を考えると、
頭が痛くなりそうだった、
(バル達にも今回の事は伝え無ければならない、
伝えたら、また王に報告とか言い出す、
何か乗り物を作って、
無理矢理に乗せて王都まで太郎君に引っ張ってもらう、
後は星神を上手く利用して…ムフフ)
そんな事を考えていると、
食堂から星神が出て来て、
サクラが呼び止め、
「サクラさん帰っていたのですね、
鬼人の町はどうでしたか?」
サクラはわざと難しい顔を作り、
「それが…大変な事があって、
それに星の状態が変な理由も1つ分かった」
星神はサクラの話に食い付いて来たので、
今までの事を全て話すと、
星神は両手で顔を押さえて、
「そんな恐ろしい事が起こっていたなんて、
サクラさんどうしたらいいでしょ」
サクラは嬉しそうに笑うと、
「まずマレディク-ダンジョンを調べて、
出来る事なら消滅させたい、
次にアホな王を説得する、
もうアクセサリーは使わない、
この星の存続に関わるから、
その為にはアタシみたいな子供に見える奴が、
何を言っても駄目だと思うから、
絶対的な知名度があり、
尊敬されている人が説得すれば、
言う事を聞くかも知れない」
「そんな方居るのですか?」
「アタシの目の前にいる」
「えっ?私ですか?」
サクラは頷いて、
「エイストが星神に会った時の事を考えれば、
話は聞くと思う」
「ちょっと待って下さい、
私は負のエネルギーとやらには免疫が無いので、
地上に降りるのは難しいです」
サクラは手のひらを向けて星神を黙らせると、
「それは大丈夫だと思う、
アタシだって色々やっていく内に気が付いた事がある、
アタシの治癒魔法と浄化魔法は、
この星の物では無いとバル達にも言われて、
色々考えたら…
治癒や浄化じゃ無いかもって思って思い出したのが、
光魔法と言うスキルがあった事、
それは光を当て癒す魔法の様だった、
負のエネルギーを消す魔法、
それで体に光を纏わせたら結界になるのでは?
負のエネルギーに対抗出来るのでは?
と、思ってやって見たら、
光魔法を纏う事が出来ました。
それを星神に使ってみるから、
麓まで降りて試して見て、
駄目だったら、ポータルから説得してもらう」
「でっでは、最初からポータルで良いのでは?」
サクラは目を細めながら、
「麓には町見たいのが2つある、
今後の事も考えて、
人の生活を見た方がいいと思うよ」
「ここで見させてもらってます」
「えっ?ちょっと待って、
もしかして人見知り?コミュ障?」
星神は頬を赤らめて、
「そっそんな事は無いです」
サクラは疑いの目で星神を見て、
「まぁ〜どうでも良いけど、
やってもらうのは決定ね、
だって星神言ってたじゃん、
これからは私達が家族です、
何でも協力しますって、
はっまさか…うそ…」
「嘘じゃ無いです、
頑張って協力します」
星神は涙目で答えていた。
サクラと星神を見て、
精霊王達も集まって来た。
サクラは説明をした後、
「精霊王達にも協力はしてもらうからね」
サクラは口だけで笑い、
目は笑っていない冷たい目だった。
読ん頂きありがとうございました^ - ^




