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ここから分岐44話 デンジャラスなドルチェ6 デンジャラスすぎるマカロン

この話からムーンライトノベルズと分岐します。

瑠璃の様子がおかしいと思ったが太刀人はどうしてもこのような不埒なことはいけないのだと思うのを我慢することが出来なかった。


「瑠璃、体調が悪いなら部屋まで送ろう。」

太刀人は言うと瑠璃の肩を抱いて嶺の部屋から無理やり外に連れ出した。


廊下を歩いているとちょうど聖也と出くわした。


「あなたたち何しているのです? 確か勝負がどうとか言っていたから気になって様子を見に行こうとしていたのですよ。こんなところであうとは。」


「聖也、なんか私身体が熱くて、息も苦しいような気がして。」


「熱でもあるのではないですか?」


「急に体調が悪いというから部屋に連れて帰ろうとしていたところだ。」

と太刀人が言うのを、聖也はじっと見ていたが


「私が連れて行って看病します。あなたは確かしょうぶとやらの途中なのでしたね。

瑠璃がお手数をおかけしてすみませんでした。」

そう言って瑠璃の事を奪い返すように手を引いた。


「瑠璃、部屋に帰って休みますよ。

もう勝手にわけわからない勝負とかについていってはだめです。

ほんとうに君はドジなんですから。

また何か悪いモノでも食べたのではないですか?」

そう言って太刀人の顔を見る。


太刀人はぐっと思ったが、何食わぬ顔で返した。

「寒くなってきて故体調崩しやすいから気を付けねばな。今日は特別に寒いような気がするな。

それではよろしく頼む。」


そう言って嶺の部屋に戻っていった。


嶺に文句を言われるだろうが瑠璃のことは守りたかった。

いそいそと準備をしたが、いざとなって瑠璃の顔を見たらとてもそんな気分になれなかったし、嶺と二人でというのにも抵抗があったからだ。

俺も負けでも今回は仕方ないな。嶺の不戦勝ということになるが、マイディスティニーを守れたのだから仕方あるまい。

そう太刀人は思った。


嶺が紅茶をキッチンで紅茶を淹れている間に太刀人が瑠璃を連れ出したのでリビングに戻ると二人が居なかったが太刀人が敵前逃亡したことに嶺はそれほど怒りは感じなかった。


あの聖人君子のような太刀人がこのような事を出来るとも思っていなかったし、

それに

「こういうことはレディがもっと大人になってからにした方がいいかな。ちょっと刺激が強すぎるからね。仕方ないかあ。」

そう呟いて

それにしてもこのマカロン、誰か食べさせてみたら面白いかな

などと思うのだった。


その後、瑠璃の部屋で寝かせようとした聖也は瑠璃の様子があまりにもおかしいので

「全く変な毒を盛られたりして、ほんとうに君って人は、面倒見切れませんね。

でもそういうところが好きですよ。どうします?

私で良ければ楽にして差し上げますよ。」

とちょっと怪しく微笑むのだった。


「それで、何を食べたのですか?

紅茶と、マカロンですか?」


「マカロンが怪しいですね。だからそんなに甘いものを食べてはいけないといつも言っているでしょう?

気を付けてくださいね。

いつも私がいるとは限らないのですから。

男はみんな狼で君はウサギなのだと思っていた方がいいですから。

ああ、キスをしたいと。

分かりました。

キスしてあげます。

でももう勝手に変な勝負に付き合ったり、私のいないところで変なものをもらい食いしてはいけません。分かりましたね?

え? ダメです。ポイズンキスのメンバーだからとか関係ありません。帝も冷泉も狼なんです。

君はいつたべられてもおかしくないのですから。

もっとも食べていいのは私だけですけど。

ふふふ、今日オフで本当に良かったです。

温泉ロケ、龍に行ってもらって本当に良かった。

危ないところでした。」


聖也二人の勝負に瑠璃が立ち会うというのが気になっていて様子を見ようとロケを龍に代わってもらっていたのだ。

それが功を奏したのだった。




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