第二十話 俺はアルトだ
# 第二十話 俺はアルトだ
深層最奥で古い扉を見つけてから、《希望の夜明け》はすぐにもう一度そこへ向かったわけではなかった。アルトたちは扉に刻まれていた紋様を何枚もの紙へ写し取り、エレウスや中等部の教師、冒険者組合の職員にも見せ、図書室に残る古い資料まで調べたが、結局その術式が何なのかを正確に説明出来る者はいなかった。ただ、何かを閉じ込めるための封印か、あるいは外へ出さないための結界に近いのではないか、というところまでは意見が一致していた。
「やっぱり、扉を開けるための線じゃないんだよな。ここは閉じるためで、こっちは中から外へ流れるものを止めてるように見える」
アルトが机いっぱいに紙を広げると、ルウは何度目か分からないため息をついた。
「その『見える』というのが一番分からぬのだ。我にも術式らしいことは分かるが、お主のように線を見ただけで役割までは感じ取れぬ」
「俺も何で分かるのか分かんないぞ。でも、この線はこっちとこっちを分けてる感じがする」
「なら、以前作った境界をもう少し安定させられぬか?」
「やってみる」
その日から、アルトは火、風、水、土の練習に加えて、何もない空間を二つに分けるような意識を持つ練習を始めた。地面に一本の線を引き、「ここから先へ出るな」と思うだけでは数秒しか持たなかったものが、線を円へし、内と外をはっきり意識するようになると十秒、三十秒、一分と伸びていく。
「これ、壁みたいなもんなんだな。ただ、土壁みたいに固いものを作ってるわけじゃない」
「我の魔法とも違う。魔力を壁状に固めている感覚がないのだ」
「じゃあ何を使ってるんだろうな」
「それを我に聞くでない。むしろ我がお主へ聞きたいくらいである」
さらに扉の術式を調べるうち、アルトは線だけでなく「条件」に意味があることにも気づき始めた。小さな紙へ簡単な紋様を書き、「誰かが触ったら音が鳴る」と意識しながら身体の中の何かを流してみる。
しばらく何も起こらなかったが、何十回目かにフィーネが指先で紙へ触れた瞬間、
パチンッ!
小さな音がした。
「今の、わたし何もしてないよね?」
「触っただけだろ?」
「うん」
「じゃあ出来た!」
アルトが喜ぶ横で、ルウは紙を拾い上げる。
「これは魔法というより、条件を決めて効果を残しておるように見えるな」
「学校の先生が言ってた呪術に近いのかな」
「可能性はある。ただし一般的な呪術とも少し違うようだ」
「まあ、役に立つなら練習しとこう」
「お主は何でもそれで済ませるな」
アルトにとって、名前は後からでもよかった。使い方が分からないなら考え、出来ないなら毎日試せばいい。それは五歳の頃から何も変わっていなかった。
◇
最後の力が現れたのは、深層最奥へ再挑戦する準備を始めて数か月が過ぎた頃だった。
アルトが土の壁を作り、その表面を風で削る練習をしていたとき、指先に鋭い痛みが走った。
「痛っ!」
パチッ、と青白い光が飛ぶ。
ルウが目を丸くした。
「今度は何をした?」
「何もしてない……いや、何か出た」
もう一度同じ感覚を探す。
指先。
掌。
腕。
そして身体の中を流れる何かを、一気に細く集める。
パチパチッ。
「雷……かな?」
「火、風、水、土に続いて雷まで出すのか、お主は」
「じゃあ全部使えるじゃん!」
「嬉しそうであるな」
「そりゃ嬉しいだろ。サンダーボール!」
何も出なかった。
「……出ないな」
「毎度同じことを繰り返しておるぞ」
「でも火も水も最初はこんなもんだっただろ。じゃあこれも毎日だな」
「もう我も驚かぬ」
数か月後、指先の火花だった雷は数メートル程度なら放てるようになり、威力そのものより、相手の動きを一瞬止めたり、金属や術式の一部へ刺激を与えたりする使い方の方が便利だと分かってきた。
