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番外編2(後編)

 全力で努力していることは認めてはいるのだ。

「上達しませんね……」

 気まずそうに踏んだ足をどけるナツを見て、カミロはため息をついた。一度崩した口調は、さすがに元に戻していた。仮にも相手は聖女であり、立場としては上であっても、気安い口を聞けるものではない。


 あれからさらに数日が過ぎた。

 次の夜会も間近というのだが、なかなか相手に合わせて踊ることができない。特に今日はひどい有様で、足が少しも追いついていなかった。

「もう一回! もう一回です! ワンモアチャンス!」

「そう言って、何度やったと」

 もう一回、もう一回、と手を叩いて囃し立てるナツを見やり、カミロはふと言葉を止めた。なにとはなしに違和感がある。

 口と手ばかりはやかましいが、足が動いていない。棒立ちのまま上半身で揺れる彼女は不自然だった。

「…………ナツ様、手を」

 踊りに誘うようなしぐさで、カミロはナツから少し離れて手を差し出した。「よしきた」とナツは拍手をし、手を取ろうと足を踏み出す。

 が、数歩も歩かないうちに転んだ。

 脱力したような転び方にナツは驚き、カミロは眉をしかめた。足に力が入っていないのではないだろうか。

 一度呆けたように床を睨み、ナツはすぐにその表情を安い悔しさに変えた。その一瞬の変化を見つけて、カミロはますます眉間のしわを深くする。

「この私が転ぶなど!」と憎しみを込めて絨毯の毛をむしるが、自らの足についてはナツは何も言わない。

 安直なナツの底しれなさを見た気がした。


「今日は終わりにしましょう」

 口を結んで立ち上がろうとするナツに手を貸し、カミロは言った。「なぜに」とナツは当たり前のように反発する。

「足を休めなければ、踊れるものも踊れません。夜会までもう日がありません、練習はやめて休みましょう」

 夜遅くまでの練習も負担になっていただろう。それ以外に、誰も見ていないところでひとり踊っていたのかもしれない。カミロさえ知らず、誰にも知られずに。

 弱々しく立ち上がったナツは、カミロを見上げて瞬いた。その顔が見る間に不満にまみれていく。

「いやです」

「その調子で練習しても、上達などしません」

「いやだ!」

「本番で恥をかくのはナツ様です」

 む、とナツは口をつぐみ、体を支えるカミロの手を振り払った。

 倒れるのではないかと思ったが、さすがの意地っ張りである。足で床を踏みしめ、両手を握りしめた。危うげない立ち姿に思えるが、あまり信頼できないとカミロは思った。

「完璧に踊るんだ、恥をかかせ返してやる!」

「足は」

「これもハンデだ! ヌルゲーの目隠しプレイみたいなものだ! 回復アイテム縛りプレイだ、こんなもの!」

「ナツ様」

 わめくナツに対し、カミロは言うべき言葉を少し悩んだ。

 彼女の努力は認める。しかし、それで上達しないのであれば、つまりはそういうことなのだ。今までの練習を無為とは言いたくないが、結果につながらないのは事実。これ以上、踊らせるべきではない。

 王城に仕える身として、カミロも一通り取り繕った言葉は知っている。それでもナツを相手に、説得をするのは難しく感じられた。

「……努力していることは知っています」

 考えながら、カミロはゆっくりと言葉を吐いた。ナツが一度、いぶかしむようにカミロを見た。

「ナツ様はがんばっておられる。それは誰にも笑われることではありません」

「うぐ」とナツが相槌ともつかない声を出して呻いた。両手でドレスの裾を握り、カミロから目をそらして彼女はうつむく。何気なく眺めれば、肩が震えているように見えた。

「踊れずとも恥ではありません。それを笑う相手の方が恥ずかしい」

 少なくとも、今のナツの姿をカミロは笑いはしない。

 言葉を区切ると、夜半の静けさが染み入った。ナツは黙っている。カミロは彼女が顔を上げるのを辛抱強く待った。


「そ」

「そ?」

 しばらくして、ナツは短い言葉を発した。問い返してもうつむいたまま、肩を大きく上下させる。

 深呼吸をしているらしい、と気がついたときにはもう遅い。直後に聞こえた甲高い叫びに、カミロは面食らわせられた。

「そんなもの! なんの慰めにもならん!!」

 耳に痛くて、思わず片目を閉じた。反射的に片手が耳を塞ぐ。

 夜の静寂を打ち破り、城中を震わす声である。この小さな体の、いったいどこから出てくるのか。

「結果のない努力ほど無駄なものはない! いいか、私は恥をかかせられた。でも相手は恥をかいていない。こんな理不尽があるものか!」

 再びナツに目をやれば、全身に怒りをたぎらせた姿が映る。気持ちを抑えきれないように握りしめた手を上下に動かし、顔を真っ赤にして震えていた。

「さらし者にするまでこの復讐は終わらん! 終わらせん! 世の中はすべて結果論。結果が出て初めて努力なのです! がんばったけど駄目だったなら、それはがんばってない! くそっくらえだ!!」

