↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
凡才剣士は死に戻りで最強に至る  作者: 結城 からく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/33

第5話 前編

 ルカの頭部が空中を回転する。

 そして断面から赤い煙を出しながら静止し、その状態で怒鳴り散らした。


「だから斬るなと言っているだろう!? 貴様は何も学ばんのかっ!」


「……お前が魔神を殺す魔神だとして、俺が攻撃しない理由にはならない」


「目的が同じなら結託できるではないか! 少しは考えろ! 貴様は野生動物かっ!」


 ひとしきり怒った後、ルカは咳払いをして落ち着く。

 彼女はリチャードを見下ろして告げた。


「とにかく、我の話を聞け。それすらできないのなら、もういい。貴様を殺して立ち去るだけだ」


「俺は負けない」


 リチャードはまたもやルカを斬ろうとした。

 それを認識したルカは、蔑んだ眼差しで呟く。


「――愚か者めが」


 赤い煙がリチャードに巻き付き、彼の肉体を一瞬で爆散させた。

 リチャードの視界が暗転し、次の瞬間には切り替わる。

 そこには誇らしげに名乗るルカの姿があった。


「我は血煙の魔神ルカ! 深淵の力を司る偉大なる王だ!」


「これは……」


 リチャードは愕然とする。

 何度も味わった感覚を通して、彼は自らの状況を正確に理解した。


(死んだことでまた時間が戻ったのか)


「どうした? 急に大人しくなったではないか」


 何も知らないルカは不思議そうにリチャードを見つめていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。