おこめ
オレは春休みたあ〜っぷり穂乃果ちゃんと
イチャイチャした。
もちろん穂乃果ちゃんの家庭教師とオレの
バイトがない時に。
ってかさ、オレよ…。
いつまでケーキ屋さんでバイトしているん
だい?
そうですねー。
まぁ、新しいバイト先で一から新しく覚え
るよりも慣れてたところで働いてた方がい
いっちゃーいいんですよねー。
自分で質問して自分が答える。
…暇か?
脳内小人たちに言われた。
あぁ、もちろん暇だ。
こんな暇な空だったが一つ悩んでいること
がある。
サークルだ。
もちろん何かに入るつもりなんだけど、来
年穂乃果ちゃんもオレと同じ大学に入るっ
て言ってるし、穂乃果ちゃんが入りそうな
サークルに入っておくべきか…
でも、穂乃果ちゃんが入りそうなサークル
は…
女子しかいないのだ。
穂乃果ちゃんに女子目当てですの?
なんて言われたら困る。
なので!オレは穂乃果ちゃんが入りそうな
にゃ〜んサークルではなく、モジモジサー
クルに入ろうと決めた‼︎
そして大学一年生になった。
あ〜、穂乃果ちゃんついに高校三年生かぁ。
三年生の穂乃果ちゃんいいなぁ。
今頃席に座ってるんだろーなー。
かわいいだろうなぁ。
あ…もしかしてイケメン先生とか入ってき
たりしてないよな?
それとも隣の席の男子が美少年でぐいぐい
系だったりとか…
穂乃果ちゃん…大丈夫かな。
と、
とにかく離れていても穂乃果ちゃんが頭か
ら離れない空なのでありました。
その頃穂乃果ちゃんも、
空先生…今頃大学にいるんだわ。
ミス美少女にうっかりぶつかって恋に発展
なんてことになっていなければいいのです
が。
ミス美少女…ミスが多いドジっ子美少女…
ギャップ萌え⁉︎
やめてー‼︎
と妄想しては、ハラハラしていた。
そして脳内ハラハラの二人は、それぞれ平
和な一日だった。
ハラハラなんてなんにもなかったのである。
しかーし‼︎
油断大敵‼︎
いつどこで何があるかわからない。
のんびりしていては、いけない。
お互い「おこめ」
を合言葉にしている。
お お互いに
こ こまめに連絡
め めげそうになったらハグ‼︎
だ。
この合言葉通りしょっちゅう連絡を取りあ
っている。
そして久々のデート
本日仲良くショッピング。
「空先生、サークル楽しいですか?」
「うん。もじもじサークルなかなかいいよ。
そうだ。サークルでいい本すすめてもらった
んだ。本屋寄らない?」
「はいです。素敵なサークルでよかったです
ね」
「うん」
オレのサークルは、みんなでもじもじして
いる…わけない‼︎
もじもじとは、文字のこと。
みんなで小説や漫画を持ち寄りひたすら読
む。
なんなら漫画や小説をかいている人もいる。
その作品を読ませてもらって感想を述べた
りなんかもしている。
もとからオレは読みものが好きなのでとに
かくいろんな世界に吸い込まれて楽しい。
穂乃果ちゃんは、おかげで安心している。
空先生は、ケーキ屋さんか本に没頭してい
るから安心ですと。
うん。たしかに。
ま、一番没頭しているのは穂乃果ちゃんな
んだけどな。
ウヘヘ。
いやらしい笑いを心の中でしている空。
しかし、クールボーイを目指している空は
心の中では、ウヘヘだけど見た目はクール
ぶっているのでありました。
続く。




