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Please speak!  作者: 長野原春
23/113

楽しい時間も終わりです

 振り返って、ミー子が時羽をにらみつける。

『だから何さ。』

「だから何って・・・、仕方ないじゃん!いじめられるなんて耐えられないもん!」

『はいはい。友達より周りを取ったのね。裏切りですよね。』

「うっ・・・!」

『仕方ないじゃんって、なに開き直ってんのよ。もういいよ。なっち、行こ。』

 ミー子が俺の手を握り、早足でその場を離れた。

 時羽は唖然としていた。

 紫垂は何がなんだかわからずにおろおろしていた。

 ほかに行きたいところもあったけど、このままだとミー子が楽しくないだろうし、旅館に戻った。


「・・・はぁ~。」

 自分たちの部屋に戻り、その場にへたり込んだミー子が大きなため息をついた。

「え・・・っと、だ、大丈夫か?」

『なーんでせっかくの楽しい旅行でこうなりますかねえ・・・。』

「・・・。」

 俺は、ミー子がいじめられていたことに関しては全くと言っていいほど知らなかった。

 ミー子が大けがをした時に初めて知ったぐらいだ。

 正直言って、なんて言葉をかけていいかわからない。

 大丈夫だなんて無責任なことは言えないし。

「・・・(すとん)。」

 何か言おうと言葉を考えていると、ミー子が俺の膝を割って入ってきた。

「ど、どうした?」

『ちょーっと、そばにいてほしいかなって。』

「あ、ああ・・・。」

『何も言わなくていいからさ、ちょっと、ぎゅってして。』

 言われたとおり、ミー子を抱きしめる。

 ミー子の温かい身体は、かすかに震えていた。

「・・・ぐすん。」

 そのまま、ミー子が少し泣いた。


『いやあだいぶスッキリしました。』

「スッキリ?」

『うん。誰でもいいから私をいじめてた子に許さないって言えてね。まさかその相手が奏だとは思わなかったけど。』

 はたしてそれでよかったのか。

 ミー子がそれでいいって言うならいいんだが。

『まあ、奏は最後の方しかいじめに加担してなかったんだけど、なによりショックが大きくてね。』

 確かに、俺も京介に裏切られたらかなりショックだろうな。

『まあそれはいいとして、どうする?まだ2時だよね。』

 たしかに、まだ探索を終えるには早い時間だった。

「よし、また外行くか。行きたいところとかは?」

『あるよ。』

「よっしゃじゃあそこ行くか。」

『やったぜ。』

 俺たちはまた湯布院の街に繰り出した。


「いやー、歩き回ったな。」

『楽しかったね。』

 日も暮れて、湯布院観光を終えた俺たちは、旅館に戻ってきた。

 外がなかなか暑かったので汗もかいてしまった。

「風呂でも入るかなあ。」

『お風呂?』

「ああ、汗かいたしな。」

『だったらさ、』

 と、そこで会話を切り、どこかを指さした。

「ん?そこに何かあるのか?」

『半露天風呂っていう貸切のお風呂がある。』

「ほうほう。」

『一緒に入りませんか。』

「露天・・・一緒に!?」

「・・・(こくり)。」

 露天風呂で一緒に入るとな。

 マジか。

『一緒にいい景色を眺めながらお風呂入ろう。』

「嫌だと言ったら?」

『殺してでも連れていく。』

「強制じゃねえかそれ!」

 どうやら俺に拒否権はないようだ。

 ・・・まあ、たまにはいいか。


『頭洗ってくれてありがとう。』

『いやいや、こっちこそ背中流してもらっちゃって悪いな。』

『お互い様だね。』

『HAHAHA。』

 そんな変な会話を手話でする必要もないんだけど。

 おかしなことだとは思うんだけど、最近ミー子の裸も見慣れた気がする。

 今はお互いバスタオルを巻いてるけど。

 やっぱり、あれだよなあ。

 ミー子と同棲してる時、風呂まで一緒だったからだよなあ・・・。

「・・・ふー。」

「はぁ~~~~。」

『おいおいそこのおっさん。』

『今のは人のこと言えないだろ?』

『おっとそうだねHAHAHA。』

『HAHAHA。』

 自分で乗っといてなんだがなんだこの流れ。

『きれいだね、景色。』

『ああ、なんつーか、こういうの、いいよな。』

『そうやって具体的に表現できないところ、なっちらしい。』

『うっせ。』

 ちょっと表現力が残念なだけだ。

 ミー子が俺に寄り添ってきた。

『来てよかったね。』

『そうだな。母さんたちに感謝しないとな。』

 そのあと、ゆっくりつかっていた俺たちは、長居しすぎたせいで2人してのぼせた。


『あっつー。』

「そう思うんだったら離れてくれ。」

 自力で風呂から出て、部屋に戻ってきたはいいが、ミー子が覆いかぶさってきた。

 俺の上でぐでっとしてやがる。

『うん、のぼせるとは思わなかったね。』

「俺はいつまで入ってるんだろうと思ってたけどな。」

『先言えよ。』

「すまんかった。」

 俺自体が烏の行水みたいなもんで風呂が短いから、ミー子に合わせたら大変なことになっちまった。

『きつかったならいってくれればよかったのに。』

「うーん、そうだなー。」

『まったくもう。』

「そういうミー子だってのぼせたじゃん。」

「・・・(ぽかっ)。」

 ミー子が顔を赤くして俺の脇腹を小突いた。

 なぜそこで顔を赤くするんだ。

「・・・(すたすた)。」

 ミー子が俺から離れて行ってしまった。

「あー、明日には帰るのかー。」

『もうちょっといたかった?』

「んー、いや、楽しめたしいいかな。」

『そうだね。』

 あんまり長居すると楽しさ半減だしな。


「さ、もう寝ようか。」

「・・・(くいくい)。」

「ん?どした?」

 ミー子が下を向いてうつむいていた。

 下から覗き込むと、どことなく不安げな顔をしていた。

「どうかしたのか?」

『2人で旅行、最後の夜。』

「はい?」

『なっちの意気地なし。』

「いやいや、」

『というのは嘘で。』

「は?」

 絶対いらなかっただろ今の会話。

『一緒に寝よう。嫌と言われてももぐりこむ。』

「提案じゃねえな!?」

 どうやっても一緒に寝ることになるんだな!?

