第五章エピローグ
うっかり8/14にあげてしまったものを8/15に上げ直しています……
私は冷蔵庫の中にあったもやしをむしゃった。
ああ。ここで一区切りか。
少しばかり、いつもより短かったな。
(お祭り楽しかった〜!)
そうか…良かったな。ほとんど祭りの下りは見てなかったけど。
(えっ。見てなかったの!?もったいな!)
ああ。ファンタジー、というものについて調べていた。
私達はアパートから父親の書斎へ移動していた。
ファンタジーの系統には、いろいろなものがあるらしい。
ステ振り、とか。魔王、とか。勇者、とか。ダンジョン、とか。ハーレム、とか。
ステ振り、があれば便利だったのに…ストレングスに全振りして俺TUEEEEして無双出来たのに。
(すてふり?すとれんぐす?むそー?)
……。
…自分で身体能力をいじれたら便利だったのに。そしたら腕力をめっちゃ鍛えて敵をなぎ払えたのに。
(あーー!なるほどね?筋肉こそすべて!)
そういうことだ。
だがこの世界の戦う手段は、スキルとテクニック、そしてマジックしかない。
さて、その大事なスキルを見ていくか。
(見てこー見てこーー!)
神スキル[君臨!たぬきんぐ!]
効果…一分だけの特殊状態。冠をかぶり、ジャイアントたぬきくらい大きい素敵なたぬきになる。召喚したたぬきたちに命令ができる。一切の補助スキルを受け付けない。また、その後暫くSP、HPの回復不可。
SP…100
取得条件…マジック使用20回記念神からのギフトボックス開封。
スキル[建国!たぬきんぐだむ!]
効果…108匹以上のたぬきを呼び出す。そのたぬきどれもが同時にたぬきんぐの命令を受諾し、スキルを発動する。ただし、攻撃力が÷108
SP…たぬきんぐを発動していること。
取得条件…たぬきんぐの取得。
スキル[崩壊!たぬきんぐだむ!]
効果…呼び出したたぬきを引っ込める。同時に、たぬきんぐの変身状態が途中で解けるが、十秒間だけSP無しでのスキルが使用可能で、動くことができる。
SP…建国!たぬきんぐだむの発動。
取得条件…たぬきんぐの取得。
テクニック[熱耐性小]
効果…ちょっと熱くない。
取得条件…熱いものに自らをさらし続ける。
これだけ……?いや、十分か。
たとえ1分であってもスキル使い放題……エクセレント・パイオニア、だっけ、あの人間みたいに詠唱をしなければ、いくつも撃ててきっと無敵だ。無双だ。たこなぐりだ。
私達が思っているよりも、1分は長い。
ためしに、お風呂の中や…今、目を瞑って、60秒数えてみるといい。とても長い。
(つまり、たぬきんぐを見たものは〜生きては帰れない……、ということだよね、そうだよね!?)
たぬき娘が嬉しそうに言った。そこまででは…ない気がする…が。
まあ、嬉しいならいいか。
……本当に、甘くなったな。
そろそろ、進軍を開始するか。
軍、なんてもの、作れないけど。ああ、たぬき軍ならできるか?
その前に、用意をしなきゃな。色々。
人間と関わるのが怖いのは……あの光景がちらつくから。
たぬきなら、たぬたぬしか言わないだろう。
わざわざ人間の形を取らせるなんて、滑稽だ。
第五章はこれにて閉幕となります!
お付き合い頂きありがとうございました!
第六章はキングビーストに再挑戦!
フューを迎えた4人パーティは、果たしてキングビーストを討伐できるのか?
新ドリーマーも登場します。
現実世界では学園祭!
良ければ★、感想、ブクマ、レビュー等々、よろしくお願い致します!




