第3夜 第2話 【 令和2026年の浦和に、神々のデスゲームを添えて 】 サイバー聖女のライムと、バビロンのサイゼリヤ
【畳が敷き詰められたネオ=バビロンの空中庭園】
ジャンヌ・ダルク:「フハハ! 怯むか浦和のDK! 我が放つサイゼの『辛味チキン』のライム、貴様に喰らえるか! このチキンはジューシー、かつスパイシー、お前の未来の演算すらも狂わすレイシー!」
魔界光命:「おいおい、聖女のくせに急にフリースタイル仕掛けてくんじゃねえよ。チキンとジューシーで韻踏んでドヤ顔すんな。チキンの美味さは認めっけど、俺が今から北浦和で食うはずだった絶望に比べりゃ、そのリリック、あまりに軽薄。お前の脳天にブチ込むぜ、40億年先の破壊のバイト(Byte)!」
卑弥呼:(バニーガールの耳を激しく揺らしながら)
「ひえぇぇ! 二人の会話のディスり合いが激しすぎて、空中庭園の畳が次々と裏返ってオセロみたいになっていきますわ! 光命様、あのチタン合金のアマゾネスに、浦和の本当の恐ろしさを教えておやりなさい!」
ジャンヌ・ダルク:「黙れ、邪馬台国のバニー! 光命、お前が『第六天魔王』なら、我は神のスピリットを宿した『ライムの女王』! 次なるメニューはこれだ、喰らえ! 『ミラノ風ドリア』、お前の未来、完全にドロップアウト、これで一発KO、ノックアウト!」
魔界光命:「ドリアとドロップアウト、ノックアウトって、お前それただの母音のゴリ押しだろ。韻の倫理が完全に崩壊してんだよ。40億年先の未来じゃ、そんな引き出しの少ないラッパーは一瞬でデータ消去、宇宙の塵になってエリート街道からお払い箱だわ」
ジャンヌ・ダルク:「何だと……!? 我が神聖なるライムを、ただのデータ扱いするとは!」
魔界光命:「事実を言ったまで。脳内スマホが弾き出した、お前の勝率『ゼロパーセント』。ここからは俺のターン。聖剣『浦和』の切れ味、その耳と網膜に直接刻め。ライムの格の違い、見せてやるよ。――(すうっと息を吸う)」
魔界光命:「俺の名字は『魔界』、放つオーラは『赤い』、お前との器が『違い』、この勝負は『一瞬』。40億年の時空の『支配』、お前のチタンの鎧じゃ『脆い』、浦和の駅前、チャリ乗る『ボーイ』、だが中身は大天使、お前を地獄へ『アテンド(誘導)』、これでゲームオーバー、『ジ・エンド』」
【ビキィィィン!!! と、光命がリリックを吐き出した瞬間、彼の背中の六翼からプラズマ状のレーザーが乱射され、空中庭園のバビロン神殿がクラブの重低音みたいに振動し始める】
ジャンヌ・ダルク:(サイバー甲冑の関節からパチパチと火花を散らしながら)
「くっ……!? なんという強烈なライムの質量……! 韻の踏み方が、チタンの装甲を透過して我が電子脳に直接ダメージを与えてくる……! これが、40億年未来のアンダーグラウンドの力なのか……!?」
卑弥呼:「すごいですわ、光命様! ジャンヌの持っている『浦和レッズのタペストリー』が、光命様のオーラに共鳴して大宮アルディージャのカラー(オレンジ)に変色しようとしています!」
魔界光命:「それは浦和人として一番やっちゃいけないタブーだから止めろ。レッズの赤は絶対だわ。おいジャンヌ、ファミレスのメニュー対決だかデスゲームだか知らないけど、お前じゃ俺の暇つぶしにもなんねえんだよ。次で完全に『シャットダウン』してやるから、その薄っぺらい神の啓示とやら、アップデートして出直してこい」
(光命の瞳が冷徹な藍色に輝き、聖剣『浦和』の十字の刀身から、ネオ=バビロンの夜空を真っ二つに引き裂くほどの超高熱のプレッシャーが立ち上る――。第三話へ続く)
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