カプリ
刺激的な穂乃果先生の家庭教師が無事終了
した。
「どうでした?わたし先生に向いていました
でしょうか?」
「うん!まる付けも早いのにきちんとできて
てすごいと思ったよ。でも、刺激的すぎだ
よ。あの教え方は、オレにだけにしてね」
「はいです!もちろんです‼︎」
「なら、よかった。」
そう言いながらオレは穂乃果ちゃんを抱き
しめてチュ〜ってした。
「また、たまに穂乃果先生にまる付けお願い
しよっかな」
「はいです!素敵なご褒美とお仕置き考えて
おきますわ。」
穂乃果ちゃんは、オレのからだを指でツツ
ーってしながらニコッとした。
ゾクゾク〜。
空は、ゾクゾクしながらも内心楽しみなの
でありました。
そんなイチャイチャのお勉強の数日後
今度はまた空が先生に戻った。
「あ、空先生。ご無沙汰ですっ」
「あー、ご無沙汰です」
とりあえずご挨拶をしておいた。
ご無沙汰では、ないけど…
「じゃあ、勉強始めよっか。」
「はいですの。しかーし‼︎先生?」
「ん?どうしたの?」
「どうもこうもございません‼︎」
プクぅっと頬を膨らませる穂乃果ちゃん。
えっ⁈
ご立腹だ…。
開始早々どうしたのだろう。
この前オレは何かやらかしてしまったのだ
ろうか?
「あの…えと…オレ、なんかしちゃったりし
た?」
「はいです。ムスーです」
あ、自分でムスーって言う人初めてみた…
いやいや‼︎
今は、そこじゃない‼︎
…なんだろう。
「え、オレ何したんだろ…ごめん。わかんな
いから教えてもらえるとー…」
「いいですわ。先生。よく左耳で聞いてくだ
さいね」
え、左耳?右耳必要なし…?
「実は…」
「うん…」
「先生の左耳の奴が…」
奴って…
ってかオレの左耳がやらかしたのか?
「うん…」
「わたしの夢で…」
あーよかった。
「夢かー。で、夢で?」
「この前右耳のみぎみーだけカプリしてズル
い。ひだりーもカプリして欲しかったと」
「あー…ひだりーがダダをこねて迷惑をかけ
たと。」
「いえ、お話には続きが。」
「あぁ」
「そしたらわたしの耳たちもさわぎだしまし
て、ずうっとウズウズしておりますの!
いかがしてくださりますのっ」
って。
えっ…
って事は…さ…。
って事は…
ゴクリ。
「ねえ、穂乃果ちゃん」
「はいですの」
振り向く穂乃果ちゃんにオレは…
オレは穂乃果ちゃんの左耳のジョニーをカ
プリとした。
「はぁわわぁ〜」
穂乃果ちゃんがかわいい声をあげた。
かわいいじゃん。
ゲヘヘ。
脳内変態は、喜んだ。
そしてオレはにっこり微笑むと次は右耳の
たみこさんもカプリとした。
「あ〜んです♡」
と穂乃果ちゃんは、とろーんとした目でオ
レをみた。
うわぁ〜。
その顔最高にかわいいじゃん‼︎
「どう?ジョニーとたみこさん満足?」
「あっ、はいですの…。耳たちは、落ち着き
ました。し、しかしわたしは…」
と言ったかと思うと穂乃果ちゃんが顔を赤
らめながらいきなりオレの左耳をカプリし
てきた。
「おっっ…」
思わず変な声をあげてしまった。
…まさかオレまでパクリされるなんて。
やべー。
やべーだろ〜。
なんて興奮していると、
「これでみなさん一安心。コンプリートです
ね」
なんてけなげに微笑む小悪魔穂乃果ちゃん。
何よ⁉︎
コンプリートってさ…
「ちょっとー。ズルいよ〜。」
オレはたまらなくなり穂乃果ちゃんを抱き
しめてあま〜い、あまあま〜なキスをした
のでありました。
んもう。
勉強の前に何してんだよ!
オレたち。
最高じゃん‼︎
ってかさ、オレの耳にも名前ついてたんか
ーい‼︎
と言う事で、
…とりあえずお勉強再開。
したのだが二人の耳はいつまでもホテホテ
としていたのでありました。
そしてなんとかお勉強が終了した。
すると穂乃果ちゃん。
「あの…先生」
と恥ずかしそうに言ってきた。
「えっ?何?」
「あの、えと…」
「うん」
「実は…先生のアレが欲しいのです」
と言い出した。
…アレ⁉︎
なんなんだ…アレって。
うーん…
わからない。
アレ…。
「えと…アレって?」
「アレです。」
机の消しかすだった…。
…まだ集めてたのか。
「あー、いいよ。」
「じゃあ、記念に写真撮りましょう」
「うん」
オレはてっきり二人で撮るのかと思ってい
た。
…しかし、オレがツーショットで撮った相
手は…
消しかすだった。
…消しかすと写真撮ってるやつみたことね
ー‼︎
続く。