◇
最奥へ再挑戦する前日の夜、アルト家の夕食はいつもより少し騒がしかった。
「兄ちゃん、明日また深層行くんだろ? 最奥の扉ってどんなのなんだ?」
今年から中等部へ入ったタクトが身を乗り出し、その横ではアーニャまで目を輝かせている。
「魔物は? 深層ってやっぱり強い魔法使う魔物もいるの? 私も中等部になったし、いつかダンジョン行ける?」
「二人とも、まずは学校の講習受けてからだぞ。俺たちだって最初から深層行ったわけじゃないんだから」
「分かってるけどさあ。兄ちゃんたち、もう三年も行ってるんだろ?」
「そうだよ。浅層だけで一年、中層でも一年くらいかけたんだから、焦るなって」
ハイネは三人の会話を聞きながら、少し困った顔をした。
「アルトだけでも毎回心配なのに、今度はタクトとアーニャまでダンジョンの話を始めるの?」
「母さん、大丈夫だって。最初は学校の許可がある浅層だけだし」
「アルトが言うと説得力があるような、ないような……」
マックスが笑いながら茶を飲む。
「明日は例の扉へ行くんだろ?」
「うん。何があるか分かんないから、いつも以上に準備した」
「攻略出来るかどうかはどうでもいい。危ないと思ったら帰れ」
「分かってる。七人で帰ってくる」
マックスは頷いた。
「それでいい」
タクトが少し不満そうに聞く。
「でも兄ちゃん、せっかく最奥まで行って帰ってきたら悔しくない?」
「悔しいぞ。でも死んだら次行けないだろ。帰ればまた行ける」
それを聞いたマックスが、ほんの少しだけ笑った。
◇
翌朝、《希望の夜明け》は深層へ入った。
三年前、浅層で初めて狼型の魔獣と戦った頃とは、七人の動きがまるで違っていた。トウが近距離を正確に探知し、アルトが広く気配を探る。ガルドが敵の正面を止めた瞬間にはレオンが攻撃出来る位置へ入り、フィーネは二人の動きを邪魔しない角度から矢を放つ。ノエルは負傷が軽いうちに処置し、ルウは攻撃、防御、補助のうち足りないところへ迷わず入った。
以前苦戦した魔獣が現れても、今は七人のうち誰か一人が強引に倒す必要などなかった。
「右からもう一匹来るな。うん」
「ガルド、そのまま正面を頼む。レオンは右、フィーネは左の脚を止めてくれ。ルウ、後ろを頼む!」
「承知であります!」
戦闘が始まり、終わるまでの時間は以前よりずっと短かった。
「……強くなったな、俺たち」
アルトが言うと、フィーネが笑う。
「三年間、毎週みたいに来てるんだもん。少しくらい強くならないと困るよぉ」
「少しくらいではないと思うがな」
ルウも珍しく素直に認めた。
◇
やがて七人は古い扉の前へ戻ってきた。
アルトは何度も写した紋様を実物と見比べ、指先で線を追う。
「やっぱりこれ、鍵じゃない」
「では何だ?」
「向こうにいる何かを封じてる。でも……ここ、切れかけてる」
一本の線が崩れ、別の部分も薄くなっている。
「放っておいても、そのうち壊れると思う」
フィーネの表情が曇る。
「じゃあ、開けない方がいいってだけでもないんだね」
「うん。壊れて勝手に出てくるより、俺たちが準備してる今の方がまだいいと思う」
七人で確認し、扉を慎重に開いた。
◇
奥の広間で待っていたのは、黒い鱗と角を持つ巨大な獣だった。
麒麟に似た姿。
アルトが意識を向ける。
《封印守護獣 黒麒麟 Lv120》
「百二十……」
「何?」
「俺たちよりかなり上だ」
黒麒麟が立ち上がる。
《侵入者》
《排除》
「待って。話せるなら聞いてくれ。俺たちは――」
《排除》
「命令で動いてるのか」
次の瞬間、黒麒麟が床を蹴った。
「ガルド!」
「任せるぞ!」
ガンッ!!