『一人だとほら、いろいろ思い出しちゃうから。』

「あー・・・、うん。そういうことな。」

 旅行の時くらい、嫌なことなんて思い出したくないんだろう。

「・・・(どっす)。」

「ごふぉっ!?のしかかるな!」

『私体重軽いでしょ。』

「ダイブされたらさすがに重いわ。」

「・・・(すりすり)。」

「やめろ顔をこすりつけるな。」

 猫かお前は。

『にゃ~!』

「!?」

 突然流れた音声に驚いた。

 ミー子がケータイで猫の鳴き声を再生したらしい。

 正直ミー子との会話には俺の声の音しかしないので他の音がすると結構ビビる。

『びっくりしてやんの。』

「誰のせいだ誰の。」

『ほら早く寝るよ。』

「スルーかよ!?」

 テメーこの野郎。

『一緒に寝ると安心。』

「子どもじゃないんだから・・・。」

『いーのいーの。なっち、愛してる。』

「そんな心のこもってない愛してるなんていりません。」

 そういうと、ミー子が俺の背中に抱きついてきた。

「すー・・・。すー・・・。」

「そのまま寝るなよ。」

 寝付くの相変わらず早すぎるわ。

 まあいいや、俺も寝よう。

 明日は朝に飛行機乗らないといけないし・・・。


「・・・(ぱちっ)。」

『別に、心がこもっていないわけではないんですけどね。』




「・・・(ゆさゆさ)。」

「・・・うぅ・・・。」

 待ってくれ、まだ起きる気になれない・・・。

「・・・(つんつん)。」

「もうちょっと・・・。」

「・・・(ばしっ)。」

「いてえ。」

「・・・(ぐいっ)。」

「まぶしい。」

 目をこじ開けるな。

「・・・(ぽふっ)。」

「どいて。」

 上に乗られるとさすがに重い。

 いや、それ以上の問題があってですね・・・。

『なっち、一つ聞きたい。』

「聞かないでくれるとありがたい。」

『私の太ももに。』

「それ以上言わないで。」

『期待してる?』

「してねえ。男子の生理現象だ。」

 仕方ねえだろうが。

 朝だもん許してよ。

『これどうするの?』

「ほっとけば治るから何もしないでくれ恥ずかしい。」

 俺は今、精神的いじめを受けています。

 おねがいです、誰か助けてください。

 いや、京介、助けてくれ。

 あぁ・・・、ここは旅行先だぁ・・・。

『さあ片づけて朝ご飯を食べましょうか。』

「・・・はぁー・・・。」

『ん?もっと追究したほうがよかった?』

「やめてくれ。」

 俺がもたない。

『もう帰るんだね。』

「そうだなー。嫌か?」

「・・・(ふるふる)。」

 あれ、嫌なのかと思った。

『お土産がダメになる。』

「そっちか。」

『でも、できればもうちょっと二人でいたかったなー。』

「1学期中は結構二人でいた気がするけどなー。」

 おもにあのゴミのせいで。

『そうじゃなくて。』

 布団を片付けたミー子が、そばに寄ってきた。

 そのまま、俺の隣に座る。

『2人で旅行なんて、今までなかったからさ。この状況を楽しみたいわけよ。』

「・・・また、来ればいいじゃん?」

『お、連れてってくれるんですか。』

「また金貯めてさ、また行きたいところ行って、また楽しもうぜ。」

「・・・(こくり)。」

「ああ、でも来年は受験だから行く暇ないか。」

『こんな時に現実突きつけるなよ。』

「すまねえ。」

 受験・・・そういえば進路決めてねえなあ。

『じゃあ、卒業旅行にしよう。』

「お疲れさまってか?」

『うん。その時は陽花も鈴波くんも誘いたいけど。』

「それいいな。」

 だいぶ騒がしくなりそうだけど。

『じゃあ、そろそろ行こうよ。』

「そうだな。」

 旅館の部屋を後にして、食事処へ向かう。

 朝食の味は、あんま覚えてない。


「きもちわりい・・・。」

『食べ過ぎ。』

 空港内で、ミー子に肩を貸してもらいながら歩く俺。

