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Please speak!  作者: 長野原春
29/113

リア充です

「おー!なつくんおかえり!お土産は?」

「ただいま春姉。はいこれ。」

「ありがとう!」

「あら、お帰り夏央。お土産は?」

「ただいま母さん。はいこれ。」

「うんうん、ありがとう。」

「おーうお帰り夏央!お土産は?」

「どいつもこいつも気が早えよおおおおおおおおおお!!!!!!!」

「ちょっ、あたしへのお土産は無しなの!?せっかく来たのに!?」

「あるよ!!はいお土産!」

「やった!」

 冬姉もうれしそうだ。

 旅行の話を聞かずにまず真っ先にお土産を要求するとは、どうなってやがるこの家族。

「いやあ楽しかったですよ沖縄は。」

「へえ。」

「いや聞いて!?」

「聞いてるじゃん?はよ続き。」

「聞いてるか聞いてねえかわからねえぞ冬姉。」

「だから聞いてるっての。」

 めんどくさそうに髪の毛をくるくるする冬姉。

 あんたは大阪のおばちゃんか。

 いや勝手に決めつけたら大阪のおばちゃんに失礼だけど。

「海超キレイ。」

「そんなに?」

「これが海の中の写真よ。」

「うっわすごい。水中観光船なんて乗ったんだ。」

「そうそう予約して乗っちゃったのよ。」

「ウミガメも見れてすごいラッキーじゃん。」

「ああまさか見れるとは思ってなかった。」

 そしてまさかウミガメがぶつかってこようとは。

「あ、あと、俺に彼女ができました。」

「「「美衣ちゃんでしょ?」」」

「あ・・・うん、まあ。」

 冬姉以外の2人も一斉に反応した。

 なんだよその『今さらぁ?』みたいな顔は!

「今さらぁ?」

「わざわざ口に出さなくていいよ!!」

 冬姉がわざと呆れたとでもいうような顔を作って言う。

「でもほんとに今さらよね。」

「そうですかねえ。」

「うん、私も今さらだと思うな。一緒にお風呂入ったり一緒の布団で寝たりしてて今さら彼女ができました言われてもねえ。」

「いいじゃん今まで自分から逃げてきたんだから!やっと自分と向き合えたんだから!」

「「それ自分で言うのも・・・ねえ?」」

「見事にハモらないでくれる!?」

 息ピッタリな2人の姉に終始いじられ続けた。

 ひどい。


『4日やってないだけでゲームやるのが久しぶりに感じる。』

「ああそうだな・・・。」

 帰ってきた当日にミー子の部屋でパラロスを起動した。

 今は2人してぴったりくっついてゲームをやっている。

 触れ合う肩からぬくもりを感じる。

 しかし恥ずかしくなったのかミー子はすすすっと離れた。

 そして、

『やっぱり、くっついてると暑いね。』

 恥ずかしそうに笑って言う。

 はたしてどこが暑いんだろう。

 身体か、顔か。

「あーもうかわいいなこのやろ。」

『おーそーわーれーるー』

「そんな人聞きの悪いこと言わないで。なんでもするから。」

『ん?』

「今・・・ぶふっ。」

 お決まりの流れだが耐え切れず吹き出してしまった。

 この何気ない笑いが、幸せだと感じられる。

 きっと、これがこれからも続くんだろう。

 とりあえず8時間ぶっ通しでゲームした。


「絢駒君おかえり。修学旅行楽しかった?」

「楽しかったですよ店長。しかも俺彼女できました。」

「幼馴染ちゃんでしょ?」

「・・・よくお分かりで。」

「まあね、これが女の勘というやつですよ。」

「長年の勘・・・。」

「・・・殺すよ?」

「怖いですごめんなさい店長。」

 にしてもなんで彼女ができたと言ってもすぐにバレるんだろう。

 そんなにいつもミー子とベタベタしてただろうか。

「さー彼女の話は今は無しで、仕事に集中ね?」

「はい!分かっておりますとも!」

「旅行の間で腕落ちたとか言わないよね?」

「もちろんそんなことございません。」

 俺はお菓子作りはうまいんだぜ!!

 特にモンブランな!

「あ、絢駒君。タルト足りなくなっちゃった。チーズタルトお願い!」

「分かりました!」

 頑張って今日も稼ぎます!

 ・・・夏休みほど稼げないからね。

「そういえば秋の限定メニューも考えないとねえ。」

「あ、そういえばそうですね。」

「絢駒君考えてきてくれない?」

「また俺ですか。」

「だって、絢駒君が考えてくれたメニューって毎回売れるんだもん。」

「それが俺の力です。」

「よし、任せた。」

「え、あのやっぱ」

「任せたよ?」

「はい・・・。」

 俺従業員っていったってバイトなんですけど・・・。

 正規の従業員も考えてくれよ。

 やる気ないのかよ!!

