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再開or遭遇?


思っていたよりも、ビアンカの返事はあっさりしていた。

曰く、

「いーよー?」

だ、そうだ。


僕的には、ビアンカは何かしらの信念を持って、ドリーマーカルスに行っていないのだと思っていた。ただ単に知らなかったらしい。


な〜んだっ!僕だけじゃないじゃん知らないの!


騙された〜とジュンを見ると、ジュンはどことなくふてくされていた。それは僕に対してではなく、その視線はスマホに向けられていた。


ジュンが考えている事はよくわからない。けれど、何も言わないって事は何も不満はないってことだろう。



さて、まだ問題は残っている。

この一週間をどう潰すかだ。

次の船、が来るまで一週間ある。


でもでも、ストーンモスを倒したから、狩られる心配はないはず!

だって、一番最初にジュンがそう言ってたしね。ストーンモスがいたら、狩られる可能性があるって。なんかそんな感じだった気がする。


「で、どうするのー?」

フューがふうっとため息をついた。待って。僕としゃべるとみんなため息つかないか!?


「そうですね。先程の大きな島ならばモンスターが多くいましたが、今いるこの島は何もありません。したがって、一週間暮らすには大方無理な状況に追い込まれているかと。」



え。


えええええ!?


だってだってストーンモスを狩ったらオッケーだって……。何でも解決するって……え、そこまでは言ってない?うーん。


どうしよう……。


「本当に状況が分かっていなかったんですね。」

フューは呆れ顔でそう言い捨てた。


僕は改めて辺りを見回した。


草以外何もない島だ。


僕のお腹がぐうっと、情けない音を出した。

お昼食べてないんだった……

草……


「食べれるかな……?」

「ファッ!?」

ジュンがすっとんきょうな声を上げた。どうしたんだろう?


それよりもお腹がすいた。


「なにかない……?」

「そうですね。なにかありませんかジュンさん?」

「なんで俺なんだよ……」

「ビアンカ、ビアンカもお腹空いたぞー!」


こまった。

気分を紛らわすために、僕はスマホに触れた。

あっ……ああ!!


「サンクに、メッセージを送って、助けて貰えばいいかも!」

「わーーーなななななんてことを思いつくんですか!忘れて下さい今すぐに!」

「ああ。その手があったな。らいうにしてはいい思いつきだ。」

ジュンがぽんっと手を打った。


「ただ、サンクがあの見張りをくぐり抜けられるかどうかが問題だな。」

確かに……。

「きっと大丈夫だよ!」

「いや待ってください!サンクさんに助けにきていただく前提になってますけどおかしいですから!自分達が、サンクさんを、助けるんですよ!覚えていますか!?Are you crazy?やめてください!Stop!」


「うーん。とりあえずメッセージを送ってみる?」

「それでいいと思うぞ。」

ジュンの返事が超適当で投げやりだ。

でもほら、八方塞がりだし。僕その槍受け取っちゃう。

ワンチャンにかける!


「いやいやいやいやいやいや!ダメですダメですダメですって!

えーーー...そう!サンクさんだってきっとスマホを取られたり、忙しかったりと何かと大変なはずでッッッッ」


何かごちゃごちゃ言っているフューを放っておいて、僕はスマホを開いてサンクへメッセージを送った。

「サンクへ。今、ストーンモスの島の近くのよくわかんない島にいるんだけど、食料がなくて困っているので助けてください……っと。助けにきてくれるかなあ?」

「ま、一か八かだな。」


「ああ……」

がっくりとフューが膝から崩れ落ちた。

返事が返ってこなかったら返ってこなかったで、別の方法を考えれば良いんだし、フュー、そんなに落ち込む必要はないよ。

僕の方が上手だったからと言ってね!



大きな、豪華客船みたいな船が来たのはそれから一時間後のことであった。


僕は、フューの言う事を聞かなかった事を、後悔した。


サンクはスマホを没収されていませんでした。

フューは未だにアリオールが怖いです。

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