 かっこわりい・・・。

『その状態で飛行機乗ったらキラキラしちゃうのでは。』

「いや、牛乳レースじゃねえんだから。」

 あの人みたいにはならないぞ。

 それに俺は飛行機は平気だし。

「ミー子が飛行機乗りたくないだけじゃ?」

「・・・(びくっ)。」

 図星をつかれたかのように、ミー子の背筋が一気に伸びた。

『別にそんなことないし。』

「本当か?」

『乗らないと帰れないし。』

「そうだな。」

『ごめんやっぱ怖い。』

「ハッハッハ。」

『笑うんじゃねーよ夏央。』

 そのまま俺から手を離し、すたすたと先に行ってしまった。

「え、ちょっと待って!そんな早く歩けない!待って!Help meeeeeeeeeeee!!!」

 空港内の人から変な目で見られた。


『恥ずかしいことしないでよ。』

「俺を置いてったミー子が悪い。」

『理不尽だな!?』

 ミー子が珍しく驚いた。

「ほら、そろそろ飛行機が動くぞ。」

『寝る。』

「決めるの早いな。」

「すー・・・。すー・・・。」

「寝るのも早いな。」

 やっぱりのび太だろコイツ。

 一人で何しましょうかねえ・・・。


「お飲み物はいかがですか?」

 何をしようか悩んでいると、CAさんが話しかけてきた。

 飲み物か。

「じゃあ、いただきます。」

「何になさいますか?」

 何にしよう。

 ウーロン茶は・・・トイレが近くなるしいいや。

 そうだなー。

「んー、リンゴジュースで。」

「かしこまりました。」

 リンゴジュースが手渡された。

 果汁30パーセント。

 100パーのジュースがうまいんだぜ。

 まあ文句なんて言ってらんないよな。

「ぷはー。」

 喉渇いてたからうまい。

 と言ってもミー子も寝てるしホントに何もやることないんだよなー。

 そうだ写真の整理をしておこう。

 多分ぶれてるやつとかもあるだろう。

 

「うん、やることがねーわ。」

 どうすりゃいいんだ。

「すー・・・。」

 起きる気配なし。

 まあ起こすのも悪いし、まだ羽田までは時間あるし、俺も寝るかな。


『彩玉よ私は帰ってきた!』

「ソロモンじゃねえんだから。」

 目を覚ましたミー子はテンションが高かった。

 お土産、いろんな人に渡しに行かないとな。

 これが旅行のめんどくさいところなんだよな。

『都会は暑いですなあ。』

「なぜあっちの方が涼しかったんでしょうかねえ。」

 ビル群のせいか。

 そうなのか。

『なんだか一気に現実に引き戻された感じ。』

「また明日からバイトかあ・・・働きたくねえ。」

『そこは働きたくないでござるでしょ。』

「そこまで俺はキモくないぞ。」

『ナルシスト(ボソッ)』

「なぜそこまで言われなければいけないのか。」

 キャリーバッグを引きずって、家に帰った。




「ただいまー。」

「あ、なつくん!お帰り!」

 家にいたのは春姉だけだった。

「どうどう?楽しかった?」

「ああ、とっても。」

「いいなー、旅行、私もどっか行きたいなあ。」

 と、そういいながら春姉が俺をチラチラ見てくる。

「な、なに。」

「んー?いや、旅行行きたいねって。なつくん、一緒に行く?」

「え、うーん。」

 義姉と旅行・・・義姉と、旅行ですか・・・。

「むー、美衣ちゃんとは行って私とは行ってくれないのー?」

「そういう言い方されると困るんですが。」

「ふふふ、冗談冗談♪」

 春姉がおかしそうに笑った。

 冗談かよ・・・。

「あ、この写真さ、紗由さんに渡してほしいんだけど、頼んでもいいかな?」

「ん?どれどれ?」

 ゆふいんの森を撮った写真だ。

 紗由さんのお土産はこれだけですが。

「んー、私この後出かけるから、夏君が紗由の家に行くのは?」

「えっ?」

 俺紗由さんの家は知らないよ?

