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7月
ハッと目が覚めた。
何だかお腹が空いた。
悲しい音を奏でるお腹をさすりながら、僕は冷蔵庫を開けて食べ物を取り出した。
食パン、バター、牛乳、ミニトマト。
朝ごはんには十分すぎるラインナップだ。
私はバターをパンに塗って、美味しく頂いた。
……珍しすぎて、胃もたれしそうだ。
朝の支度をして、学校へ向かう。
放課後。
私はベッドに倒れ込んでいた。
ひどく疲れている。なぜだかは分からない。昨日は特に疲れることはしていないと思うんだけど……体育もなかったし。
というか、今日の記憶が、ほぼない。浮かんでくるのは、毒々しい色の山。それだけ。
……。
嫌な気持ちのまま、寝た。
起きた。スッキリとしない。
定時通りの毎日。日常。変わらない。
何も覚えてない。
テレビを付ける。
やっているのは、夏休みにおすすめなレジャースポット特集だ。
……そういえば、昏睡事件のニュースはさっぱり見なくなったな。
軽く調べてみると、「狸寝入り現象」なる名前が付けられた事がわかった。
なんだ、狸に失礼じゃないか?
……遅刻してしまう。急がなければ。
何日後か。だろうか。
眠るとき、
そのまま、意識が沈んでいくような感覚がした。寝たくないって心は悲鳴を上げているのに。
どうしても脳が聞かなかった。




