クッキーの箱
いつもイチャイチャな二人。
イチャイチャしている間にも穂乃果ちゃん
は、きちんと勉強もしていて教員免許も無
事ゲットした。
「おめでとう。穂乃果ちゃん」
「ありがとうございます。空先生!先生のお
かげでわたしも先生になれそうです」
「穂乃果先生の生徒になれる子たちは、幸せ
だろうなぁ。オレも穂乃果先生の生徒にな
りたかったなー…あ、そしたら穂乃果ちゃ
んと付き合えないか。やっぱりオレは穂乃
果ちゃんの彼氏が一番いいポジションだ」
「ありがとうです♡わたしも空先生の彼女に
なれて幸せですの♡」
と仲良しなお二人。
そんな仲良しカップルは、仲良しのまま数
年の時を過ごした。
穂乃果先生もすっかりベテラン。
とくにお昼前になると匂いだけで給食を当
ててしまうそうだ。
そして毎年穂乃果ちゃんは、言った。
冬でも半袖の子が今年もクラスにいると。
子供は風の子。
ほんとだった。
すっかり学校の先生も慣れたみたいだ。
よし‼︎
今こそ昔、クッキーの箱にしまわれた穂乃
果ちゃんの一番なりたいものを開封しよう。
クッキーの箱とは、空が昔穂乃果ちゃんに
将来の夢を聞いた時、一番なりたいものは
とりあえずクッキーの箱にしまっておいて、
二番目になりたいものは、先生ですと言っ
ていたあの一番なりたいもの。
空は、穂乃果ちゃんの兄である修に穂乃果
ちゃんの一番なりたいものを聞いていた。
それはお姫様。
その一番なりたいものの夢を現実にしよう
とついに決めた空。
お姫様って何⁇
お姫様抱っこもうしたよね⁇
と脳内小人たちが言った。
ノンノン。
君たち〜。
お姫様は、かわいいドレスにティアラをつ
けて素敵なネックレスをしているのさ。
あー、お姫様の仮装をするんだな。
と脳内小人たちがひらめいた。
ノンノン。
君たち〜。
仮装ってさー…。
まあ、みていなさいよ。
空はクリスマスの日
穂乃果ちゃんをコースディナーに誘った。
穂乃果ちゃんは、美味しそうに料理を食べ
ながら生徒の話を楽しそうに話してくれた。
「あ、わかるそれ!」
「ですよね。先生あるあるですね」
と楽しく時が流れた。
で、キラキライルミネーションをみた。
「うわぁー、素敵です。光の国ですねー」
「うん。そうだね。穂乃果ちゃんキラキラ大
好きだよね」
「はいです!大好きです♡」
「そんな穂乃果ちゃんにこちらを受け取って
もらいたいんだ」
「クッキー?」
「箱の中あけてみて」
…
「…え、これは…?」
クッキーの箱の中にキラキラの指輪を入れ
ておいたのだ。
「穂乃果ちゃん、オレと結婚してください」
と、プロポーズをした。
すると穂乃果ちゃんは、
「はいです‼︎もちろんです‼︎」
とオレに抱きついてきた。
プロポーズは大成功したのであります。
続く。




