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ラムネ  作者: しろちゃんまま


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朝目が覚めると隣りに可愛い顔をした妻が寝ている。

幼い頃からの俺の初恋の相手。

愛しい人。

寧々と契約だが、結婚できて、最近は両思いになれた。

嬉しすぎて顔が緩む。


1週間後にコンテストがあるから忙しいみたいでよくタブレットと睨めっこしている。

寧々はジュエリーデザイナーとして宇月グルーで確固たる地位があるが、それはNnという名前としてだと言う。

春川寧々として頑張りたいとの事だった。


「なんで佐川寧々としてしないの?」

「エントリーした時はまだ結婚してなかったし、佐川って言ったら紫苑くんが口利きしたみたいに言われたくなくて…。ごめんね」

「ううん!頑張れ!寧々なら大丈夫だよ♪」

「ありがとう!紫苑くん」

***********


寧々が目覚めた。

「おはよう…。今何時?」

7時を回ってるのを見てびっくりしていた。

「ごめんっっ寝坊した」

慌ててる寧々も可愛いなぁ。

俺最近、可愛いしか言ってないかも……。

「大丈夫だよ!さっき森山さんが来て、奥様お疲れなので寝かせてあげてくださいって言われたよ。昨日は少なめにしたつもりだったんだけど、無理させてごめん…」

2回に抑えたが2回でも多かったかな?

でもずっとしないのは無理だし…。

どうしたらいいんだ?


「ううん。私が体力ないから…。最近ウォーキング始めたけど、まだだめみたい」

寧々は俺とのエッチについてこれる様にと毎日1時間ウォーキングしている。

初めは筋トレをすると言っていたが、寧々のあの柔らかいのがいいからそれは辞めて欲しいと断固拒否をした。


「お弁当作れなくてごめん」

「疲れてる時は大丈夫だよ!」

俺は寧々を抱きしめた。

キスをして耳元で言う。

着替えて朝ごはん食べに行こう!


食堂では朝ごはんの準備が整っていた。

「今日も美味しいです。」

寧々が嬉しそうにおにぎりを頬張っていた。

ハムスターみたいにほっぺたがふくらんでいる。


「坊ちゃん、奥様を見すぎです。食事に集中してください。」

「わかってるよ」

俺は恥ずかしくて下を向いてしまう。

「おかわり貰えますか?」

「はい…奥様」

何気ない会話を聞いてふと思った。

寧々ってこんなによく食べたっけ?