 歯を食いしばり、感情任せに地面を踏みしめようとして、ナツは再び転んだ。足が弱っていると自分で知っているだろうに、なんとも間抜けな有様である。

「起こせー!」と叫んだので、カミロはやれやれと手を貸した。やはりと言うべきか。まともに説得できるとは思えなかったが、予想を下回る反応だ。

「つまりナツ様は、上手く踊ることが目的ではないと?」

「然り!」

 助け起こされつつも、大きな態度は変わらない。同情の心も消えていくのがわかった。

「私と同じ目に遭えばよいのです!」

「……恥をかかせたいと」

「いかにも! 笑ったことを後悔させたいのです!」

 ひどい聖女もいたものである。

 しかし、恥をかかせるだけならば、これ以上踊りを教えるよりも簡単かもしれない、とカミロは思った。少なくとも、足を休ませる方法はある。

「ナツ様、それなら――」


 いっそ、足を思いきり踏んでやるといい。それこそ、相手が転んでしまうくらいに。

 そう言うと、ナツは訝しげに瞬いた。

「ナツ様は何食わぬ顔で踊っていればいい。どちらが踏んだかなんて周りにはわからない。転んだほうがつたなく、恥ずかしいだけです」

「なるほど!」

 こういうときだけは呑み込みが早い。ナツは満足そうに声を上げ、手を打った。たしかにたしかに、と何度もうなずく。

 先に笑い者にしてしまえば、真実はどうあれ周りの人間はそちらに流れてしまうものだ。足を踏まれても引っかけられても、さらし者の言い訳にしかならない。

 もちろん、踊り自体があまりにつたない場合は別だ。傍から見て、ナツが違和感なく踊れていることが最低条件である。

 夜の練習で、彼女一人の踊り自体はそれなりになった。努力の甲斐あったな、とカミロは口の端を曲げた。

「ううむ、ナイスアイディア。私のサマーソルトが火を噴きますね!」

 相変わらず意味の分からないことを言いながら、ナツはねぎらうようにカミロを見やった。

「よくやった。よくやりました」

 大上段である。もはやこういうものなのだと、カミロは諦めつつあった。そういう生き物なのだ。

「護衛のくせに、意外と役に立つものです、えー……あなた、名前なんでしたっけ」

「何度か名乗ったつもりですが」

「そんなもの、覚えているはずがないでしょう」

 同じクラスの人間だって全員覚えきれずに、どうやって似たような片仮名の名を覚えられるのだ。卒業アルバムでお前は全員の顔を覚えているのか、とナツは居丈高に言った。

 カミロはうんざりと首を振る。言っていることもわからないし、その膨れ上がった態度も理解しがたい。少なくとも自慢できることではないはずだ。

「名前なんて言っても減るものじゃないですし、何回か聞いて覚えるものなんですよ、はよ!」

「…………カミロ」

「カミロ、うん、カミロさん。オーケイ覚えた、覚えました」

 ナツは親指を立ててそう言った。到底信用できるものではない。カミロは胡乱な瞳をナツに向けた。





 ○


 神官長に呼ばれ、次の寄付金の納入と、神殿兵と近衛兵の合同訓練についての相談をした。その帰り際のことだった。

「ナツ様を守ってやってくださいませ」

 神官長の部屋を退室しようとしていたカミロは、扉に伸ばした手を引いて振り返った。

 老木のような体を椅子に沈め、執務用の机を前に微笑む神官長の姿が目に入る。人のよさそうな顔つきの好々爺であるが、それが見た目だけであることはカミロも知っていた。

「あの方は未だこの世界に不慣れで、不安でおられる。支えになってさしあげてください」

「……私が、ですか」

「神官たちを、ナツ様は遠ざけてしまわれます。王家の侍女たちもまた、ナツ様は頼ろうとしません。今、ナツ様のもっとも近くにおられるのは、あなたなのですよ、カミロ殿」

 神官長は両手を組み合わせ、しみじみと言った。

 たしかにナツは、半年を聖女として過ごしながら、親しい神官や侍女を作っているという様子はない。侍女や神官たちとしては、彼女の身の回りをかいがいしく世話しているのだが、なにしろ相手に名前さえ覚える気がないのだ。どれほど手を焼いて見せても、得られるのは無感情のみである。

「不安を取り除いて差し上げてください。ナツ様はなにも恐れることなどないのだと、導いて差し上げてください」

 それはつまり、神殿に都合のいい人間に仕立てろと言うことだ。カミロは肯定も否定もせず、無言で神官長を見やった。神官長は両手を握り直し、少し笑みを深くした。

「近頃、第二王子殿下がナツ様のことを罵っておられると聞いております。あの方は長く聖女嫌いでいらっしゃいますから……ですが、聖女様とは神の顕現であり、この世界にはなくてはならない方」

