唐揚げからのヒント
オレは家に帰りさっき穂乃果ちゃんとイチ
ャイチャした事を思い出してデレーっとし
ていた。
あ〜、穂乃果ちゃんマジかわいい〜。
くちびるの感触がまだ残ってるよ〜。
最高っす。
なんて癒されていたら、下から母さんが
「早く風呂入りなさい!」
なんて怒鳴り散らしてるよ…。
あー…これだからガミガミ妖怪は嫌なんっ
すよ。
夢ぶち壊し。
「はーい!今入るー」
仕方なく返事をした。
じゃないと妖怪は、怪物に進化しながら一
歩一歩踏みしめて階段をのぼり部屋に突入
してくるんだ。
オレの夢をぶち壊した妖怪。
しかし、なんとか妖怪から怪物になる事は、
回避された。
ふぅ〜
そして体を洗い一日の汚れを落とす。
スッキリしたところで湯船にポチャーン。
はぁ〜。風呂は癒しだ。
そしてまた穂乃果ちゃんとのイチャイチャ
を思い出していたんだけど…
⁉︎待って‼︎
オレキスしていい?って聞いたけど、穂乃
果ちゃんを好きとも付き合おうとも言って
なくね⁉︎
はじめが肝心なんじゃねーの⁉︎
ほっこりしながら風呂入ってる場合じゃな
くね⁉︎
あれ⁈
オレってどうすりゃあいいのさ?
次会ったときどんな態度で行けばいいんっ
すか?
穂乃果ーって抱きつけばいいの?
うざくね⁈
なら…
何事もなかったかのように淡々と勉強する
とか…⁉︎
んー…。
とりあえず湯船に顔を沈めた。
ブクブクブク〜
どう接したらいいのかわからないまま、風
呂からあがりオレは牛乳を飲み唐揚げを口
に頬張る。
そしてマヨネーズをつけたりレモンをかけ
たり味変を楽しんだ。
⁉︎これだ‼︎
唐揚げのおかげでいいヒントを見つけた。
そして家庭教師の日
穂乃果ちゃんは、少し緊張気味の顔をして
いた。
オレもドキドキだ。
しかーし‼︎
オレは年上でもあり、家庭教師の先生でも
ある。
怖気付いている場合じゃない‼︎
唐揚げからのヒントをもとにオレはとある
行動をするのである。
とりあえずお勉強開始。
「穂乃果ちゃん、最近勉強調子いいね。エラ
イ、エライ」
オレは穂乃果ちゃんに頭ポンポンをした。
「ありがとです。」
穂乃果ちゃんが恥ずかしそうにお礼をして
きた。
そして休憩の時間
穂乃果ちゃんがクスクスと笑い出した。
「なに〜?」
ってきくと
「空先生が一之介くんを人だと間違えていた
事を思い出してどうしても…ぷぷぷ」
なんて言い出した。
「あー、アレはマジびっくりしたわ」
「アハハハ、ならもう少し言わないでおいた
ら面白かったですね。残念です」
なんて言うじゃないか。
「そうだったらやばいな…もう頭パニックだ
ったし…でも謎が解けてよかったー。」
「プッ、そうですね」
「穂乃果ちゃーん。いつまで笑うのさ。もー、
お仕置きするよ〜」
オレは穂乃果ちゃんを優しく押し倒した。
「ウキャぁ〜」
っていう穂乃果ちゃん。
オレは片手でベッドに手をつきもう片方の
てで、穂乃果ちゃんの指を絡ませて恋人繋
ぎした。
そして、
チュ〜ってした後
抱きしめて
「だいすきだよ」
ってささやいた。
そう‼︎オレの唐揚げからのヒント。
食を楽しむように恋も楽しんでしまおう作
戦だ。
はぁ〜。
フカフカのベッドに穂乃果ちゃんを押し倒
して恋人繋ぎしながらキスしてそのあと抱
きしめる。
もう最高じゃん!
ずーっと休憩時間ならいいのに。
なんて言ってる場合じゃない‼︎
穂乃果ちゃんは、受験生。
さ、気を引き締めて頑張ろう…と思ってた
けど、穂乃果ちゃん⁇
オレが起き上がると袖をくいくい引っ張っ
てくる穂乃果ちゃん。
「んっ?」
⁉︎
なんだよ。そのかわいいおねだり顔…。
「んも〜、そんなかわいい顔しないでよ〜」
「くふふです。」
オレはまた穂乃果ちゃんを抱きしめた。
そして、
「受験終わったら、どっかにデート行こうね。
あと、たくさんイチャイチャしよう」
って言って優しくなが〜いキスをした。
「はいです♡頑張ります」
可愛く穂乃果ちゃんが返事をしてくれた。
それから勉強を頑張りもうおしまいの時間。
…あーあ。
時間って過ぎるのはえーなー…。
明日は、家庭教師お休みか…
残念。
しかし‼︎次の日オレは穂乃果ちゃんのお家
におじゃましているのだ!
さかのぼる事昨日の夕方。
「ねぇ、空先生」
「ん?」
「明日、家に誰もいないんです。どうしまし
ょうかね♡?」
って言われた。
えっ⁉︎
誰もいない⁉︎
いいの⁈
おじゃましていいんっすか⁉︎
イチャイチャしに来ていいんですかー⁉︎
なんて思っていた。
ウヘヘ♡
脳内変態は、喜んだ。
「え〜、誰もいないの?なら、おじゃましち
ゃおっかなぁ♡」
ってデレーっとした顔で答えた。
すると穂乃果ちゃん、
「先生…誰もいませんよ。」
なんて真顔で言うじゃないっすか…。
…誰もいない。
「あー、誰も本当にいないのか…」
「くくく。ウソです。わたしいます♡」
「マジ⁉︎なら来てもいいの⁉︎」
「はいですの♡」
と言うことになったのでありました。
続く。