 ・・・いや、多分俺の能力を買われているんだ!

 つまり、店長から期待されているということ!

 ・・・つまり、次のメニューも売れれば、またボーナス!?

 よっしゃ頑張ろ!!

「・・・ん?」

 厨房なのになぜだか視線を感じて、振り向く。

 客席から厨房をのぞいている女の子がいた。

 ちょっと太ってて、ニキビの多い感じ。

 バイト希望かな?

「・・・っ!」

 俺と目があった瞬間、その子はバッと目を逸らした。

 ・・・なんだろう?

 知ってる子だったりするのかな?


「―――っていう子がいてさ。」

「・・・?」

 あの後も、俺がバイト上がるまでその客は店にいた。

 俺の事を何度も見て、目が合うと逸らす。

 さすがに少し気持ちが悪かった。

『あれじゃない?なっちがかっこいいから見とれてたんじゃない?』

「え、俺かっこいい?」

『少なくとも、私から見たらね?』

 と言って、にっこり笑う。

「可愛いこと言うなよ、照れるだろ。」

「・・・(ぷにぷに)。」

 ミー子が俺の頬を指でつついてくる。

『あれですな、これがリア充ってやつなんだろうね。』

「やべえな、俺ら今リア充だな。」

 気味が悪い人の相談はどこへやら。

 すっかりいちゃいちゃしている。

『前はリア充を見るとイラついてたのにね。』

「いざこの立場になるとあれだな、周りなんか関係ねーな!」

「・・・(ぽすっ)。」

 ミー子が俺に寄りかかってきた。

 その力に任せて、俺も横に倒れる。

 2人してベッドに横になった。

「・・・。」

「・・・。」

 なんとなく、この空気には慣れなくて、黙ってしまった。

 今までずっと一緒にいたから、いわゆる「そういう雰囲気」というものが分からない。

 前までは一緒に寝ていたはずなのに。

 2人とも起き上がる。

『それで、何の相談だっけ。』

「あ、ああ。なんだか気持ち悪い客がいたって話。」

『ストーカーとかじゃないよね?』

「俺それされるようなことはしてないと思うぞ?」

 腕を組んで考える。

『・・・やっぱりその人はなっちのことが好きとか?』

「それならその気持ちには答えられないな。」

『なぜに?』

 ミー子が期待した目で質問してくる。

 そんなの当たり前だろ!

「俺にはミー子がいるからな!」

「・・・(ぎゅっ)。」

 抱きつかれた。

 けっこう、大胆になったもんだな。

 と、その時、窓に何かが当たった音がした。

「なんだ?」

「・・・?」

 カーテンを開けても、なにもいない。

「・・・気のせい?」

『かな?』

 カーテンを閉め、またベッドに座る。

『なっち、パラロスやろうよ。』

「お、いいぜ。」

 ゲームを起動し、パラロスのディスクを入れる。

 アップデートのアイコンが更新されていた。

『あ、そういえば今日アプデだ!』

「よしやるぞ!」

 2人とも、ゲームに集中し始めた。

 何時間やることになるかは、ミー子次第。


「お帰り夏央。晩ごはんは?」

「ただいま。ミー子のとこで食べてきたよ。」

「あーら残念。今日は夏央の好きなバラ焼きだったのに。」

「俺はいつからバラ焼きが好きになったんだ。つか好きなの母さんだろ。」

「ふふふ、青森県民はみんなバラ焼きが好きなのよ。」

 それは絶対嘘だ。

 そんなはずはない。

 だって・・・

「だって、バラ焼きは主に青森の南部だろ!!」

「いいのよ、あたしはその南部出身なんだから。」

 なんという理屈だ。

 まるで通ってない。

「ちなみに、あれは肉を食べる料理じゃないのよ?」

「分かっとるわ!!」

 玉ねぎを食う料理だよあれは!!

「もちろん使ったタレはスタミナ源たれよ!!」

「おうアレ以外何を使うっていうんだ母さん。」

 バラ焼きのタレなんてスタミナ源たれ以外に何があるっていうんだ。

 俺青森あんまり知らないけど。

「せっかくおいしかったのに、食べれないなんて残念ねえ。」

「・・・いや、食べないとは言ってないよ?ちょっとご飯くれ。」

「やっぱり好きなんじゃない。」

 あーこの甘さとピリ辛の絶妙にマッチしたたれの味とこの玉ねぎ!

 ご飯が進むんだよこれが!!

