アイリスの成長
次々と減っていく仲間に恐怖を感じた兵士達は錯乱、あちこち無規則に武器を振り回し同士討ちする奴までた
「見ちゃいられん、俺が戦う!」
そんな中、アニマール王国を指揮してる帝国の魔族の指揮官が前線に出た
彼等オーク達はその自慢の身体能力とパワーでラプトル数体と人間の兵士十名ほど殺した
「お、こんなとこに良いモノ発見~」
オークの一人が、一匹のコンプソグナトゥスを捕まえてしまった
彼はコンプソグナトゥスに電撃魔法を浴びせていたぶった
「捕まえたぜコンピーちゃん、俺は小さい恐竜を虐めて大物の恐竜の歯を集めるのが趣味でな・・・悪く思うなよ」
その光景を見て、俺は
隣にいたアイリスと目配せしうなずき合った
「アイリス、いけるか」
「うん任せて、特訓の成果・・・ダイゴに見てもらいたい」
そう告げたアイリスは城壁をジャンプ、張り付きながら降りていく
そして、そっと彼のオークの背後に近づき・・・
「失せろゴミくず野郎!」
ナイフで右腕をかき切った
切断されたオークの右腕からは緑色の血が噴き出していた
「がぶあああ・・・人間・・・いや竜人風情がぁああ!」
痛みと恐怖で激昂したオークは残った左腕で殴ろうとするが・・・
アイリスの前、彼女の行くてを遮るように
オークの目の前にはディフォロサウルスにコンプソグナトゥスが数匹いた
その目は獲物を狙う目つき
「や、やめて・・・ころさないでぇ」
体は小さくても、大きな殺意の塊がオークに向けられる
目の前に恐竜がいる
その光景にただ恐怖を感じていた、彼はもうみじめに命乞いをする以外なかった
しかし、敵である恐竜にそんな命乞いなど通用するわけもなく・・・
ディフォロサウルスのエリマキが開いた、胃液の発射体勢だ
「ぎゃああああああ!」
ディフォロサウルスが口から放った酸性の粘膜性胃液が顔に当たり、もがき苦しむオーク
そこへ、コンプソグナトゥスの集団が先ほどのお返しと言わんばかりに群がり
彼を捕食した
そこには断末魔しか響かなかった
戦況は圧倒的に同盟軍の有利そう思われていたが・・・
突如として、その怪物は現れた




