表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DREAMERS WORLD 〜たぬきはせかいをすくえるか?〜   作者: からかさたぬき
第5章 デスヘル編・ドリーマー戦線後編
PR
75/85

ホッとブレイクホットスプリング?


 ねえ、かぽーん……って音、鳴らせたことある?


 桶を床にぽん、つけてみるけど、ごとんって音しか、しない。

 ぬううううん……?


 湯けむり!硫黄の臭い!なんかやばい感じの空!そして片手に持った牛乳パック!



 そう!ここは!なんと!



 ほおおっっとすぷりいいいんんぐ!


「温泉だあああ!」



 だあああ…だあああ…だあああ…。

 反響ありがとう!いい仕事してるねっ!ブイッ!


 僕はバスタオルを体に巻き、温泉を前に仁王立ちしていた。


 そして、看板を見やる。


 「ペット可」


 よし!よし!よし!


 マジックオープン!

 たたたたたたたあああぬうううきいいい変身!


 「マジックオープン![たぬき変身]!」


 バスタオルをバサッと投げ捨てたぬきになる。

 その動作同時!


 ばしゃあああん!


 あ〜一回やってみたかった…やってみたかったのだよ!

 温泉に飛び込むという暴挙を!


 泳いじゃうよ〜うへえーい!

 牛乳飲みながら浸かっちゃうもんねえええ!


 《テクニックを獲得しました》


 お!?


 あれかな、泳ぐ的なアレかな!


《神からのギフトボックスが持ち物アプリへ贈られました。》


 ぬえ!?なにそれ!?


 と、とりあえず、ギフトって言うし、ギフトを!ギフトをご拝見しなくては!

 ……落ち着こ、落ち着こう。ふっふはー。温泉と、ギフトで、少しばかり、舞い上がってしまった。


 改めて、温泉にゆっくり浸かる。

 肩までしっかり。じんわり暖か。


 「はぬ〜…」


 ごくらくごくらくう〜。

 居る場所は地獄みたいなとこだけどねー。


 そう、僕はまだ、マグマと、火山と、和風のお城の街…デスヘルにいる。


 というか、まだまだ本戦の真っ只中である。



 こうなった経緯は……。


 ええっと……


いけぼ、の男を踏みつけてお城に行った

お城付近ではなんか怖そうな人達がいっぱいいたので、ただのたぬきを装ってそっと離れた

温泉街に来た

寂れてた

せっかくなので久しぶりに温泉に浸かってみることにした

温泉が思ったより小さかった

誰もいないのでまあいっかとたぬきになってみた

スキル?あれ、テクニックだっけ?を獲得した。


だ!うんうん。お風呂の中だと頭がよく働くね!


 ただのたぬきを装うのは割と楽だった。

 まず、見向きもされなかったし。

 ふふふ。さすが僕。スキルを使わずして見つからないとはなんとも。

 ……さびしー。


 …[餌]でも使えばよかったかなー。でもなー。多分餌にされて終わるなー。


 サンクはすでに、先程のドリーマー速報?とかなんとやらのリストにいなかったし。生き残りたくば隠れてないと。僕がサンクより強いわけないからなー……言ってて悲しくなってきた。

 絶対100位以内に入るって燃えてたルイは、ブルームにいるみたいだった。ルイはなー、ハープで人を殴れるからなー。強いよなー。

 ビアンカとフューは……あれ、そういや大会全部を通して、見た覚え無いな。フューに会ったら聞いてみよ。

 ……そーだよ!フューとビアンカ!僕アリオールに連れ去られて、劇的な別れをしたんだった!!忘れてた!今の今まで!流されるまま!

 

 ……やっぱりお風呂は色々思い出せるね。


 ……大丈夫かなあ。二人とも。まだ、あの島に居たらどうしよう……。流石に、アリオール達もそこまで無慈悲じゃない……かな?うん、サンクも特に、えっと、ワープゥに不快感は覚えてたけど、痛い事とかされなかったみたいだし。


 そんなワープゥと、そしてアリオールはさっきのドリーマー速報、でも残っていた。

 ところがジュンは見当たらなかった。あとで煽っておこう。


 さてさて、煽り返されないように、生き残るため、ゲットしたスキルを確認、の前に!

 なんか名前違った気がするけど、神からのプレゼント?みたいな?とは?なんぞやぞやぞやがやがや。


 僕はなんでかぬるくなった…いや冷たくなった温泉から上がって、たぬきのまま更衣室に入り、服の中に自らを埋めて、変身を解いた。

 やばい超便利。袖に腕を通さなくても服が着れちゃうとは!


 はっ。それどころじゃなくて、スマホスマホ……。


 持ち物アプリを開く。

 何かの素材とか、無料のポーションとか、ドラゴンに変身できる薬とかの中に、それはあった。ドラゴンに変身できる薬はなー……買ったけど、使う機会はあるのか……。


 明らかなプレゼントボックス。


 タップ!


 ポコン、という音がして、ボックスが開くモーションと、機械音が響いた。



《神スキルを取得しました。

神スキル[君臨!たぬきんぐ!]

効果…一分だけの特殊状態。冠をかぶり、ジャイアントたぬきくらい大きい素敵なたぬきになる。召喚したたぬきたちに命令ができる。一切の補助スキルを受け付けない。また、その後暫くSP、HPの回復不可。

SP…100

取得条件…マジック使用20回記念怒られた神からのギフトボックス開封。


神スキル[建国!たぬきんぐだむ!]

効果…108匹以上のたぬきを呼び出す。そのたぬきどれもが同時にたぬきんぐの命令を受諾し、スキルを発動する。ただし、攻撃力が÷108

SP…たぬきんぐを発動していること。

取得条件…たぬきんぐの取得。


神スキル[崩壊!たぬきんぐだむ!]

効果…呼び出したたぬきを引っ込める。同時に、たぬきんぐの変身状態が途中で解けるが、十秒間だけSP無しでのスキルが使用可能で、動くことができる。

SP…建国!たぬきんぐだむの発動。

取得条件…たぬきんぐの取得。》


 お、お、お!?

 3つ!?3つすごい!3つってすごいんじゃない!?

 だってだって、死んだら手に入るスキルが3つも、だよ!?

 あれだなー。次会ったら、神様にお礼を言わないと!

 特に評価高いとこは、「大きい素敵なたぬき」ってところだな!神様見る目あるう〜!



 あ。こんな豪華なもののあとで霞むけど、さっきのテクニックも確認しなきゃなー。


「テクニック[熱耐性小]

効果…ちょっと熱くない。

取得条件…熱いものに自らをさらし続ける。」


 あー。どーりで。

 さっきから温泉冷たいと思った〜。

 ……温泉。楽しめないってこと?


 そんなあああああああ!?


 いやいや、もっとお湯の温度を上げればいいんだ!そうだよ!そのとおりだよ!僕天才!

 あれかな!?マグマ的な敵を倒したら炎出るスキルゲットできないかな!?

 そうすれば、水をもっと熱して……!


 よーーーし!目指せ!熱々露天風呂!



今回の来羽は冴えてる?温泉パワー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