イチャイチャ花火
ナイススポットで花火を鑑賞。
ドドーンと上がる花火。
暗い空にきれいな色が上がる。
それを見上げて穂乃果ちゃんが
「きれいですねーー」
と笑顔で言った。
花火の光に照らされた穂乃果ちゃん。
オレは、花火より穂乃果ちゃんの方がダン
トツで美しいじゃないかと思った。
「穂乃果ちゃんの方がオレは何倍も美しいと
思うよ」
「えっ。」
オレがいきなり変なこと言ったから穂乃果
ちゃんは、びっくり顔と同時に恥ずかし顔
も見せてくれた。
そして、オレは穂乃果ちゃんに優しくキス
をした。
何回も何回も。
花火よりもキスしてた時間の方が長かった
かもしれない。
そして花火が一旦休憩になったのか静かに
なった。
するとさっきまで聞こえなかったスズムシ
の声がリーンリーンと鳴り響いた。
スズムシの声をききながら穂乃果ちゃんは、
空を見上げた。
「あの大きな星は、一番星ですかねー?空先
生」
ときいてきた。
「あー、どうだろう。たしかに大きくて輝い
てはいるけどね」
「はいですね。わたし…ずっと一番星のよう
に輝いていたいです。空先生の前で」
なんて嬉しい言葉を言ってくれた穂乃果ち
ゃん。
穂乃果ちゃんの言葉にオレも空を見上げな
がら、
「ならオレは穂乃果ちゃんがずっと一番星み
たいに輝いていられるように頑張るよ」
と答えた。
あれ?
あなた方それってプロポーズ合戦ではない
のでしょうか⁇
なんて小人たちは、思った。
しかし、二人はそんなことに気づいていな
いのでありました。
花火を見ながらたくさんのキスをして、し
かもプロポーズ合戦までした二人。
思いっきり夏祭りを満喫したようだ。
花火が終わり仲良く手を繋いでの帰り道。
クラスのあやめちゃんがいた。
「あれ、空くん。」
「あぁ、あやめちゃん、紹介するね。こちら
修の妹でもありオレの彼女でもある穂乃果
ちゃん」
「あ、初めまして。穂乃果です」
穂乃果ちゃんが恥ずかしそうにあいさつを
した。
「あぁ、妹さん。修くんに似てるー。かわい
い。一緒に写真撮らない?」
なんてあやめちゃんがナイスなことを言い
出した。
何がナイスって、実は空は穂乃果ちゃんを
ぜひ写真におさめたいと思っていたのだ。
なので率先して写真を撮る空。
カメラマンかのように次から次にみんなの
携帯でカシャカシャ。
もちろん空の携帯でもカシャッと。
写真を撮り終えたあとあやめちゃんが、
「あのー…それで修くんは、一緒じゃないん
だ?」
なんて聞いてきた。
だからオレは
「あー、修バイトって言ってたよ」
と答えた。
するとホッとした表情を見せるあやめちゃ
ん。
穂乃果は、ピントきた。
あ、この人お兄ちゃんに気があるなって。
女の感は鋭いのでありました。
それからあやめちゃんとバイバイしてまた
仲良くおててを繋いで歩いた。
手から伝わる温もり。
あ〜、穂乃果ちゃ〜ん。
ずっと手繋いでたいよ〜。
歩きながらそんなことを考えていた空なの
でありました。
しかし、あっという間に家に着いてしまっ
た。
「じゃあ、また明日ね。」
「はいです。また明日です。おやすみなさい
です」
「うん。おやすみ」
チュ〜。
ギュ〜。
花火であんなにイチャイチャしたのに、ま
だまだいくらでもしたりない空なのであり
ます。
家に帰り穂乃果ちゃん可愛かったなぁ。と
写真を眺めていた。
あ、そうだ。
今日あやめちゃんに会ったよと、修に写真
付きで送った。
するといい仕事したじゃないか‼︎
ご褒美だ‼︎
と、穂乃果ちゃんのかわいい浴衣のアップ
写真を送ってくれた修。
えっ…めっちゃかわいいじゃん。
思わず画面にキスをしようとする空。
おっと…
それはやばいよな。
あー‼︎でもしたいよー‼︎
と、画面と睨めっこしているのでありまし
た。
は〜、早く明日にならないかな〜。
早く会いたいなぁ。
と、空も穂乃果ちゃんも一番星を見ながら
考えておりました。
この夏祭りは、二人が付き合って初めての
夏祭りデート。
とってもいい思い出として二人の心に刻ま
れたことは、言うまでもない♡
続く。




