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お部屋でゴロゴロ

 昨日穂乃果ちゃんの学校でテストが行われ

 た。

 

 修の話によると徹夜して勉強をしていたら

 しい。

 

 オレが丸つけしていたら隣で目がとろ〜ん

 としてうとうとしだした穂乃果ちゃん。

 

 

 …少し休ませてあげよう。

 

 オレは穂乃果ちゃんをお姫様抱っこしてお

 布団に運んだ。

 

「えっ…なんですの?宙を舞っております」

 

 穂乃果ちゃんは、少し寝ぼけてながらもび

 っくりしている様子だった。

 

「昨日は、頑張ったね。少し休みな」

「えっ、大丈夫です…」

「ううん。いいから」

「じゃあ、十五分だけ失礼します」

 というとすぐさまスヤスヤと眠りだした穂

 乃果ちゃん。

 

 その間にオレは丸つけをした。

 

 うん‼︎

 頑張った成果が出てる。

 

 しばらくオレは穂乃果ちゃんのかわいい寝

 顔を見つめていた。

 

 あ〜、穂乃果ちゃんかわいいなぁ。

 

 それから十五分くらいした頃、いきなり穂

 乃果ちゃんがガバッと起きあがった。

 

 おっ。

 

「あら、空先生〜。」

 と言いながらオレをぎゅーっと抱きしめて

 きた。

 

 …もしかして寝ぼけてる?

 

 寝ぼけた穂乃果ちゃんもまたかわいい。

 

「そうだよー。空だよ〜。穂乃果ちゃ〜ん」

 オレは穂乃果ちゃんを抱きしめ返した。

 

 なんて幸せなのだろう。

 

 そして寝ぼけた穂乃果ちゃんにキスをした。

 

 すると、

「あ、王子様。目覚めのキスをありがとう」

 といいまた穂乃果ちゃんがオレに抱きつい

 た。

 

「おはよう。穂乃果ちゃん」

「おはようです。先生」

 

 穂乃果ちゃんの頭をナデナデしたオレ。

 

 すると穂乃果ちゃんが、

「寝起きに空先生が居るのは不思議です。そ

 してなんだか幸せです」

 と言ってくれた。

 

「うん。そうだね」

「はいです」

 

 二人でニッコリした。

 

 すると穂乃果ちゃんがくしゃみをした。

 

「クッシュン」

 ってかわいく。

 

 うわぁー。

 かわいいくしゃみなんですけどー。

 

「穂乃果ちゃんのくしゃみかわいいね」

「えっ、そうですか?ありがとです。実は、

 わたしも空先生のくしゃみ好きです」

 なんて言われた。

 

 え?

 オレくしゃみしたかな?

 

「あんまりオレくしゃみした覚えないかも」

 というと、

「実は、兄の部屋に遊びに来ていた時偶然に

 も聞いてしまったのです」

 と、恥ずかしそうに答えた穂乃果ちゃん。

「あー、そうなんだ。」

「はい…、しかも、先生の笑い声も咳払いも

 全て大好きです。キュンキュンしていまし

 た。」

 なんてカミングアウトしてくれた。

 

「それは気づかなかったわー」

 というと、

「はい。盗み聞きの女王ですので。えっへん

 です」

 と、いばりだす女王。

 

「そっか。そんな盗み聞き女王様がオレは大

 好きです」

 と、女王様の手の甲にキスをした。

 

 何してやがると、小人たちは言った。

 しかし聞いていない空。

 

「女王様、先程丸つけが終了いたしました。

 とても素晴らしい出来でした」

「うむ。よろしい。どれ、みせたまえ」

「ははぁ。こちらにございます」

「おぉ‼︎これは素晴らしい。でかしたぞ。王

 子」

 

 …うん。

 てか、でかしたのは穂乃果ちゃんだ。

 それより、オレ王子かよ。

 

 女王様の手下かと思ってたわ。

 

「ねぇ、王様」

「えっ⁉︎王様⁇」

「はいですの。設定はすぐ変われるのです。

 空想の世界は、素晴らしいですね。バルク

 ‼︎」

「あぁ、ナターシャ。そうだね。それより雨

 が降りそうな天気だ」

「あら、これじゃあお出かけができませぬ」

「どこに行く予定だったのだい?」

「はい。森にお花を摘みに」

「あー、それは残念だったね」

「はい。じゃあ、添い寝してくださる。ばあ

 や」

「いいよ。ほんじゃあ、よこにおなり」

「はいですの。ばあや」

 ゴロンとベッドに転がる穂乃果ちゃん。

 

「ゲヘヘへ、オレはオオカミだ。ガォー」

「キャー、オオカミさん。優しくお願いしま

 す」

 …優しく。

 

「穂乃果ちゃんってやっぱり面白いね」

「いえ、面白いのは、空先生です」

 

 二人でベッドにゴロンとしてムチュ〜っと

 しながらぎゅーしてイチャイチャする二人

 なのでありました。

 

 続く。

 


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