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ソラの日記  作者: ハル
34/46

5月3日 操作ミスしちゃったっ!

今日もいつも通りでソファーの上で寝転がってゲームをしていた。そこまでは普通だ。だけど、そこには1つの問題点があった。



怖いんだ。何がって………顔が………顔が怖いんだ………。



原因は聞かないでも分かっている。

昨日のことをまだ怒ってるんだ。

ソラは自分のことには優しい癖に人のこと(俺限定のこと)になると厳しくなる。いわゆる、自分に優しく他人に厳しいタイプだ。

友達と遊ぶ時は日時、場所、人、遊ぶ内容、帰宅時間を言わないといけない。もし、報告をしなかったら大変なことになる。いや、なったと言った方が正しいので、次も絶対になると思う。でも、自分のこととなると俺に何も言わずに遊びに行くことが殆ど。

自分がやらないのに何で俺がやらないだけで怒られるんだよ。器が小さいな。

実はこれはマシな方で、これ以上面倒な事が沢山ある。妹の性格変わらないかなって思ったときだってあった。流石は人生で一回は殴りたいやつ第二位の成績をもつ俺の妹だ!日頃の恨みを込めて………


「全部聞こえてますけど!!!!」


「え?何が!?ゲームの音が?」


「いや、お兄ちゃんの心の声がだよ」


「ちょっと待って?何で聞こえるの?これは俺しか聞こえないんじゃないのかよ?」


ごめんっ!操作間違えちゃった!


「可愛く言っても許しません!!」


間違えたのは悪いと思ってるけど思ってることは思ってるんだろ?そうやって?


「い、いや………………それは………その………」


「どうなの?お兄ちゃん?私のことを他人には厳しいタイプで、器が小さくて、面倒で、バカで、性格が最悪で、お兄ちゃんに比べるとチビで、気を抜くと太りそうで、貧乳で、いなくなって欲しい妹だって思ってるんでしょ?」


「そこまで言ってねぇよ!でも、そこまで言えるってことは自覚して………」


「は?」


人は地雷を踏まれると何するか分からない生き物である。


怖いよ。怖いよソラ。ソラはいつからそんなに汚れたんだい?


「へぇ~。いい度胸だね」


「今のはナレーションが………」


「聞く気はない!」


ぐはっと声が出てしまい、痛いところを押さえて倒れこむ。そして目の前が段々白くなっていく。



脇腹ってこんなに痛いもの何だね、初めて知ったよソラ。



そっから明日まで目覚めることはなかった。



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