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Please speak!  作者: 長野原春
12/113

ゲームはやっぱり楽しいです

「おー!1週間ぶりじゃんアヤ!」

「よう!久しぶりのシャバの空気はどうだ!?」

「出所してきたわけじゃねえんだから。」

『久しぶり。』

 教室で出迎えてくれたのは、まあ、いつも通りというか、祈木と京介だった。

「かがみん、もう平気なの?」

『たぶん。』

 多分って。

 連れて来たはいいけど、大丈夫だろうか・・・。

「にしてもあれだな、お二人さん、おアツいな。」

「う、うるせ。」

『なっち、優しいから。』

 俺たちは手をつないで登校した。

 というか、ミー子が手を放してくれなかった。

 手汗かきそうで気が気じゃなかったが・・・。

『つないだ右手がベタベタするの。』

「もう俺ミー子と手つながねーわ。」

『嫌とは言ってない。』

「ホント仲良いねアヤとかがみんは。」

『夫婦だから。』

「だからいつの話だよ。」

 どんだけ引っ張るんだよそれ。

『この1週間同じ布団で寝てたもんね。』

「ばっ・・・!」

「え、えー!?」

「おいおい、まじかよ夏央。」

 ミー子がとんでもないことを言い出した。

 そういうことは人に言わないの!

 内緒にしとくの!

「傷心のかがみんに付け込んだんだアヤ・・・。」

「俺が守る的なこと言っといてお前は・・・。」

「お前らとんでもない誤解してるな?」

 なにもやってないからな?

 逆に俺誘われたかんね?

 俺の意志じゃないないかんね?

『寝ただけ。私がお願いした。』

「あ、そうなの?そ、そうだよね!アヤはしないと思ってたよ!」

「そうだよな!夏央がするなんてありえないもんな!信じてたぜ!うん!」

「嘘つけ。」

 完全に信じてなかっただろ。

『一人で寝るの、怖かった。なっちがいてくれて助かったよ。』

「おーう、アヤ、優しいね?」

「ま、まーな。」

 最初は寝れなかったけどな。

 布団の中で抱きつかれたときは危なかったぜ。

『布団の中で抱きついた時の反応とか面白かった。』

「遊んでたのかよ!」

 あれのせいで眠れなかったんだぞ!いい加減にしろ!




「んで、どうだったよ?」

「何が?」

 昼休み、俺と京介で屋上に来た。

 祈木とミー子は違う人と食うらしい。

 ・・・そういえば、ミー子と離れたの1週間ぶりか。

 この1週間、トイレ以外一緒にいたからなんかアレだな。

 少し違和感があるな。

「ばっかお前、アレだよ。美衣ちゃんと一緒に寝て、どうだったよ?」

「あー・・・。」

 正直、俺の精神衛生上よくないのであんまり考えないようにしてた。

 うーん、思ったことといえば・・・。

「人って、結構あったかいな・・・。」

「・・・それだけかよ。」

「まあミー子だし?」

 向き合って寝るの相当恥ずかしかったし。

「変な気起こさなかった?」

「起こすまいと必死だった。」

 己との戦いでした、ハイ。

「お前は一緒に寝れるような女の子がいていいよなー。」

「いや、普通いないから。」

 ちょっと特殊なだけだから。

「俺が一緒に寝たら、その女の子のすべてを堪能するわ。」

「通報するわ。」

「まだ何もしてないだろ!」

 これから何かする気だこいつ。

 危ないな。

「相手もそれくらいの覚悟があって同じ布団で寝てるんだから、少しくらい触ればよかったのに。」

「お前・・・、あんな状態のミー子に触れるわけないだろ・・・。」

 ミー子自身はいいと言っていたけど。

 いや、あの時はかなり無理をしていたはずだし。

「でもさ、結局は夏央も男だし、そういうのしたいだろ?」

「・・・んー、・・・まあ・・・。」

 俺だってそういうのに興味がないわけではない。

 ただ、ミー子に対しては強い理性が働く。

 自分でまだその資格はないと決めつけてるからだろう。

 まあ俺だってできることなら・・・。いやいやいや。今は夜じゃない。

 そういうのは夜のテンションで話すべきだ。

 ただ、あれだ。

 久しぶりに男の会話をしたと思う。




「ほらほら、アヤがいなかった分のノートだよ。」

「おお・・・、マジで助かる。」

 授業が進んでてまったく分からなくなっていた。

 ノートを俺とミー子の分まで取ってくれた祈木には感謝でいっぱいだ。

 だって・・・、もしノートがなかったら分からずに赤点まっしぐらだし・・・。

 赤点になったら追試だし。

 やっぱ停学ってでかいなあ・・・。

「ミー子、分かる?」

「・・・(ふるふる)。」

 ミー子は停学じゃなく、休んでいただけだが・・・。

 これから、ちゃんと勉強しないとな・・・。

 化学は春女さんに教えてもらおう。

 あれだ、ちょっと、授業寝ないで頑張ってみよう・・・。

 