「ごちそうさま!」

「早っ!?やっぱり大好きなのね。」

 訂正します。

 俺はバラ焼きが好きです。


「はー、腹いっぱいだー。」

 食べてすぐ寝ると牛になるとは言うが、絶対ならないよね。

 太るんだろうか。

 体重がこれ以上増えると標準を越えそうだからなあ・・・。

「今いくつだっけ。」

 ちょっと気になったので、脱衣所に行って体重計に乗る。

「さすがに標準を越えるのは・・・。あんま筋肉があるわけでもないし・・・。」

 体重計の針が、58で止まる。

「58・・・、俺の身長が確か172くらいだから・・・。62越えなきゃ平気か!」

 とはいっても筋肉がないとブヨブヨだと思われるかもしれん・・・。

 筋トレとか、したほうがいいのかなあ・・・。

「そういえば、ミー子って結構細かったような・・・。」

 確か身長は151くらいだったはず。

 毎朝ランニングしてるから、細い体系を維持できている。

 そのかわりお菓子めっちゃ食うけど。

「筋トレっつっても俺腕立てとか50もできないしなあ・・・。」

 多分やったら次の日筋肉痛なんだろうなあ・・・。


「31・・・さんじゅ、う・・・だはっ。」

 腕立て伏せ、31回でアウト。

 こんなに体力落ちてたのか・・・。

「やべーぞこれ、いややべえ。」

 しばらく筋トレしないと・・・。

 やるよ。

 俺はやるよ!

「目標は50回!」

 疲れた体をベッドに投げ出す。

 暑い・・・。

「なんかこのまま寝れそう・・・。」

 と思って、目を閉じた瞬間、窓が鳴った。

 かつん、かつん。

「またか・・・?ってことは偶然じゃないのか・・・?」

 カーテンを開く。

 暗くてよく分からないが、誰かがいる。

「え、ちょっと待って何それ怖い。」

 体型から見るに、あまり細くはない。

 目が合ったのかはわからないが、その人はどこかへ行ってしまった。

 なんなんだろう・・・?

「ストーカーとかか?俺の?いやそんな馬鹿な。」

 そんなストーカーをしてきそうな人なんて、心当たりは1人しかいない。

 でもどうせあいつは今刑務所の中だ。

 もしかしたらただのいたずらかもしれないし。

 そうだ、もし危ない人に会った時に対処できるように、やっぱり筋トレをしておこう。

「そうとなったら腕立て・・・今日はもうできそうにない・・・。」

 すでに腹筋に力が入らなくなっている。

 仕方ない、今日はもう寝よう。


「おいっすミー子。」

『おはよう。』

 家を出ると、いつも通りミー子が外で待っていてくれた。

「昨日の夜、俺の部屋の窓もなんか音してさ、外見てみたら誰かいたんだよ。」

『それまじでやばいんじゃない?』

「どうなんだろ・・・。」

『ストーカーとか?今も後ろに・・・。』

「いや怖いこと言うなよ。後ろ思わず確認しちゃうじゃねーか。」

 と言って後ろを振り向くと、曲がり角の先、茶色い髪が揺れている。

「えちょっと待ってもしかして。」

『行ってみよう。』

 ダッシュで確認してみる。

 ミー子の方が走るのが早かったことに気付いて少しへこんだ。

「誰もいないな。」

『勘違い・・・?』

「と、やばい。こんなことしてたら学校に遅刻しちまう。」

『急がないと。』

 ちょっと早足で学校に向かう。

 もちろん、手は繋いで。


「急ぐとか言ってんのに結局5分前には学校に着くんだな。」

『私たち優等生。』

「まーあたしの彼氏はいつも遅刻ギリギリだからね。」

 チャイム1分前、そろそろ京介が来るころだ。

 と、扉の方を見ていると、音を立てて扉が勢いよく開いた。

「ゼェー・・・ハァーー・・・。お、おはよー!」

「いやそんなに急ぐならもうちょっと早く出ればいいんじゃないかな。」

「ぎりぎりまで俺はオフトゥンから離れられないのさ。」

「何言ってんだこいつ。」

 てことは朝飯を食ってないということか。

「京介!ちゃんと朝ご飯は食べないとダメなんだぞ!!」

「な、なんだいきなり。」

「朝ご飯を食べないと!一日の元気が出ないんだ!だからお前も朝は、お米だ!」

『朝ご飯の時間にダルンダルンしてるのはどこのどいつですかね。』

「おいミー子、それは言わない約束だろ?」

『なんだその変な約束。』

「ほんとみんな面白いね。」

 朝は元気が出ないんです。

 仕方ないんだよ!低血圧だから!

『なっちは一応ちゃんと食べるけどね。』

「本当は食べるのもおっくうなんだけどな。」

 というか食べててもあんま食べてる感じしないんですけどね。

「あたしはちゃんと食べてるよ!」

「普通は食べて当たり前なんだけどな・・・。」

「俺はどうしてもオフトゥンの誘惑からは逃れられん。」

『私は朝早く起きてオフトゥンからさっさと出るからよく分からないな。』

 あんまりオフトゥンって言わないでくれる?

