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雪女とメイド
今日もラーメン屋で、今日は味噌ラーメンを啜っていると客の出入り口から給仕服の銀髪黒角の少女が入ってきた。
「店主、これ納品物」
彼女は布に包まれた長方形を店主に手渡した。横目で見ると布に包まれた板にしか見えない。
「うむ、いつもご苦労様じゃ。ラーメン食べていくかの?」
「いえ、これからご主人様の添い寝なので。失礼します」
添い寝が必要な主人? 赤ん坊かな。
いつもは食べていくんじゃがな、と女将は口からこぼした。
「なんか相当なやり手に思えたけれど」
「雪女は初めてみるか。上から数えて三番目の系譜じゃから、クレハと同格じゃな」
クレハさんレベルがごろごろいるのなんかやなんですけれど。
「いつもは昼下がりに来ておるからの、なかなか合わんのかの」
猛暑にここで涼んでいる彼女と遭遇して、一緒にカードゲームをする事となるのだがそれはまた別のお話。