ガルドが盾で受けたが、その身体が数メートル後ろへ押される。
「重すぎるぞ!」
「正面から倒そうとしないでくれ。こいつ、たぶん術式で命令されてる。命令を止めれば戦わなくて済むかもしれない!」
アルトは床を見る。
黒麒麟の下から、何本もの線が広間の奥へ伸びている。
「トウ、奥に大きい反応ない?」
「床の下に一つあるな。うん。そこから黒麒麟まで何かつながってる」
「それだ。レオンとガルドは時間稼いでくれ。フィーネは床の光ってるところを狙える?」
「狙えるよ!」
「ノエルはガルドを見てて。ルウは全体の防御を頼む!」
「委細承知であります。自分とガルドで正面を維持し、その間に術式を解除するのでありますな」
「そういうこと!」
レオンが前へ出る。
黒麒麟が再び突進する。
ガルドが受け、レオンが横から斬りつける。フィーネの矢が床の結晶を一つ砕き、ルウが飛んできた黒い炎を魔法で逸らす。
アルトは風を一点へ集める。
「エアカッター!」
ヒュンッ!
遠くの細い柱が切断される。
床の光が一つ消えた。
「やっぱりこれだ!」
黒麒麟の動きが一瞬だけ鈍る。
アルトは火球を撃って視線を逸らし、風で自分の身体を浮かせて攻撃をかわす。水を足元へ広げて黒麒麟の踏み込みを滑らせ、ガルドの前へ土壁を立てて衝撃を少しでも減らし、さらに術式の一部へ雷を流す。
バチッ!
床の紋様が明滅した。
「雷で一瞬止まるぞ!」
「ならその間に壊す!」
フィーネの矢。
レオンの剣。
アルトのエアカッター。
三方向から術式を支える箇所が次々崩れていった。
◇
しかし、術式が壊れるほど黒麒麟は激しく暴れ始めた。
《命令》
《排除》
《排除!》
黒い光が全身へ集まる。
「まずい!」
トウが叫ぶ。
「全部こっちに来るな! うん!」
避けきれない。
七人が散れば、誰かが間に合わない。
アルトは反射的に両手を広げた。
「全員、俺の後ろ!」
地面へ線を引く暇などない。
それでも、今まで何百回も練習してきた感覚を思い出す。
ここから内。
ここから外。
大切な人は内側。
攻撃は外側。
「結界!」
透明な壁が七人を包んだ。
次の瞬間、黒い光が激突する。
ドンッ!!
