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第一章エピローグ


正直に言って、頭を抱えて唸りたかった。

(過去を振り返るって辛いよねえ〜)

そうじゃない。

そうではない。


夢?の中の自分がこいつだということに対して非常に腹が立っているのだ。


(え、ひどい)


ちっとも理性的、論理的ではない。私が、目指したい私は、こうじゃない。

(ん〜なら、君が目指したい君は何?)


それは……


……理性的に、論理的に、冷静に、判断できる私。

(それってもう人間じゃないよー!ロボちゃんだよー!)

うるさい。とりあえず、情報を整理しないと。


仮に、あなたが居た世界を夢の世界、とする。

(おっけー)

夢の世界ではマジック、だとかスキル、だとかテクニックとか言うものが使える、という事がすごく、行動の上で大きなことなのではないかと推測した。

(じゃあ、じゃあ、君がいた世界にはないの!?)

そんなものがあってどうするの?何に使うの?無用の長物でしょう?

(そうなの?)

……意味がないよ。そう。でも少し、あなたの世界が

(僕の世界が?)

なんでもない。


夢の世界で、こいつが

(こいつじゃなくて、ら、い、う〜〜〜)

こいつが取得したスキルとテクニック、それにマジックは

(無視された!?)


「マジック[たぬき変身!]

たぬきに変身する。素早さがおよそ十倍になる。攻撃力が三倍になる。ただし、スマホの使用不可。

また、常時、変身用武器以外の武器の携帯不可。防御力がある装備の装着不可。また、たぬき状態以外でのスキル使用不可。」


「スキル「応援」

効果…パーティメンバーの耐久性、もしくは攻撃威力、または速度をアップ。

SP条件…他のスキルを十秒間使っていない時。SP1使用。

取得…自分は何もせず、応援し続けること。」


「スキル「挑発」

効果…ランダムに近くにいる敵10体をおびき寄せる。(ボスモンスター・ドリーマー除く)

SP…5

取得条件…ダメージを与えずにモンスターから注目されること。」


「テクニック 「毒耐性 小」

効果…弱い毒を無効化する。

取得条件…毒を浴び続ける。」


「固有テクニック「狸鍋を回避するために」

効果…目の前で使われたスキル、テクニックの詳細を把握できる。(初回のみ)

取得条件……命の危険があるときにマジックを使い狸になる。」


……である。


(ジュンやサンクのスキルは良いの?)

整理したって意味がない。そうでしょう。

(え、そんなことないよ!なんか僕よくわかんないけど!いっぱいスキルある方が良さそうじゃん!)


私だって、スキルが何か、なんてきちんと理解できていない。だけれども、他人のスキルは自分で使えない。

つまり、他人のスキルを整理しても意味がない。


僕はやっぱりよく分かんないけど、と、脳内の声は食い下がる。

(お願いして、手伝ってもらえば!?)

脳内に響くその声は、いいことを思いついたとでも言うように嬉々とした声でそう叫んだ。


……ふざけるな。

無理に決まってる。

誰かに頼ることなんて。

(え。)


なんでもない。……誰かに頼って、ろくなことがなかったってこと。ただそれだけ。


まだ何も思いつかない。

"こう"なった明確な原因も。

それにどうやって対処するかも。

まだあのたぬき娘の変な冒険を見続ける必要がありそうだ。



ドリーマーズワールドに取り込まれた、

この退屈な世界を、

いまだ何が為かも分からず取り戻す、


そのためだけに。




これにて第一章が完結しました!

お疲れ様でした。


第二章の更新は物語の都合上、5月になります。


4月中はとりあえず、X(旧Twitter)を中心に活動していこうかと思っています(→https://x.com/Karakasa_Tanuki)

キャラクターの見た目や世界設定、更新通知など、小説に関する事を投稿しています。

ご査収ください


第二章において舞台となるのは、砂漠の街キングビースト。らいうはジュンやサンクの他に、様々なドリーマー達と出会う事になります。

乞うご期待ください!

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― 新着の感想 ―
ここまで読ませていただきました。 夢のお話かな?と思っていたら、だんだん現実にも侵食している? どこからどこまでが夢なのか現なのか、毎回謎の深まるお話に、まさに「たぬきに化かされている」ような感覚に陥…
Xの方から伺わせていただきました! なろう系的なストーリーが軸にありつつも、主人公がかなりアクが強いキャラ付けをしていて、そこを受け入れられるかどうかで大きく好みの分かれる作風をしているように感じま…
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