Ch.013④EXTRA 幸せそうな二人(漫画ver.)
※本編の補足漫画です。読み飛ばしても物語の理解に支障はありません。
いつも応援ありがとうございます。
今回の『答え見逃し』Ch.013④も、ちょうど『天地』第004話後半から第006話前半にあたります。
第005話を飛ばしているのは、黎明大附属側の話だからです。
もしかしたら今後、気になるという声が多ければ公開する日が来るかも……?
それでは、ヨルがボコられる姿をお楽しみください(笑)
風仙:はいはい。これで一回ずつ。お互い様ってことで。まったく、ゼッケンが汚れちゃったな。さっさと受け取りましょう。
望月奏音:羽冬、もう大丈夫だよ!
羽冬夜良:ううううう......
(加藤奈子:この人......)
椎名易:いい度胸だね。気に入った。
風:いえいえ、そんなことないです。
松谷大輔:キャプテンらしさが出てきましたね。
風:そういえば、全部先輩のせいです……
長谷川俊太:何も言ってないのに……なんで僕まで飛ばされるんだ……
風:連帯責任ですよ、先輩~
望月奏吾:今回はノリに付き合ってあげたよ。
風:あ、先輩と話したいことがあります。
羽冬:待って!それ先輩が勝手に言っただけです!先輩が勝手に!あああああ……
風:ああ……言い過ぎたか……
城島一文:どうやら私も、もうマウンドに上がらなくてよさそうだな~
風:違います。今回もよろしく頼みます、先輩……
城島:その言い方、気持ち悪すぎだろ。
風:す、すみません......
羽田凱也:お疲れ~俺ら、だいぶめんどくさいだろ?
風:大丈夫です。まだなんとかいけます。
望月妹:え?私ですか?
風:そうだよ。去年から女子も試合に出られるようになったし、一年の中なら実力は高木の次くらいだろ。誰か怪我して出られなくなった時のためにも、ユニフォーム着て来てもらえると助かる。もちろん無理にとは言わない。望月が決めていい。
望月妹:分かりました!
風:羽冬、起きて。君もあるぞ。
加藤:もしも~し。生きてるか?
羽冬:おう……でも僕、野球全然できませんけど?
風:知ってるよ。
風:エースっぽい番号だけ埋めといて、あの兄弟びっくりさせたいだけ。
(羽冬:僕を駒にするつもりか......)
加藤:先輩!私も欲しいです!
風:あ、加藤はないよ。
加藤:なんでですか!
風:だって、加藤の制服姿、好きだから~
加藤:そういうの効かないって言ってるでしょ!適当に誤魔化さないでください!
風:はいはい~加藤の番号~忘れてないって~
加藤:え......?
(加藤:私の......誕生日......)
風:よ~し、これで終わり~
加藤:そういうの……私には効かない……
(加藤:きっと偶然だ……)
(風:役立たず三人......)
矢野雄平:でも、風って本当にすごいよね。僕だったら、先輩にいいように振り回されるだけだと思う。
秋本一郎:お前、最初からキャプテンになる目なんてなかっただろ?
矢野:僕、なんでここまで卑屈になってるんだ……
秋本:ちゃんと学べよ、高木。
高木陽輝:でも、キャプテンになりたくないんだけど。
秋本:誰もお前の意見なんて聞いてない。
高木:Oh~なら仕方ないな~
風:ゼッケンはなくさないようにしてください。最後に……
風:僕の呼びかけに 応えて、もう一度戻って きてくれた先輩たち、本当に ありがとうございます。 これからも
望月兄:何だ?お前のためだと思ってんの?
(風:よろしくお願いします、先輩……)
羽田:今度こそ絶対勝てよ。
椎名:一回も勝ててないと、勉強なんて手につかないんだな。
松谷:よし、後輩たちを追い出したのも、ちゃんと練習するためだ。今日は夜までやるぞ!
みんな:おう!
城島:照明もないグラウンドで、どうやって夜まで練習するんだよ。ほんと熱血すぎるだろ、この受験生たち。
風:やっぱ松谷先輩がキャプテンだった頃のほうがしっくりきますね。
城島:エースナンバーか......
風:えっ⁉先輩、本当に気にしてるんですか⁉
城島:センバツの時に、もう渡しとくべきだったな。
城島:この責任を背負った以上、簡単に倒れるな。
城島:私は三年のエースだけど……
城島:風、あなたこそパンドラのエースだ。
(先輩たちの託した思い! 天地 第004話 継承 完)
(第006話 嵐の前の静けさ)
羽冬:先輩、そろそろ時間ですよ!
風:よし!ありがとな!
風:休憩!
風:ちょっと集合。さっき一個言い忘れていました。
風:今年の開会式は例年と違って、勝敗に関係ないエキシビションマッチが追加されます。
風:せっかく特別にやる試合だから、それなりのカードが必要らしいので、去年の優勝校と準優勝校でやってほしいそうです。
風:今日、大会側から話があった時、どうせ断るだろうと思って、松井監督*にお任せしますと伝えたんです。まさか、あっさり受けてくれるとは思いませんでした。
(風:ほんとダメだな、僕~)
(松井監督:いいですよ。あの子たちにやらせてみましょう。)
*黎明大附属野球部の監督
風:いいでしょう?本戦前に横浜スタジアムで、観客の前で黎明と一試合できるんですよ。
風:以上、今日はここまで!お疲れ様でした!
みんな:お疲れ様でした!
風:羽冬、ちょっと来て。
羽冬:はい。
風:これ。
羽冬:これは?
風:普通のノートだよ。
羽冬:それは分かってます……
風:情報収集をお願いしたい。基本的には、次の試合で当たりそうな相手を見てくれればいい。組み合わせはあとで渡す。
羽冬:分かりました。先輩は?
風:黎明以外だと、将帝の動きもちゃんと見ておきたいな。今年のメンバー、大半が二年らしいし。
羽冬:了解です。
風:じゃ、よろしく。望月連れてってもいいぞ~
羽冬:はいはい~
風:もうできたか?
加藤:どうした?家まで送ってくれるの?
風:うん。嫌ならやめるけど?じゃあ、僕帰るよ。
加藤:いいよ、まだね~
(加藤:はいはい~)
加藤:奏音ちゃん~私、先に帰るね。
望月妹:は~い。
望月妹:幸せそうだね~
羽冬:望月もなれるよ。
望月妹:ん?
羽冬:今日は、僕と付き合う準備できた?
望月妹:まだね~