「ぐっ……!」
空間そのものが軋むような音がする。
「アルト君、もう無理だよ!」
「まだ持つ!」
鼻から血が落ちた。
「アルト、解除せよ! 我が受ける!」
「ルウまで巻き込まれるだろ!」
「お主一人で守る必要はないと言っておる!」
その言葉と同時に結界が砕けた。
アルトの膝が落ちる。
黒麒麟が再びこちらへ向いた。
「アルト君から離れて!」
フィーネがアルトの前へ出て矢を放つ。黒麒麟の顔がわずかに逸れ、その前へガルドが盾を構え、レオンも並んだ。
「今度は自分たちが守るであります!」
「アルトだけが前へ出る必要はないぞ!」
ルウも後ろから防御魔法を重ねる。
アルトは一瞬だけ呆然とし、それから笑った。
「……そうだな」
自分が守る。
ずっとそう思っていた。
けれど六人も、同じように自分を守ろうとしてくれている。
「じゃあ頼む。あと少しだけ時間くれ!」
◇
アルトは床へ視線を落とした。
壊せばいいと思っていた。
でも違う。
これは命令だ。
《侵入者を排除せよ》
なら、条件そのものを変えればいい。
「この線が対象で……こっちが命令……なら、ここをつなぎ直す」
なぜ分かるのか。
考える暇はなかった。
身体が知っているように指が動いた。
床へ新しい線を描き、そこへ力を流す。
《侵入者を排除せよ》
ではなく、
《封印対象を守れ》
へ。
「これで……どうだ!」
紋様が光った。
黒麒麟が止まる。
静寂。
《……命令》
《戻った》
「もう戦わなくていい?」
黒麒麟がアルトを見る。
《よい》
七人全員がその場へ座り込んだ。
「倒さなくて済んだ……」
フィーネが息を吐く。
「その方がよかっただろ?」
「うん。でもアルト君、今の何したの?」
「よく分からない。でも、命令を書き換えた……と思う」
黒麒麟が広間の奥を見る。
《守るもの。奥》
◇
その先には、小さな祭壇と古い鏡があった。
この世界の建物であるはずなのに、アルトには妙に懐かしく感じられる。鏡の周囲には、何度も夢のように見たことがある気がする星形の紋様が刻まれていた。
「……これ」
アルトが鏡へ手を伸ばす。
「待て、アルト」
ルウが止めるより一瞬早く、指先が鏡へ触れた。
世界が反転した。
夜の都。
灯り。
広い屋敷。
星を読む男。
紙へ線を描く手。
式盤。
呪符。
結界。
無数の式神。
十二の神将。
その中に、炎を纏う蛇の名。
騰蛇。
そして一人の男の名前。
安倍晴明。
膨大な記憶が、一瞬でアルトの中へ流れ込んできた。
◇
「アルト君!」
フィーネの声で目を開けると、六人が自分を囲んでいた。
「大丈夫だ。ちょっと……いや、かなりびっくりしただけ」
「何があった?」
ルウに聞かれ、アルトはしばらく自分の手を見る。
「俺、安倍晴明って人の記憶を持ってる」
「誰である?」
「昔……いや、前の世界にいた人だと思う。陰陽師っていう術者で、たぶん……俺だった」
言ってから首を振った。
「違うな」
「何が違う?」
「安倍晴明の記憶は俺の中にある。でも、俺は安倍晴明じゃない」
フィーネが心配そうにアルトを見る。
「じゃあ、アルト君は?」
アルトは少し笑った。
「俺はアルトだよ。それは変わらない」
その瞬間、胸の奥にあったものへ、初めて正しい名前が浮かんだ。
「ああ……そういうことか」
「どうした?」
アルトは十五年間、魔力だと思って動かしてきた力を意識する。
「これ、魔力じゃない」
「では何なのだ?」
「霊力だ」
その名前を意識した瞬間、今まで何度見ても横線だった表示が変わった。
《霊力操作 熟練度8》
「出た……」
さらに今まで魔法だと思っていたものを見る。
《火行術 熟練度7》
《風行術 熟練度7》
《水行術 熟練度6》
《土行術 熟練度5》
《雷術 熟練度3》
《結界術 熟練度5》
《呪術 熟練度4》
「全部あった」
ルウが覗き込む。
「今まで表示されなかったのは、探す名前を間違えていたからか?」
「たぶん。魔力じゃないのに《魔力操作》って探してたんだから、出ないはずだ」
「十五年かけて名前を間違えていたのか」
「そうみたいだな」
アルトは笑った。
そして、晴明の記憶の中にある高度な術を一つ試そうとした。