 カミロは黙っていた。神官長が窺うような視線を向ける。

「あまり冒涜されないように、カミロ殿から進言していただけないでしょうか。この国の王子ともいう方があの態度では、いずれ反発を招きますよ」

 カミロ殿は殿下と親しいから、と神官長はやわらかい口調を崩さずに言った。だから価値があるのだと、言外の含みがある。

 王子は神殿との対立を望んでおり、そのために聖女を挑発している。一方の神殿としては、王家と上手く馴れ合いたい。反目する両者にとって、神殿にも近しく王子とも親しいカミロは、どちらにとっても利用価値の高い存在であった。

「よろしくお願いいたします」

 そう言って神官長は言葉を締めくくった。カミロはほとんど反射的に、ただ無難に、唯々諾々とうなずいた。

「……はい」

 意思の介在しない、つまらない返答だと、カミロは自分自身で噛みしめた。

 だが他に、どんな返答ができるというのだ?


 ○





「ざまあです。草生えます。生い茂ります!」

 夜会の終わり。部屋ではナツが笑い転げていた。

 欠席していたカミロには詳細はわからないが、どうやら首尾よく言ったらしい。顛末を聞きに部屋を訪ねてみれば、ずっとこの調子である。

「カミロさんの微弱な助力のおかげですよ。八割がたは私の努力です。しかし私はまだ本気を出していません。本気を出せばカミロさんの微力など、頼るまでもない」

 褒められているのか貶されているのかよくわからない。

 カミロは腑に落ちない心持ちでナツを見やった。椅子にふんぞり返り、夜会服にもかかわらず足を組んでいるところを見ると、すでに足もよくなっているのだろう。

「私の素晴らしい雄姿、見られなかったのは残念なことです。カミロさんもこれで私に無礼な態度を取らなくなるでしょう!」

「……覚えていたのか」

 意外さと、そのときの自身の短絡さを思い出し、カミロは思わず口調が乱れた。あわてて口元を隠すが、ナツは別段気にした風もなかった。

「無礼者は忘れません!」

 そう言いつつも、目の前の無礼者は取り逃がしている。

 ナツは悦に入ったように「くくく」と笑い、少しずつ段階を踏んで高笑いに変えた。芝居がかった笑い方だとカミロは思った。これが悪役の三段笑いであることなど、カミロには知る由もない。

「私を嘲るからです。恥をかかせるからです。私の手にかかればちょろいものです!」

 笑い声に紛れさせながら、ナツは言った。

「すごいでしょう、褒め称えてください! そして恐れ敬うのです! あの男、私と同じ目に」

 笑いすぎたのか、言いながらナツは腹を押さえてうつむく。椅子の上で小刻みに肩を揺らす姿を見下ろしながら、カミロはしみじみと彼女の性格の悪さを実感した。

 もっとも、夜会の人間たちもまた陰険な性悪であるから、お互い様である。侮辱への仕返しに、酔いしれるという感情は理解できなくもない。

「ざまあみろ。たくさんの人に笑われて、私と同じ見世物みたいに、あの男」

 息を切らせ、次第に声をかすれさせながらも、なおもナツは言い募る。ときどき思い出したように笑い声を上げる。肩を上下させて息を吸い、吐く。腹を押さえたまま、顔を上げようとはしない。