心なしか頬もふっくらしたような…。

俺はもしやと思い森山さんに耳打ちした。

「妊娠したらよく食べるのか?」

「つわりがない時はよく食べると思いますよ……。一度産婦人科で検査をしてはどうでしょうか?」

確かに…。

今週は寧々の生理予定日だった。

「でも!早く行き過ぎても心音聞こえなかったりするので再来週とかのがいいのでは?奥様もコンテストがありますし」

「分かった。東雲!産婦人科に予約をしといてくれないか?」

「承知しました。」


「いってきます。」

「いってらっしゃい」

抱きしめながらキスをする。

離れたくないなぁ。

仕事休もうか。


「旦那様!そろそろ」

運転手が呼びに来たので車に乗って会社へいく。


朝からオンラインで会議だったので会議をする。

終わった時には昼になっていた。

颯が「失礼します。取締役、奥様が来られてます」といった。

淡い紫のワンピースを来た寧々が立っていた。

ニコッと微笑んでいる。

心臓がドキーんとなる。

「いらっしゃい」

「朝、お弁当作れなかったから持ってきたの……。」

「ありがとう。」

「取締役、2時間有給使用でよろしいですか?」

「ああ。」

俺の隣りに座って昼ごはんの準備をしてくれる。

甘いいい匂いがする。

「紫苑くん?」

「あぁ!いただきます」

本当に美味しい。

疲れてた気持ちが癒やされていく。

食べ終わってお弁当を洗う。

「乾かして帰りに持って帰るよ」

「分かった。」

寧々を俺の膝にのせてキスをしていく、


はふはふ言ってる笑

可愛いなぁ。

寧々は胸を触られるのが好きだからとにかく執拗にいじめていく。

甘い声が耳元で響く。

下もぐちゅぐちゅだったのですんなり挿入した。

いれた瞬間の「あんっはん」って言う声が本当に好きだ。

「待たせてごめんね」

「まって、な、い」

すぐにいってしまった。

肩で息をしている。

最近疲れやすいなぁ。

寧々を前向きにしてまた挿入する。

「さっきいったばっかなのに……」

「前の鏡みて?寧々の可愛い顔が見えるね」

耳で赤くなっている。

俺は首筋にキスをした。

くっきりキスマークが付いた。

昨日のもまだ残っている。

更に増やしていく。

胸も揉んでいく。

「はぁんっはん」

可愛い甘い声が響く。

俺がいくのと同時に寧々も潮をふいていた。


「最高!寧々ちゃん♡」

「もう……だめ」

俺はまだまだいけそうだけど、寧々は無理そうだったから服を着替えさせてあげてソファに横に寝かせてあげた。

「寧々!コンテストが終わったら一度病院へ行かないか?」

「え?」

「妊娠してるかもしれないだろ?これだけ生で中だししてるんだし」

「分かった。」

寧々が笑顔で俺を見ている。

軽くキスをする。

「もし妊娠してなくても構わないんだよ……。出来てたら嬉しいけど、寧々が傍にいてくれる事が1番だから」

「分かった。私も紫苑くんの傍にいたい。」

なぜか寧々の顔が暗くなっていた様な気がした。

颯が入ってきた。

「奥さん何か元気なかったな?」

「お前もそう思うか?」

「ちゃんと話聞いてやれよ!」

「分かった。」

「後、あの腹黒女がコンテストに出場するらしい」

「そうなのか?」

寧々が出場するコンテストに、あいつも出るのか……。

その時の俺は全く興味がなかった。

俺にとって、後藤華蓮という女は過去に体の関係があっただけの女だった。

それ以下も以上もない。

寧々と愛が通じてると思っていたからまさか寧々があそこまで傷ついていると思わなかった。


家に帰ると寧々はもうベッドで寝ていた。

最近よく寝ている……。

俺は確信していた。

寧々は妊娠している。


「奥様、お疲れのご様子ですね。」

「森山さん。俺が仕事の間、寧々の事よろしくお願いします。」

「分かりました。坊っちゃま」


お風呂から上がって部屋に戻ると寧々もお風呂から出てきた所だった。

「体調は大丈夫か?」

「うん。ありがとう」

やっぱりしんどそうだった。

「何か心配事?」

「ううん。あの……。紫苑くん、後藤華蓮さんが」

「コンテストに出るらしいね。颯から聞いたよ」

「そっか……。あの?けいや」

電話がかかってきた。

取引先だったので部屋から出て話し終わってから戻ると寧々は眠っていた。

やっぱり疲れてる。

寧々の頭を撫でる。

ふと顔を見ると涙の跡があった。

どうしたんだろう?

俺は後ろから寧々を抱きしめた。

寧々がかなしんでいると俺も切なくなる。


朝、早めに起きて準備をする。

寧々もおきて来た。

「体調が良くなるまで朝ご飯もお弁当も大丈夫だよ!休んで欲しい。」

「分かった……。」


寧々のコンテストの日になった。

先にデザインを送り2次も通過していた。

結果は寧々が優勝だった。

表彰台に呼ばれる。

俺は花束を持って寧々のところへ行った。

俺がでた所で皆初めて俺の奥さんだとわかったみたいだ。

「佐川取締役の奥さま、すごいな」

皆から賞賛の声が聞こえてきて俺まで嬉しかった。

寧々も認められて嬉しそうだった。

帰ろうと駐車場へ行く道中に後ろから声をかけられる。

「紫苑!久しぶり」

振り向くと後藤華蓮だった。

「ああ」と言う。

「奥様、初めまして後藤華蓮です。よろしくお願いします、、」

「こちらこそよろしくお願いします。」

「それでは失礼する。」


この時は知らなかった。

寧々がこの腹黒女から言われてた言葉を……。

俺が振り返った後、腹黒女が寧々を睨んでいた事を……。

寧々が酷く傷ついていた事を……。

俺は知らなかった。

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