5月11日 驚き
「今日のご飯私が作るから」
「「はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」
俺とナナちゃんが驚く。唐突にソラがそんな子こと言うんだから、我ながら驚くのも無理ないと思う。
「ここってそんな驚くこと?私的にはナナが私の家にいることの方が驚きなんだけど」
ナナちゃんがこれまでに見たことないようなゲス顔になり、こっちを向いた。
「お二人とも、こんなことで驚いてたら世の中渡っていけませんよ!」
ゲス顔で心配してもらったあああああああああああああああ!!
「誰のせいだと思ってるの?」
「おまえら二人のせいだからな!」
ソラが料理を作るなんて言わなかったら驚かなかったし、ナナちゃんも知らないうちに家に入ってなかったら驚かないし………
「え、それおかしいよ!?」
「そうです!おかしいです!」
二人が大きなため息をし俺の方を直視した。
「「私は驚かしてない(してません)」」
自覚なしかよ!一番タチが悪いじゃねーか!て言うか、息ぴったり賞だな。
「ごめん………実はもう作ってるんだ………」
「じゃ、じゃあ、明日は私が料理作るから!」
ソラが深呼吸をして覚悟を決めたように言った。
「これは決定事項なの!」
お前の中での、な!!
人の生死を勝手に決定するなよ!………明日はどっかで飯食って帰ろうかな。
「私も不法侵入するんです!」
こっちはこっちで犯罪予告するなよ!




