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第5話 9レベ到達レベリング

 森に到着した。

 私はフイナの肩の上に乗せられて森を移動している。フイナが私に語った説明だとこの森で現れる最上位の魔物はC+ランクなのだとか。

 通常の冒険者三名で倒すレベルの魔物らしい。

 …アレ?割と難易度高いぞ。

 通常の冒険者三名でしょ?幼子と幼竜で来て良い場所じゃなくね?などと思っているとカメが現れた。

 フイナはハンマーを持ち上げる。

 割とブレなく持ち上げたな怪力か?などと思っているともう一匹現れた。

「サイカ一匹お願い。」


 …ハァ、仕方ないなぁ。

 と私はフイナの肩から飛び降りるとカメに向けて突進していく。

 そもそもコッチはレベル上げに来たんだからね。

 聞かれるまでもなかったわ。

 悪いが私の為に死んでくれ給えよ。

 

 構造的に甲羅の上には…攻撃出来ないなお前?と私は軽く甲羅の上に登るとカメが暴れ始めた。

 ロデオ開始である。

 グッグォォウォウォウ揺れルルル


【耐性スキル〚状態異常耐性Lv1〛を獲得しました。】

 お?割とマシになった!

 新スキルが獲得直後から仕事をしてくれたようだ。

 ナイスである。


 さて、反撃反撃。

 甲羅の構造的には…後ろ脚狙ってみるか、前脚だと噛まれるだろうし〚幼風爪〛!!

 

 するとMPが9ほど削られその直後にカメの後ろ脚が転がった。

 え…?

 しかも動きが悪くなっている。

 えっと?とりあえずごめんだけど…今、君確実に瀕死だよね?そうとしか思えない動きしてるし…。


 んじゃ、トドメ刺すね?と動きが悪くなり先程失わせた後ろ脚の断面に向けて〚吐風〛を放った。

 前脚と後ろ脚の残り、更に首から血と空気が漏れ出てカメは動かなくなった。

 勝ったようだ。

【経験値58を獲得しました。】

【レベルが1上昇し個体サイカがLv2になりました。】


 おっと?

 レベルが上がったようだ。

 しかし呆気ない。何というか

 フイナの方をみると頭を鷲掴みにして地面に何度も叩き付け…何なら首が耐えきれずにもげカメの身体が飛んで行った。

 

 …怖いよぉ。

 何ならハンマーさっき構えてたよね!?使わなかったんかい!!

 

 フイナはカメ二匹の甲羅に紐を通しそのまま引きずり回していく私は肩に乗り魔力回復を行っていた。

 先程の戦いでMPを15も使用したためである。

 

 まぁ〚吸魔〛のレベル上げにもなるので一石二鳥なので問題は無い。

 ロデオの影響なのか地味にHPも3減っていた。

 防御力が少ないなぁ。私。

 回復能力が高いだけで選んだし仕方ないか。


−− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −−


 種族/希小風竜《レアスモール・ウィンドラゴン》Lv1名前/サイカ

HP :33/43

MP :20/42

攻撃能力 40

防御能力 32

速度能力 32

属性能力 40

魔法能力 25


存在値 254  ランク E−


能力・スキル

固有スキル

〚風纏Lv1〛〚吐風Lv2〛

〚幼鱗Lv2〛〚幼風爪Lv2〛〚幼風牙Lv1〛


耐性スキル

 所有…なし。


普通スキル

〚言語理解Lv1〛〚思考Lv1〛

〚視力Lv5MAX〛〚New遠視Lv1〛〚New近視Lv1〛

〚聴力Lv5MAX〛〚嗅覚Lv5MAX〛

〚触覚Lv5MAX〛〚New魔力感知Lv1〛

〚味覚Lv5MAX〛

〚HP自動回復Lv2〛〚吸魔Lv2〛

〚鑑定Lv4〛


−− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −−


 アレぇ?あ、レベル上がったからその分ステータス上がってるのか。

 40なかったしねHPとか。

 

 しかしこうしてみると魔法能力が低いな。

 まぁブレス出しまくれば上がりそうだけどね。


 などと思いつつその後もフイナと共にレベル上げをし薄暗くなって来た辺りで帰宅した。


 何事もなく帰ってこれて良かった。

 しかし…ステータスの上がり幅が分かった。

 コレ、1.2倍だ。

 

 あの後もカメを倒し続け最終的にレベルは9に到達したのだが大抵の上がり幅が1.2倍だった。


 ちなみにこの計算によって〚計算Lv1〛を獲得し〚思考〛のレベルが3になった。

 なんだか頭が良くなった気がする。

 

 そして昼間までの私とはもはや別人レベルで私は力を身につけていた。

 まずはステータスを見てもらいたい。



種族/希小風竜《レアスモール・ウィンドラゴン》Lv9名前/サイカ

HP :236/421

MP :128/411

攻撃能力 392+20

防御能力 313+50

速度能力 310+10

属性能力 400

魔法能力 317+40


存在値 2564  ランク D+


能力・スキル

固有スキル

〚吐息風Lv5〛

〚幼風鱗Lv1〛〚幼風爪Lv5〛〚幼風牙Lv3〛


耐性スキル

〚状態異常耐性Lv2〛


普通スキル

〚言語理解Lv4〛〚思考Lv3〛

〚視力Lv5MAX〛〚遠視Lv2〛〚New近視Lv3〛

〚聴力Lv5MAX〛〚嗅覚Lv5MAX〛

〚触覚Lv5MAX〛〚魔力感知Lv2〛〚魔力操作Lv2〛

〚味覚Lv5MAX〛

〚HP自動回復Lv5〛〚吸魔Lv6〛

〚鑑定Lv6〛〚解析Lv1〛


〚弱火Lv2〛〚魔増Lv3〛〚魔法Lv4〛〚加速Lv1〛


−− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −−



 という訳で、案外サクサクとステータスが上がった事で私はインフレの波に呆気なく呑まれた。

 いや、多分存在値に関しては数字だけどんどんデカくなるタイプだろうしあんまり気にしなくて良いな。

 いや〜新スキル獲得によって補正が掛かったのかカメもワンパンになったし…。

 フイナも驚いていた。

 いや、何ていうの?才能って言いますかねぇ。

 

 〚風纏〛はMAXの5レベルに到達した途端に〚幼鱗〛に統合されて消えていた、説明的にステータスには表示されている+項目コレがどうやら補正が乗っているようだ。

 しかも新スキルも獲得したので絶好調である。

 ちなみに帰宅後、父親は私を見て若干引いていた。

 この調子ならCランクもそう遠くないだろうね。


 そうして私は狩ったカメを食べるのだった。

 うまうまである。

 うまうまのウマである。


 ちなみに新スキル〚解析〛は鑑定の幅を広げられるスキルらしい。

 このスキルが上がれば、スキルだけでなく他者のステータスも見られる様になるだろう。

 


 今日のレベル上げ疲れたなぁ。

 しかしこうサクサク上がってくれると楽しいものである。

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