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土手南瓜
土手南瓜お前と俺と昼寝する
2022年抒情文芸秋季号佳作 選者 坪内稔典
土手南瓜、本当は土手カボチャとかと書こうかと思いました。そちらの方がユーモアがあるように思えたのですが。今ではあまり使われていませんね。文字通り土手に植えられた南瓜です。あるいは土手に自生している南瓜です。食料には適さないので、飼料に使われています。要するに役に立たないと言う意味から、人を馬鹿にしたりからかったりするときに使ったりする言葉です。でも食べ物が無かった時はそれも食べたそうですよ。
今では勝手に土手で栽培する人もいませんね、昔はのんびりとしていたのか、そこら中で何か植えてました。多分それだけみんな食べ物に窮していたのでしょう。
私はどうも生きるのがへたくそで「役立たず」だったかもしれません、でも土手カボチャのよう日の当たる丘で寝転がると、空が大きく見え心も大きくなるような気がしたものです。それを思いながら作った句です。




