5月10日 曜日感覚
「お兄ちゃん、思ったんだけどさ」
「なに?このお兄ちゃんに言ってみなさい」
「なんでそんなにウザいの?」
「息なり罵倒!?それって本人に聞くものじゃねぇよな!もっとマシなこと聞け」
帰ってきて1分もたたずに人………と言うか俺を罵倒するソラが俺の前に腕を組んで偉そうに立っていた。
「この小説って曜日感覚どうなってるのかなって」
………………
「ボケろよ!!なに真面目に答えてるんだよ」
「お兄ちゃんは私に何を求めているの?」
せっかく、ボケるステージを用意してたのにそれを無駄にしやがって………マシなの聞けっていったのは、ボケろって言うフリであって本当に真面目に答えて欲しい訳でもないから!
「曜日か、今まで考えたことなかったな。ほら、普段の生活………物語は家でやってるから曜日なんか関係ないんだよね」
「でも、そのままだと休日の話ができなくなるよ?2日後に、また休日があるみたいな感じで」
ソラの言うことに一理ある。もし、今日の日が土曜だと仮定すると今日から7日後に土曜が来ないといけないことになる。そうなると書きたいときに休日の話ができなくなる。
「それで、どうするの?曜日の概念を消す?………この世から………」
「そんなんだったら毎日学校いかないといけなくなるぞ」
「全て土曜にする?」
「引き下がった!そんなに嫌なんだ!学校!」
「ち、違うよ。学校が嫌とかじゃなくて、ゆとり教育なんだから『休みがないとか、どこの時代の人ですか?』とか言われたくないじゃん」
え、何で嫌なのかが分からない。別に小説の話なんだから曜日とかはいいと思う。
「逆に、曜日とかきちんとした小説見たことあるか?」
「だから、私達が流行先乗りするんだよ!!」
小走りに近づいて手を大きく広げ、ドヤ顔で俺の前に立った。
「素晴らしいとは思わない?」
なに言ってんだこいつ。
「ソラってそんなキャラだったっけ?」
「お兄ちゃんもツッコミの覇気がないよがないよ………」
「あった方が怖いからな!!」
いつものことながら、話題がそれ過ぎてるな。
「てことで、曜日制を発令しま………」
「せん!だからな!!」
曜日制をつけるとネタに困るからな。




