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溶けるアイス

 よく穂乃果ちゃんの部屋には家庭教師で来

 ていた。

 

 しかし本日は、修の部屋。

 

 空は久しぶりに修の部屋に入った。

 

 

 穂乃果ちゃんと付き合う前は、そもそも修

 と遊んでいた。

 

 なのでもしかしたら修と友達になっていな

 ければ穂乃果ちゃんにすら出会えていなか

 った。

 

「修、ありがとう‼︎」

 空は修の部屋に入るなり握手を求めた。

「あー、ありがとう」

 なぜかよくわからないくせにとりあえず握

 手する修。

 

「で、相談って?」

「あー、それがさあやめちゃんなんだけど」

 やっぱりあやめちゃんのことだった。

「うん。あやめちゃんが?」

「あのさ、オレたち大学が別々じゃん。だか

 らこれからうまくやっていけるかなーって

 思って。空は穂乃果と中学と高校で別々だ

 ったじゃん。どうだった?」

「あー、たしかに別々だったけど穂乃果ちゃ

 んの家庭教師してたから頻繁に会えてたか

 らなー。」

「そっかー」

「で、修は何が一番心配?」

「そりゃ離れ離れだから気持ちも離れないか

 なってさ」

「あー、なら頻繁にデートするとか連絡とり

 合うとかしたら?」

「うーん、やっぱそうだよなー」

「だなー」

「で、空も穂乃果と高校生と大学生になるわ

 けじゃん。どうなの?」

「あ、オレは大丈夫。大学行っても穂乃果ち

 ゃん一筋って心に誓ったから」

「ほー、すげーじゃん」

「まあな」

「よし‼︎じゃオレもあやめちゃん一筋で心に

 誓うか。じゃアイスで乾杯しよう。下に行

 って取ってくるわ。待ってて。」

「うん。サンキュー」

 

 

 修が立ち上がろうとした瞬間…

 

 

 

「ウキャあ〜」

 どっスーン

 

 となりの穂乃果ちゃんの部屋からすごい音

 がした。

 

 慌てて修と穂乃果ちゃんの部屋に向かった。

 

「穂乃果ちゃん大丈夫⁉︎」

 ドアを開けると派手に転んでいた穂乃果ち

 ゃん。

「あっ…空先生」

「穂乃果ー、盗み聞きしてたなぁ?」

「えっ、まさかそんな…はず…ありますの。

 ごめんなさい。」

 すんなり謝る穂乃果ちゃん。

 

「いいよ。穂乃果ちゃんも一緒にアイス食べ

 る?」

「はいです‼︎ならお詫びにわたしがお持ちし

 ます」

 

 ということで穂乃果ちゃんは、両手にアイ

 スを持って上がってきた。

 

「あっ、空先生。お部屋で兄と待っていても

 よかったですのに」

「ううん。オレ穂乃果ちゃんにお仕置きしな

 くちゃならないから」

「えっ…お仕置きですか…。盗み聞きのお詫

 びにア、アイスお持ちいたしましたが…」

「うん。それじゃダメだなー」

 

 オレは穂乃果ちゃんに壁ドンをした。

 そして両手のふさがった穂乃果ちゃんに、

 壁ドンしたまま質問した。

 

「穂乃果ちゃん、ここでオレ最初に会った時

 穂乃果ちゃんに何したか覚えてる?」

「もちろんです。だってここ」

 壁を見つめる穂乃果ちゃん。

 

 よくみるとハートのシールが貼ってあった。

 

「ここは、わたしの初めてのキュンキュンス

 ポットですから。」

「マジ⁉︎」

「はいですよ。あの日からわたしはここを通

 るたびにキュンキュンしていますの」

「じゃあ、またキュンキュンが増えるね」

「えっ」

 

 チュ〜♡

 オレは穂乃果ちゃんにキスをした。

 

「ふふ」

 オレたちは、見つめあってまたキスをした。

 

 そして何回かキスしてイチャイチャ

 

 ♡   ♡   ♡

 

「アイス溶けるから行こっか」

「は、はいです。アイスより先にわたしが溶

 けてます」

「うん。オレも。」

 

 チュ

 

「アイス持つよ」

「ありがとです」

 

 仲良くアイスを運んだ。

 

 いざいただきますしようとした頃には、少

 しアイスが溶けていたのでありました。

 

 

 続く。

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