 というか、俺一人で行くの?

 それちょっとハードル高くない?

「はい、これ紗由の家の住所ね。」

「え、ええ?」

「私はこれから冬華さんと出かけるから、また夜ね。」

「え、冬姉と出かけるの?」

「うん、夕飯食べに来るってさ。」

「あ、そうなんだ。」

 冬姉に合うのも久・・・しぶりじゃないか。

 この前バイト先に来てたよな冬姉。

「じゃーねー!」

 行ってしまった。

 俺の右手には、紗由さんの家の住所が記されたメモがある。

 ・・・一人で行くしかないのか・・・。


「えーと、ここ、だよな?」

 一人だが思わず疑問形になる。

 何せ俺はあまり方向感覚が鋭くない。

 地図とかはミー子に読んでもらってたし。

「・・・そういえば、紗由さんの名字って何だっけ。」

 名前のイメージしかないから覚えてないなあ。

 確か最初に自己紹介してたはずだけど・・・。

 えーと・・・確か野菜みたいな苗字だったような・・・。

 とりあえずここのアパートだろうし表札見ていくか。

 えー山﨑、違う。阿藤、違う。蒼井、違う。

 ・・・瓜野?こんな名字だっけ、いや違うな。

 ああそうだ那須野だこれだ。じゃあここか。

 インターフォンを押すと、しばらくしてから声が聞こえた。

『・・・ふぁい。どちら様ですー?』

 もしかして寝てたんだろうか。

 もう昼の3時なんだけど。

「絢駒ですー。」

『セールスなら間に合ってますー。』

「いやセールスじゃねえよ!?俺です!夏央です!紗由さん!」

『うえっなつおくん!?ちょっと待っててー!』

 家の中からどたどた聞こえる。

 部屋を片付けてるのかな?それなら目をつむろう。

「お、おはよう。上がってってよ。」

「もう昼の3時なんですが。」

「ふぁああ!?」

 うるせえ。

 部屋の中は意外にきれいだった。何してたんだろう。

 あれか、歯磨いてたのかな?

 ・・・これが、女子大生の家ですか。

 一人暮らしなんだなこの人。

 お、女の人の家に上がったのは初めてだ。

 というか、なんて格好してるんですか紗由さん。

 キャミソールにショートパンツですか。

 やっぱり寝てたんだなあんた。

 ブラジャーくらいつけてください。割かし胸大きいんだから。

 その、ね・・・キャミソールですし、キャミソールですし・・・。

「んで、なぜ私の城がばれたのかね?」

 そんなことお構いなしに紗由さんが切り出した。

「春姉に教えてもらいました。」

「何してんだよはるさめ。そしてYOUは何しにここへ?」

「旅行行ってきたのでお土産です。」

「ほうほう。」

 カバンの中から写真を取り出す。

「おーう、九州に行ってきたんだ?」

「はい、湯布院へ。」

「いいねー!いい特急だねー!もしやおヌシ、乗りおったか。」

「ええもちろん。」

「えーいいなー!私も乗ってみたいなー!ちょっとなつおくん連れてってー!」

 紗由さんがいきなり両手を振り上げて騒ぎ出した。

 ちょ、落ち着いて。

 胸的な意味で。

「いい写真だね。これはもらっておこう。でも私もいつかは肉眼に収めるよこの特急電車を!」

 紗由さんが右手を握りしめ立ち上がった。

「・・・でも一人で行くのってなんかさびしくない?」

「春姉とか誘ってあげてください。行きたがってたんで。」

「よーし紗由さん考えとくぞー。」

 良かったね春姉。

 旅行行く相手いたよここに。

「よーしいいお土産持ってきてくれたお礼にお姉さんがよしよししてあげよう。」

「なんですかそれ。」

「よーしよしよし。」

 いきなり抱き寄せられて頭を激しくなでられた。

 ちょっと待ってちょっと待って。

 問題は頭を撫でられていることではない。

 がっちりとロックされている頭が紗由さんの胸に当たっているのですが。

 やらかい。

 いやそうじゃなくて。

「もー、さすが高校生。おっぱいで興奮してるんじゃありませんよー。」

 えっおっぱいってそういうものじゃないんですか。

 ハンパねえな大学生。

「はい終わりー。私眠いからそろそろお帰り下さい。」

「まだ寝るんですか!?」

「せっかくの夏休みだしお休みを満喫させてー。」

「わ、わかりました。じゃあ、帰りますね。」

「んー、今度来るときは言ってねー。」

 帰り道、頭の中がおっぱいでいっぱいだった。

 そして、胸のことを考えると、なぜかミー子が浮かんできた。

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