「やばい・・・。分からん・・・。」

『テスト前には自由参加の補習とかあるし大丈夫。』

「嫌だけど、今回ばかりはやるか。」

『私も出る。』

 今回の中間試験は吉田のせいで中止となった。

 つまり、次の期末試験の範囲は1学期全てとなる。

 非常に範囲が広い。

 せっかく春女さんに化学を教えてもらったりミー子に数学を教えてもらったり祈木に英語を教えてもらったりしたのに。

 また、期末試験前には教えてもらおう。

 大丈夫、今回のところはほぼ覚えた。多分。

 化学と数学は大丈夫。

 英語は微妙だが。

『また期末試験前に国語と日本史教えてね。』

「おう、いいぜ。今回の範囲は大丈夫か?」

「・・・(こくり)。」

「そうか。」

 こいつは教えればちゃんと覚える。

 授業に関しては、ミー子はやらないだけだ。

 ちゃんと勉強すれば頭いいんだけどな。

『期末終わって夏休みになったらどっか出かけようよ。』

「お、いいな。」

『日帰りでも泊まりでもいいから旅行に行きたいなー。』

「旅行か・・・。」

 どこに行こうか。

 近いところだと涼海あたりだろうか。

 車の免許があったら車で行きたいが、まだ16なので残念ながら取れない。

 電車かな。

「ちゃんとバイトして金貯めとこ。給料出るのが25日だから8月でいいか?」

「・・・(こくり)。」

 よし、目標できたからやる気でた。

 期末試験まで頑張るかな。


「どうしよう3日休むだけでこんなに分からなくなるもんか。」

「数学進むの早いからねー。」

「やめてよして。ミー子はこれ分かるか?」

「・・・(こくり)。」

 こっちを見ずに、ミー子は頷いた。

「まじかよ・・・、つかなんで分かんの。」

「・・・。」

 ミー子がこっちをちらっと見て、ノートを寄越してきた。

「こ、これは・・・。」

 予習ノートだった。

「え?ミー子予習とかしてたの?」

「・・・(こくり)。」

 すげー。

 国語と日本史は予習も何もない。

 先生の話を聞けばいいだけだ。

 今まで予習なるものはしたことない。

 国語と日本史の復習はするけどね!

「まあ、あんまりあたしも分からないけど。」

「数学って難しいよな。」

「ね!」

「そこうるさい。」

「「すんませんでした。」」

 わからないからおしゃべりが増えるんでしょ!!

 もっとわかる授業しなさいよ!