 笑いそうになるから。

「あの、そろそろHR始めたいんだけど、席ついてくんない?」

 声のした方を向くと、いつの間か茎野先生がいた。

「あ、先生おはようございます。」

「いやそれはいいから早く席着けよ。」

 言われたとおり席につく。

「そして鏡崎はケータイしまえ。」

「・・・(こくり)。」

 そして、そのままミー子が机に突っ伏した。

「おいコラ鏡崎。俺話聞く気なしか。」

『大丈夫です、声は聞こえてますから。』

「これなんて言ってるんだ絢駒。」

 ケータイをしまったので手話に切り替えるミー子だが、茎野先生には手話は分からないらしい。

「大丈夫です、声は聞こえてますよ。」

「ナメてんのか鏡崎。」

「・・・(ふるふる)。」

「ったく・・・。んじゃ、今日の連絡な。お前ら、旅行気分で浮かれてるのはいいけど、あと1か月くらいで文化祭だからな。準備しとけよー。」

「・・・あっ。」

 そういえば文化祭があった。

 うちの学校は11月に文化祭を行う。

 今年のうちのクラスはお化け屋敷だ。

 俺が、人を脅かすんだぜ!

「やべえそうだった!」

「配置とかいろいろ考えないと!」

「今日からやるか!」

 クラスのやつらが結構あわてている。

 ・・・俺もちゃんと手伝ったほうがいいよな。

 そういえば文化祭前の女子のノリって苦手なんだよなあ・・・。

 あの、文化祭の時だけ団結力高まる系女子が。

「ちょっと男子ぃ!ちゃんとやってよぉ!」

 とか言われるとやる気なくす。

 ならば言われる前にやればいいんだ!

 というわけで裁縫は手伝うから。

 いいよ!裁縫なら!セット作るのとかは他のやつらに任せる。

「あと文化祭の後はテストだから頑張れよ。」

「楽しさからすぐに現実に戻されるんだな・・・。」

 めっちゃいやだ・・・。

「はい、というわけで今日も一日頑張ってください。はい終了。」

 茎野先生が教室から出ていく。

 というわけで、授業は寝ます。


「なあ夏央、お前怒られてよく寝れるな。」

「いやいや、俺はノート取ってから寝てるかプリント解いてから寝てるからさ、ほら、先生に見せたら黙ってただろ?」

「・・・寝てるから通知表の成績微妙によくないんだろ?」

「テストで点数取れればへーきへーき。」

「・・・夏央の内申点が気になるわ。」

 内申点か・・・。

 そういえば進路はどうしよう。

「まー俺はやればできる子だからね。いざとなったら一般受験で行くさ。」

「いざとなったらというよりはそっちの方が可能性高いと思う・・・。」

「京介は推薦か?」

「そうそう、お前俺の好きな花よく知ってるなあ。」

「どっから出てきたんだよその話。水仙じゃねーよ。」

「冗談だよ冗談。まあ、推薦なら安泰だよなー。」

 推薦か・・・。

 俺でも行ける推薦とかはないかな。

 授業態度を考えると相当低そう・・・。

「まあお前なら料理・・・っつーかお菓子とかの方でやってけそうだよな。」

「実際そっちも考えてはいるんだけどな・・・。京介はどんな感じなんだ?」

「俺は経済の勉強でもしようかなーと。」

「そういえば情報処理科のやつらと一緒に簿記の資格取ってたな。」

「そうそう!ちなみにパソコンの資格の方も取ってきた。」

「すげーなお前・・・。」

 結構遊んでるイメージだけど、ちゃんと勉強してんだな・・・。

「でも実はパソコンのプラグラムとか覚えてゲーム系統に行くのもいいと思ってる。」

「それこそかなり厳しい道だよな・・・。」

「まあね・・・。」

 京介が遠い目をしている。

 ゲーム系って今や人気の職種だし、絶対大変だろ。

「違う大学に行ったら会える時間は減るけど・・・。それでも俺たちは友達だよな!?」

「案外すぐ連絡付かなくなったりしてな。」

「俺はいつまでも夏央と友達でいたいぞ!?」

 京介が俺の肩を掴んでくる。

 ちょ、冗談ですから。

「嘘だよ。中学からここまで一緒だったんだ。ぜってー友達だ。」

「絶対だからな!成人式の日には2人で飲みに行くからな!」

「まあまずはお互いちゃんと進路に成功しないとだけどな。」

「そこに関しては夏央がとても心配だ。」

「真顔で言うな真顔で。」

 お互いおかしくなって笑いあった。

 こいつならきっといつまでも俺の友達でいてくれるだろう。

 たとえ別の進路でも、たとえ遠くに行っても。

 ・・・まあまだ、高校生活は半分残ってるんだけど。

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