ツンツン⁈
穂乃果ちゃんは、小悪魔かもしれない…
家庭教師の日
「じゃあ、今日は理科のテストしてみよっか
!」
「ホイッ‼︎」
…うん。
自信満々かな?
「テスト終わったら、呼んで。次に社会のミ
ニテストやるから」
「ほわーい。です」
ホワイ?
返事⁈
それとも英語のホワイ?
なぜテストばっかりって事だろうか⁈
なんて思っていたら静かにテストを受けだ
した穂乃果ちゃん。
あ、ほわーいってただの返事だったっぽい。
じゃあ、社会の問題…と。
穂乃果ちゃんの隣で問題を考えていた。
すると‼︎
ツンって穂乃果ちゃんがいきなりオレの脇
のあたりを突っついてきたじゃないか‼︎
「うハッ」
思わず変な声を出してしまった…
ハズっ…
「ちょっと穂乃果ちゃん。この前わかり屋さ
んって言わなかった?」
「はい‼︎わかり屋さんですっ。てへ」
なんてかわいいポーズをとりながら言って
きた。
んもー…。
「で、なに?」
「ここの問題、うすらハゲです」
「あー、ごめん。消えかかってて問題見えな
かったんだね」
慌てて濃く書き直した。
するとまた静かにテストをはじめたかと思
ったらまた…
ツンって。
「うはっ」
…また変な声出しちゃったじゃん。
「あのさ、わかり屋さん…」
「はい!わかり屋さんですっ」
またかわいいポーズ…。
も〜。
「次は、何?」
「終わりましたっ。ですの」
「あー…、じゃあまる付けするから穂乃果ち
ゃん社会やってて」
「はぁーい」
「あと、次ツンってしたらお返しするからね
っ」
「はいさ」
…はいさって。
返事軽っ。
そしててっきりやってこないと思っていた
ら…
ツンってまたしてきた。
完全に油断していた…
「アッ…」
…また変な声出しちゃったし…。
「ふふっです」
「穂乃果ちゃん、お返しされてもいいの?」
…
少し間があり…
急に姿勢を良くする穂乃果ちゃん。
「せ、先生…優しくお願いします」
なんて言ってきた。
えっ…
いいの⁈
でも…
生徒のからだ触るとかって…
いや、触りてーよ。
もちろんツンツンしてーよ。
でもさ、でもさ…
あーっ…‼︎
やっぱり…ダメ。だろ…
…だからオレは思わず持っていた赤ペンで
軽く脇腹あたりを…
ツンってしてみた。
「はうんッ♡」
恥ずかしそうにこっちを見る穂乃果ちゃん。
なんだよ。
はうッん♡って。
しかもその顔ー‼︎
ヤベーっすよ。
ってか…
…何してんだよ。
オレたち…
「コホン。あのさ、穂乃果ちゃん」
「ハァい。せーんせいっ」
…。
あまりのかわいさの破壊力の凄さに圧倒さ
れてしまい、それ以上何も言えなかった…。
そして、穂乃果ちゃんはオレのテストで満
点をとった。
成績は、結構良くなってきている。
しかし…
オレの頭と心は…
パニックだ。
もう大惨事なのでありました。
あー…
穂乃果ちゃん…。
そしてまた家庭教師の日…
ツンってされないように警戒中。
…しかし、それはバレバレだった。
「先生、今日はツンしませんから安心してく
ださいな」
って穂乃果ちゃんがクスクス笑った。
「あー、ならよかった」
「はい。」
「じゃあ、今日もテストしてみよっか」
「ふわーい。あ、先生!」
「ん?何?」
「わたしが満点だったらご褒美ください」
「え、どんな?」
「それは満点とったら教えます」
「えー。なんか怖い」
「なら、ひとつわたしの言うこと聞いていた
だけます?」
「あー、わかった。いいよ」
と、言うことでテスト開始。
穂乃果ちゃんは、一生懸命頑張って取り組
んだ。
そして見事に満点。
「では、では、わたしのいうこと聞いていた
だきます!です。」
「…はい。で何すればいいの?」
「じゃあ、これ巻いてください」
…渡れたのは、ハチマキ。
えっ…⁈
よくわからなかったけど、とりあえず頭に
巻いた。
「で?巻いたけど」
「あー、先生違います〜」
頭に巻いたハチマキをストンと下げられた。
…え。
前見えません。
目隠しされたじゃん。
「えっ、ちょっ…」
「チュ〜っ♡」
って声が聞こえたと同時にほっぺに何やら
当たった。
んー⁉︎
今穂乃果ちゃんにキ、キスされた⁉︎
えっ⁉︎
でも…
なんか毛みたいなのチクチクしてたよー⁈
何ー⁇
続く。