 ・・・いや、学校来てなかった俺が悪いんだけど。

 中学の時に数学を放棄しなきゃよかったと思った。




『なっち、帰ろう。』

「お、そうだな。」

「お前らって帰りどっか寄ってくとかないよな。」

『そう?買い物とかあるよ?』

「美衣ちゃん、そうじゃなくね?」

「・・・?」

 ミー子が首をかしげる。

 そりゃそうだ。

 帰りどこかに寄るより家でパラロスやってた方がミー子にとっては楽しいからな。

 俺も特にどこか寄るとかはないし、家にいた方が楽だし。

 まああんまり金を使いたくないってのもあるが。

「京介はどっか出かけたりすんの?」

「これからゲーセンだぜ!」

「あーゲーセンか。」

 そういえば、京介はゲーセン通いだった。

 どんなゲームやってるかは知らないけど。

「バイトあるからそんなにいれる時間ないけどね。」

「でも金稼がないとそもそもゲーセンに入れないからな。」

「そこなんだよ。」

 ゲーセンはなあ。

 中学の時は結構行ったが、金の減りが早い。

 貧乏高校生の財布的にはきついなあ。

『今日はパラロスでダウンロードステージの配信日。』

「あ、そうか。今日だったか。」

 パラロスはGSストアでダウンロード追加パッチが出される。

 新クエストや新ステージなどが出るので、飽きることなく遊べる。

 それがパラロスのいいところだ。

「美衣ちゃんも夏央も、パラロス大好きだよなあ。」

「・・・(こくり)。」

「やってて楽しいぜ?」

「俺はああいう無双系は苦手だからなあ。」

「あ、そうなんだ?」

『そうだったんだ。』

 あれか。360°から敵が攻めてくるからか。

「じゃあ、そろそろ帰るか。」

「・・・(こくり)。」

「じゃーな京介。バイト頑張れよ。」

「おうよ!」

「・・・(ひらひら)。」

 校門前で京介と別れ、俺たちは帰った。




『ささ、やりましょうか。』

「おう。」

 家に帰ってすぐ、俺はミー子の家に来た。

 もちろん、パラロスの追加パックのためだ。

 俺もだいぶ上手になった。

 まあ、ミー子には負けるんだけど。

『ダウンロードがいつもより長い。』

「じゃあいつもより追加ステージ多いのかな?」

『かもしれない。』

 ミー子の目が期待で満ちているのが分かる。

 どれくらい追加されんのかな、俺も楽しみだ。

【ダウンロードが完了しました!】

『わくわく。』

「どきどき。」

 ステージやクエストが増えるのはいい。

 その分楽しみも増える。

【追加パックをロードしました。

 内訳 新ステージ 4

    新クエスト 10    】

「めっちゃあんじゃん。」

「・・・(こくり)。」

 いつもなら、新ステージは1つ、よくて2つ追加される。

 今回は4・・・マジか。

『早くやろう。さあ早く。』

「よしやろう。今すぐやろう。」

 ゲームを即起動し、追加ステージを確認する。

【追加ステージ

 ユグドラシル フレズベルク防衛 ☆×8

 ユグドラシル ニーズヘッグ討伐 ☆×9

 ムスペルヘイム宮殿       ☆×11

 星降りの丘           ☆×12】

「☆12!?」

「・・・(ごくり)。」

 ミー子が唾を飲む音が聞こえた。

 パラロスの最高難易度は☆×12。

 つまりダウンロードで最高難易度ということになる。

 これは・・・、やばそうだ。

「その前のムスペルヘイム宮殿も難しそうだけどな。」

「・・・(こくり)。」

 ムスペルヘイムは火の世界。

 炎を扱うメタトロンは使えない。

「ま、一つずつクリアしていこう。」

「・・・(こくり)。」

 俺たちはコントローラーを握り直し、ゲームに集中した。


「・・・んまあ、ここまではいいよな。」

『難易度調整もいい感じで楽しいね。』

「そうだな。」

 ユグドラシルは余裕だった。

 ムスペルヘイム宮殿はちょっと難しかった。

 水などを扱うキャラクターでないと、体力がどんどん減っていってしまうからだ。

 敵も強かったし、なかなか大変なステージだった。

「さて、最後ですね。」

『ねえねえなっち。』

「なんだ?」

『これ。』

 ミー子が見せてきたのは、今回追加された新クエストの欄。

 今回追加されたステージに関連するクエストがあるが、星降りの丘のクエストは1つだけだった。

【星降りの丘を、体力満タンの状態でクリア】

「体力満タン?」

『ノーダメージとは言ってないね。』

「どういうことだ・・・?」

 つまりは、クリア条件を満たす前に回復アイテムを取ればいい。

 なければ敵に空中コンボを決めて、アイテムを落とさせればいい。

 もしかして、簡単なのかな?

「まあ、追加初の☆12だし、あんま難しいものじゃないのかね。」

『かもね。』

 ただまあ、☆12だし、それなりに気を付けないと。

「じゃあやるか。」

「・・・(こくり)。」

 さあ、やるぞ!


「何これええええぇぇぇぇぇ!?」

「・・・!・・・!・・・っ!」

 簡単なわけなかった。

 というか、想像以上に難しかった。

 星降りの丘って、そういうことだったのか!

「あ、死んだ。」

「・・・。」

 二人とも戦闘不能でゲームオーバー。

 こんなこといつ以来だ。

 あ、セラフィエルとメタトロンを強化してた時以来だ。

「ちょっと休憩しよう。」

「・・・(こくり)。」

 ミー子が麦茶を持ってきてくれた。

「ありがとう。」

「・・・(こくり)。」

「いやあ、にしても、あれはどうしようか。」

『敵も強いし、あれやばい。』

「基本飛び回ってた方がいいよな。」

『そうだね。』

 今回追加された星降りの丘。

 そのステージはとんでもないものだった。

 広いステージだが、見通しが悪い。

 アイテム箱が非常に見つけづらく、敵もどこから来るかわからない。

 ニブルヘイムのような暗闇ステージではなく、霧なのか分からないが全体的に白い。

 そして、最大の特徴が、

『地形ダメージが一番痛い。』

「そうだな・・・。」

 エリア全域にわたって、絶えず隕石が落ちてくる。

『星降り(物理)』

「だな・・・。」

 キャラを狙ってくるわけではないが、無差別に落ちてくるので逃げた先に落ちてくるなんてこともある。

 一応、落ちてくる場所に予兆は出るが、落ちてくるまで1秒かかるか微妙なくらいだ。

 そしてダメージは固定で、おそらく最大HPの4分の1。

 つまり、4回食らったら戦闘不能。

 なんだこの鬼畜ステージは!

 体力満タンの状態以前に、クリアできるかどうかも怪しい。

 怖え!

