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大学生の空

 空は大学に入り朝の時間に少し余裕ができ

 た。

 なので朝読書を始めた。

 

 読み出すとその世界に吸い込まれるように

 入りきってしまうのでいつもアラームをか

 けてから本を読み出す。

 

 今読んでいる本は、教科書だ。

 

 は?

 本じゃないじゃん。

 教科書って…

 

 オレを小バカにする小人たち。

 おいおい、小人さんたちよ。

 この教科書は、教授がかいたものなんです

 よ。

 なんとも興味深いではないですか。

 ということで脳内小人たちに読み聞かせを

 していた。

 すると…

 グーグーと寝息を立ててみなさん就寝した。

 

 あ〜、子供たちやっと眠ったわ。

 って‼︎

 みんな聞いてねーし‼︎

 

 ま、そんなもんだろう。

 オレは黙々と本…いや教科書を読んだ。

 

 

 大学生は、意外と時間にゆとりができるな。

 

 あー、穂乃果ちゃん早く入学してこないか

 なぁ。

 

 ってか、早く穂乃果ちゃんと同棲したいな

 ぁ。

 

 

 

 しかし‼︎オレは穂乃果ちゃんが入学してく

 ることがうれしい反面心配なことがある。

 

 穂乃果ちゃんが入りそうなにゃ〜んサーク

 ルは、勧誘の時猫の耳をつけてかわいいし

 っぽをつけるのだ。

 

 なんならサークル中もそんな格好をして購

 買に来ていたりする。

 

 それはいかんだろ…

 可愛すぎる…

 

 オレはそんなかわいい姿の穂乃果ちゃんを

 ほかの野郎どもに見せるつもりもない。

 ってか、そんなかわいい穂乃果ちゃんをみ

 たら、オレの理性は吹っ飛んでしまう…

 ってか、ぶっ飛んでしまうかもしれない。

 

 ま、サークル問題はその時に考えればいっ

 か。

 

 

 あー…、でも穂乃果ちゃんの猫の姿みたい

 かも。

 

 なんてウハウハな空でした。

 

 

 

 

 そして本日穂乃果ちゃんとショッピング。

 

 

 すっかり生活のリズムも整ってきた。

 

 

 穂乃果ちゃんも三年生になり友達もできた

 と言っていた。

 

 その友達って女の子だよね?

 なんて野暮なことは聞かない…

 うん。

 そんなにオレは器が小さくない。

 

 と自分に言い聞かせていた。

 すると穂乃果ちゃんが

「お友達女子ですよ」

 と言って来た…

 

「アハハ、うん。だよねー」

「もちろんですよー」

 と返された。

 

 …オレの心の声ダダ漏れ続行中。

 

 

「あ、このマグカップペアで買わない?」

「あ、いいですね。買いましょう」

 と仲良くショッピング。

「空先生の一人暮らしもうすぐですね」

「うん。一人暮らしはじめてだからどうなる

 かわかんないけどね」

「そうですよねぇ、でもわたしもその一年後

 ご一緒させていただくのでその時は一緒に

 頑張りましょう」

「だね」

 

 仲良くマグカップを購入した。

 

 お揃いのマグカップを購入したのだけれど、

 穂乃果ちゃんは、それとは別のカップをも

 う一個購入していた。

 

 ⁇なぜもう一個買ったのだろう⁇

 

 それがわかるのはまだ先のことになる。

 

 …それにしても穂乃果ちゃん。

 オレは穂乃果ちゃんをジーっとみた。

 

 …やっぱり穂乃果ちゃん。

 

 …

 

「えっ、なんですの?空先生」

 オレは思わず穂乃果ちゃんをジーっとみつ

 めてしまっていた。

「…あ、穂乃果ちゃんなんか大人っぽくなっ

 たなってさ」

「フフッ、ありがとうです」

 

 穂乃果ちゃんは、嬉しそうに笑った。

 

 そう、なにを隠そう穂乃果ちゃんはとにか

 く大学生と高校生の差を縮めたいと頑張っ

 て大人メイクや大人ファッションを夜な夜

 な勉強していたのでありました。

 

 続く。

 

 

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