出来ない。
「……あれ?」
「何だ?」
「やり方は分かる。でも出来ない」
強力な結界も、高度な呪術も、式神を自在に操る方法も記憶にはある。
でも、今の自分の身体では使えない。
アルトは少し考えたあと、いつものように笑った。
「じゃあ練習すればいいじゃん」
ルウが一瞬黙り、やがて笑い出した。
「記憶を取り戻しても、お主は何も変わらぬな」
「変わる理由ある?」
「ないのであろうな」
その少し後ろで、トウだけがわずかに表情を固くしていた。
「十二神将……騰蛇……」
アルトが呟く。
「トウ、どうした?」
「何でもないな。うん。アルトが急に変なこと言い出したから驚いただけだな」
「そっか」
アルトは深く考えなかった。
◇
《希望の夜明け》はその日、初級ダンジョン最深部へ到達した。
三年間。
浅層。
中層。
深層。
そして最奥。
冒険者組合へ帰ると、中等部生だけのパーティーが深層最奥まで到達したという話は、すぐに学校まで伝わった。
けれどアルトにとって一番大切だったのは、家へ帰った瞬間だった。
「ただいま!」
ハイネがすぐ玄関まで出てくる。
「おかえり! みんな無事なの?」
「七人とも無事」
マックスが頷く。
「なら合格だ」
「父さん、今回はちゃんと攻略したぞ」
「それはおまけだ」
「またそれ言うのかよ」
タクトとアーニャが二人同時に飛び出してくる。
「兄ちゃん、最奥どうだった!? ボスいた?」
「いたぞ。黒麒麟ってやつ。めちゃくちゃ強かった」
「倒したの?」
「倒してない。命令されて戦ってただけだったから、命令の方を直した」
タクトが首を傾げる。
「それどういう攻略なんだよ」
「俺も途中まで分かってなかった」
アーニャは別のところへ食いついた。
「それより、雷も使えるようになったって本当?」
「短い距離ならな。あと、今まで魔法だと思ってたけど、違った」
「違った?」
「霊術っていうみたいだ」
ハイネが少し困ったように笑った。
「またアルトの出来ることが増えたのね」
「増えたっていうか、名前が分かった感じかな」
「とりあえず今日はご飯食べてから話しなさい。タクトもアーニャも、質問は一人一つずつにして」
「無理だよ、母さん。聞きたいこといっぱいあるし!」
「私も!」
「やっぱり中等部入ったらダンジョン行きたい!」
家の中が一気に騒がしくなった。
アルトは笑いながら食卓へ向かった。
◇
その夜、三年間の最後の記録を書いた。
【《希望の夜明け》――初級ダンジョン完全攻略時】
《アルト Lv94》
《剣術 熟練度8》
《体術 熟練度8》
《意思疎通 熟練度9》
《霊力操作 熟練度8》
《火行術 熟練度7》
《風行術 熟練度7》
《水行術 熟練度6》
《土行術 熟練度5》
《雷術 熟練度3》
《結界術 熟練度5》
《呪術 熟練度4》
《加護 神獣の友》
そして、今までなかった項目。
《式神術 熟練度0》
「ゼロあるじゃん」
アルトはしばらくその数字を見てから、笑った。
「じゃあ一からだな」
レオン、ガルド、フィーネ、ノエルも三年間で大きく成長し、トウとルウの表示だけは相変わらず時々おかしかった。
それでも七人全員が、三年前とは比べものにならないほど強くなっている。
アルトは記録帳を閉じた。
翌日。
中等部へ行くと、授業が始まる前に教師から呼び止められた。
「アルト君、校長室へ来てください」
「俺、何かした?」
隣のルウが呆れたように言う。
「心当たりが多すぎるであろう」
「悪いことした覚えはないぞ」
「そういう意味ではない」
校長室へ入ると、机の上には一枚の書類が置かれていた。
「アルト君。王立魔法学校の推薦候補について、話があります」
「俺が?」
「はい。ただし――」
校長は書類へ目を落とした。
そこには、十五歳になった今でも変わらない一行があった。
《ギフト――なし》
「一つ、大きな問題があります」
アルトはその文字を見て、少しだけ笑った。
五歳の頃から、何度も見てきた文字だった。
次回更新は明日の12時の予定です。
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