「これクリアできんのか・・・?」

『運ゲー?』

「要素強いよな。」

 これ体力満タンの状態でクリアするとかどんな強運の持ち主だ。

 ・・・極めたら全避けとかできんのかな。

「とりあえず、クリアするまで頑張ってみるか。」

「・・・(こくり)。」

 ステージの性質上、あまり動かないで攻撃するキャラは危険だ。

 つまり、攻撃範囲が設定できて攻撃中は動く必要のないセラフィエルは使えない。

 動き回るのであれば、そうだな・・・。

『隕石は敵にもあたるんだし、メタトロンで吹き飛ばして地形ダメージを狙ってみるのは?』

「そうだなー、やってみるか。」

『私はサンダルフォンで飛び回りながら攻撃します。』

「お願いします。」

 よし、次はさっきのようにはいかないぞ!


「あ、できたな。」

「・・・(こくり)。」

 クリアはあっさりできた。

 今回、隕石に当たる回数が非常に少なかった気がする。

 予兆で地面が光るのは知っているから、よければいい。

 これはいけるぞ!!

「ミー子!このままクエストもやってみようぜ!」

「・・・(こくり)。」

 この調子でクリアするぜ!


「クエストはおろかクリアもできなかったんだけど。」

『全然隕石避けられなかったね。』

 運ゲー要素が強すぎるぜ・・・!

 結局、何度も挑戦はしたが、クエストはクリアできなかった。


「んじゃあ、今日は帰るぞ。」

『楽しかった。』

「俺もだ。また明日な。おやすみ。」

『おやすみ。』

 ミー子の家を後にして、自分の家に戻った。

 家族はみんな自分の部屋にいるみたいだ。

「特にやることないし、俺も部屋行くか。」

 部屋に戻ると、なぜか俺の部屋に春女さんがいた。

「なにしてるの。」

「あ、夏央くん。これ、私が作った問題集!」

「え。」

 俺の机には、レポートのようなものが置かれている。

「これ使って、化学の成績アップ目指そうね!」

「そ、そうだね。」

「分からなかったら私に聞いてね!教えてあげるから。」

「ありがとう。でも、この前みたいなのは勘弁な?」

「え?分かるまで教えてあげるよ?」

「お願い、ほぼ徹夜はやめて。」

 また倒れちゃうから。

 ミー子にも心配はかけたくないし。

「ちなみに、多分これからの内容も入ってるから、予習にも使えるよ?」

「まじか。」

 予習か・・・。

 すれば授業も分かるようになるかな。

 分からなければ春女さんが教えてくれるし、やらない手はないか。

 というか今日ヒマだし、今からちょっとやるか。

「じゃあ、ちょっと復習に使わせてもらうよ。」

「おお!いいね!分からなかったら聞きに来ていいからね!」

「うん。」

「あ、今日は寝るから明日以降ね。おやすみ!」

「おやすみ、春女さん。」

 春女さんは上機嫌で部屋を出て行った。

 春女さん、自分の時間を使って、俺のためにこんなものを作ってくれたのか。

 問題を見てみると、さほど難しいものはなかった。

「いや、これ簡単なんじゃなくて俺が覚えてるやつか・・・。」

 春女さんに教えてもらったこと、まだ忘れてないようだ。

「おっ、これ解けるな・・・。あ、これも・・・。」

 ぶつぶつ独り言を言いながら問題を進めていると、家のチャイムが鳴った。

 誰だこんな夜に。

 時計を見ると、もうすでに12時を回っていた。

 こんな時間に宅配?

 それとも礼儀正しい強盗犯だろうか。

「はーい。」

 家のドアを開けると、そこにいたのは、

「・・・(ふるふる)。」

 ちょっとふるえている、ミー子だった。

「ど、どうした?」

「・・・(ふるふる)。」

 なんだろう、ミー子の様子がおかしい。

「と、とりあえず入れ、な?」

「・・・(こくり)。」

 様子がおかしいミー子を、自分の部屋に招き入れた。

「どうしたんだ?」

『夢にあの先生が出てきた。』

「あ・・・。」

 あの先生とは、吉田のことだ。

 ミー子に襲い掛かったあのクズ。

『一人が怖くなって、眠れなくなっちゃった。』

「そっか・・・。」

 もうああなる心配はないというのに、あのクズはミー子の記憶から離れなくなってしまったらしい。

 許せねえ。

 もしムショから出てきたとして俺たちの前に現れようものならぶっとばして冤罪かけてまたオリに入れてやる。

 ミー子が強く、俺にしがみついてくる。

『ごめんね、こんな夜に。迷惑だよね。』

「何言ってんだ。お前のためだったらこれくらい迷惑でもなんでもねーよ。1週間ずっと一緒にいたりしただろ?」

「・・・(ぎゅっ)。」

 ミー子が俺に顔をうずめる。

 8日連続で、ミー子と一緒に寝ることになった。

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