「私がいた場所で、同じように笑われて……笑い声が」

「ナツ様?」

 ナツは答えない。カミロに後頭部を向け、喘ぐように長く息を吐いた。それからしばらく、かみ殺すような呼吸が続く。

「ナツさ」

「褒めろ」

「はあ?」

 唐突な言葉に、カミロは礼も忘れて問い返した。満ち足りたように笑っていたと思えば、今度はなんであろうか。

「すごいだろう、いいから褒めろ!」

「……すごいです」

 ナツの声の端は震えていた。とりあえず乞われるままに答えると、ナツがぱっと顔を上げた。不敵に口を曲げた、いつも通りの表情である。

「よし褒められた! 今私褒められたよ! じゃあ出ていけ!」

「な」

「出ていけ! あとは勝利の妄想に酔いしれるのです。あの男の転落人生とその後の復興まで夢想するのに忙しいのですから、出て行ってください!」

「なぜ」

 カミロは目を瞬く。ナツは癇癪を起しているようにも見えた。その割には言葉が冷静で、どちらかと言えば――感情を隠しているようにも見えた。

「無粋な男だな! もう!」

 いいから出ていけ、とナツは立ち上がってカミロの体を押した。もちろん、ナツ程度の力でカミロを追い出せるはずはない。

 ナツはびくともしないカミロを悔しげに見上げた。唇をかみしめ、顔を真っ赤にしている。顔をしかめて憎々しげにカミロを睨めば、その瞳が潤む。

 と思うと、一つしずくがこぼれた。

 ナツは不意を突かれたように、一瞬呆けた。だがすぐに、ごまかすつもりなのか本気で驚いたのか、「ぎゃっ」とよくわからない悲鳴を上げて目元を拭う。

「ナツ様……ナツ、お前」

「勝利に歓喜し興奮しています!」

「お前」

「あー、お前って言った! 無礼な口きいた! そんな口きくならもう部屋に入れてやらないから! 出ていけ!」

 なおさら力を込め、ナツはカミロをぐいぐいと押す。力こそは弱いものの、面食らったカミロは勢いに押されて後ずさる。もはや先ほどの涙の面影もない顔を見やり、カミロは唇を噛んだ。

「ナツ様、お前、一人で泣いていたんですか。前のときも」

「中途半端な敬語を使わないでください!」

「それはお前もだろう、ナツ様」

「うぎゃー!」

 カミロの空気を読まない発言に、ナツは頭を掻いた。それから顔を上げ、安い怒りの表情を前面に押し出す。

「無礼者! 凡愚! 出ていけ!!」

 声を枯らしてナツは叫んだ。


 ○


 追い出されてからしばらく、カミロは部屋の前に立っていた。泣き声が聞こえるかと思ったが、部屋の中は沈黙したままである。

 足音が去るのを待っているのだろう、と考えると、カミロは苦々しい思いがした。

 人の心の機微に、それほど疎いつもりはなかった。これでも護衛として半年、傍にいたのだ。ナツの表情をいくつも見てきた。

 それでもカミロは気がつかなかったし、ナツは気づかせなかった。大騒ぎで部屋を追い出された今は、実際に目にした彼女の涙さえ、見間違いかと思うほどだ。

 ナツへの同情も、信頼を得ようという思惑も、浅はかな考えに思われた。ナツの深淵はもっときっと、カミロの手の届かない遠くにあるのだ。彼女はおそらく、本質的にカミロを必要とはしない。

 たまたま傍にいて、手を貸したのがカミロだった。それ以上のものではなく、手を借りる必要がなくなれば、カミロも有象無象と変わりがない。名前を覚える必要もない。

 苦々しくとも、それが事実だ。カミロの存在はナツにとって慰めにならないから、こうして追い出されたのだ。


 息を吐くと、カミロは緩慢な足取りでナツの部屋の前を離れた。

 彼女が泣くために、今のカミロは不要だ。



 ○



「次はカミロさんと踊るぞ!」

「は?」

 また別の夜会を終えた直後、例によってナツが唐突な宣言をした。

「変なおっぱい令嬢に馬鹿にされた! カミロ様をお慕いしているんですと! だから目にものを見せてやる! 目玉焼きになるほど見せてやる!」

 唇を噛み、両手を握りしめ、足で荒く床を蹴る。一目でわかるほど悔しさを露わにし、ナツはそんなことを言った。どうやらまた、夜会で絡まれたらしい。

「今度は完璧に踊る! カミロさんなら足を踏まれても慣れたものでしょう、いけるいける!」

「……慣れたくもないし、遠慮したい」

「相変わらず無礼だな、カミロさん! カミロ!」

 聖女に対する態度とは思えない。不敬罪で網走番外地に投獄だ、いいか、男色と言うのはなあ、とナツは理解しがたいことを次々と述べる。

 ナツの会話を聞き流しながら、カミロは嘆息した。

 安い怒りに流され、相も変わらず小猿然とした姿は見事だ。彼女の涙も、垣間見た深淵も、すべて夢だったように思える。彼女の意地によって、そう思わせられるのだ。

「さあ踊るぞ、手を!」

 薄い胸を張り、ナツはカミロに手を伸ばした。寄る辺ない世界に一人、背筋を伸ばして立つ姿を眺め、カミロはまぶしさに目を細めた。


 ナツの意地は傲慢で、見苦しく、なにより誇り高い。

 それはカミロにとってひどくうらやましく、妬ましかった。





 ○


 不思議と。

 ナツを教え導くのは自分であるはずなのに、カミロは不思議と、置いて行かれるような心地がした。

 きっといつか、彼女は振り向かずに去っていくのだ。誰の手も取らないままに、遠くへ。


 それはナツの強さであり、そのことを虚しく思うのは、カミロの弱さなのだ。

 カミロには手にすることのできない心のあり方なのだ。





たぶんこのあとちょっとずつ親しくなる。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 一気に全話読んでしまいました! ナツの意地っ張りなところ、すごくよかったです……寂しい夜に見る星みたいな輝き方ですね。本人はかなりぎゃんぎゃんですが、わかってしまうと目をそらせないというか……
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