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第4話 進化後と変化

 私は進化を行ったが…特にその日は見た目が急激に変わることがなかった。

 おかしいなぁなどと思いつつ就寝し翌日、身体が二倍ほど大きくなっていた。急激な成長である。

 さっそくステータスを確認してみると


−− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −−

種族/希小風竜《レアスモール・ウィンドラゴン》Lv1名前/サイカ

HP :36/36

MP :35/35

攻撃能力 33

防御能力 27

速度能力 27

属性能力 33

魔法能力 21


存在値 212  ランク E−


能力・スキル

固有スキル

〚風纏Lv1〛〚吐風Lv1〛

〚幼鱗Lv2〛〚New幼風爪Lv1〛〚New幼風牙Lv1〛


耐性スキル

 所有…なし。


普通スキル

〚言語理解Lv1〛〚思考Lv1〛

〚視力Lv5MAX〛〚New遠視Lv1〛〚New近視Lv1〛

〚聴力Lv5MAX〛〚嗅覚Lv5MAX〛

〚触覚Lv5MAX〛〚New魔力感知Lv1〛

〚味覚Lv5MAX〛

〚HP自動回復Lv2〛

〚鑑定Lv4〛


−− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −− −−


 

 お?おぉ〜。

 存在値昨日まで66だったのに今もう212になってるわ!!凄い凄い!

 しかしなんかスキルが増えてるな。

 〚鑑定〛もレベル上がってるしそろそろスキル鑑定いけるかな?

【遠視:視覚範囲以上の距離が視える様になる。】

 まぁ、あんまり分からないわ。

 

 そして〚魔力感知〛という新スキルだが一目見た時からコレだなと直感したよね。

 ブレス解放の時が来たようだ。

 魔力とか良く分からんエネルギーなんて元から感じれてないけど、明らかにそれを補助するスキルがコレだろう。


 しかし、進化というよりは成長加速?に近いな。ガラスに移った自分をみてそう思った。

 

 すると私の身体が不意に持ち上がった。

 フイナである。

 半開きの眠そうな目を擦りながら私の背に頬ずりをしている。

 …鱗割と尖ってるけど…大丈夫?と心配になるが特に問題なさそうだ。

 

 一緒に朝食を食べるのもだいぶ慣れてきた。

 干し肉美味し!

 割と硬いけどレベル上がるし一石二鳥だな。

 と思っていると

「フイナ、ライダー育成学校に通わないか?サイカも生まれたんだしさ。」


 不意に私が産まれた時からフイナとよく居る男がその様にフイナに話しかけた。多分父親だろうけど若いんだよね。

 フイナがだいたい12歳ぐらいだし父親多分30前半だよコレ。

 

 しかしライダー育成学校?そういえば、フイナの部屋にドラゴンライダー育成学校のチラシが飾ってあったな。

 多分そのドラゴンライダーのドラゴンの方が私なのだろう。

 するとフイナは勢い良く立ち上がり

「いいの!?」


 と興奮した様子で言い放った。

 かなり興奮状態である。

「もちろん良いよ。ただし編入試験は簡単じゃないぞ?特に一般のドラゴンライダーは大抵【火属性】系統のドラゴンが一般的だ。

 【風属性】のドラゴン含め他属性のドラゴンだと入学難易度は跳ね上がるからな。」


「頑張るよ!!魔物の出る森行っても良い!?」

「まぁ良いが、予想以上にサイカの成長も早いし大丈夫だろう。けど油断はするなよ!」


 と最後に私の方をみてそう結論づけた。

 ふむ、火属性竜以外の竜持ちライダーは入学が難しいだと?

 クックック、舐めるなよ!!

 他のドラゴンがどの程度か知らねぇけど試験までにCランクまでレベル上げたらァ!!!

 魔物の森でレベル上げじゃクソったれがァ!!!


 


 フイナが準備をしている間に、私は私で進化で獲得したスキルポイント100を消費してスキルを獲得した。その名もスキル〚吸魔Lv1〛である。


〚鑑定〛によると

【吸魔:周辺の魔力を吸収しMPを微回復させるスキル。】

 とのことである。

 回復系能力は産まれながらに持っていた〚HP自動回復〛に続き二つ目である。

 

 普通スキルなので効力は高くはなさそうだが無いよりはマシだろう。

 次に〚吐風〛をいよいよ使用してみると、割と強めの風が口から放たれた。

 けっこう難しい…が、当たった地面が割と削れているので威力はそこそこありそうだ。

 MPは2秒放っただけで5も減っており連発は出来なさそうである。

 こうしてみると余裕が無いな。


 さて、色々確認が出来た所でフイナが準備を終えて戻って来た。

 肩と肘、そして膝に鉄製の鎧を付け体格に見合わない大型のハンマーを持っている。

 …パワータイプかい!!


 そうしてフイナは私を抱き上げると父親に「言って来ます」と言い出発した。

 初のレベル上げであり楽しみである。

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