エピソード10 「謎の少女と1階層」
あれから、ノウナとパーティーを組んでから、
数日程経った頃、ノウナから突然の提案を受けた
「1階層に行かないかって...!?」
「うん...」
「スライムやゴブリンだけじゃ、良い魔石は落とさないし、0階層のボス倒したばっかって言ってたよね...?」
「まぁ、レベル上げにも効率はいいけど...
1階層の敵の情報も知らないし、単純に敵が強くなるんだよね...」
「でも、効率良くお金集めもできるよ!」
「まぁ、それはそうだけど...」
ノウナはなんで、そこまでお金にこだわるんだろう...?
「そ、それじゃあ...!」
「まぁ、一回、1階層行ってみる...?」
「ほ、本当にいいの...?」
「仲間が行きたいって言うなら、行くないでしょ」
「あ、ありがとう!」
「だけど、少し準備をさせてくれ、1日でいい、」
「うん、分かった」
準備も兼ねて、レベルアップした自分の実力を確かめたい
気づいていなかったけど、0階層のハイゴブリンを倒した時、実はレベルアップしていたみたいで、レベル2になったのだ!
「そ、それじゃあ、また明後日!」
「うん!またな!」
ーー次の日ーー
1階層に行くために、作戦を練る必要がある、
まずは、リトルファイアボールやアローの攻撃特化スキルやリトルウォールバリアや身体強化(小)などの防御系のスキルも50個くらいは集めてないと
それと、レベルアップで自分の基礎能力は少し上がった はずだから、そこも加味して、スキル230個は欲しい。
ノウナとのダンジョン攻略で180個はスキルを集めた
だが、被っているスキルも多い、今日中に、70個は集めないと
ーーダンジョンにてーー
「ふっ...!」
「はっ...!」
改めて思い返してみると、スライムを1発で倒せれるようになっていた、めっちゃ成長しているな!ゴブリンはまだスキルを使わないと厳しいけど...
そう思いながらステータスを確認したところ、
レベルアップボーナスで、基礎能力に+100されていた
これで...
0,01✕408✕1,2=基礎能力に約4,8倍で、
基礎能力は480!
え、めっちゃ強くなってる...!
これなら、1階層もスキルを大量に使わずに進めるかもしれないぞ!
そうと決まればモンスターを狩りまくるぞ!
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「ふふ、あの人のお陰でお金は貯まりそうね...」
「まさか、自分が騙されてるとは思ってなさそうだし...」
「やっぱり、アスルをつけ回しておいてよかった」
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とりあえず、50体はモンスターを倒したぞ!
今まで、戦闘に集中して気づいていなかったけど、
スライムを1発で倒せるのはめっちゃ気持ちいいな!
...でもまぁ...これが普通なんだろうな...
今頃キヴォスたちは何してんだろ...ダンジョン10階層目
まで行ってるのかな...
僕はキヴォスたちよりも能力は低い...でも、僕のスキルは成長するんだ!
このまま成長していけば、あいつにだって勝てるだろう!大事な仲間も出来たしな!
完璧な準備は出来た!明日が待ち遠しい!
ーー翌日ーー
「あっ、おはようノウナ」
「おはようアスルさん、今日は本当に1階層に行くんだよね!」
「もちろん、完璧に準備してきたから、安心して!」
「ふふっ」
「...?」
「ノウナも準備できた?」
「うん!私も荷物にならないように頑張る」
「それは良かった、それじゃ、早速出発しよう」
「分かった」
「まずは、1階層に行くためにハイゴブリンの部屋を通らなくちゃいけないんだけど...」
「先に倒されててほしいな...」
「なんで?」
「いやぁ、わざわざハイゴブリン倒すの面倒くさいじゃん、かといって、無視はできないし...」
「とっ、そんなこと言ってたら着いたよ、ボス部屋」
「ひ、久しぶりにみた、この扉...」
「そういえば、ノウナはどこまで進んだことがあるの?」
「うーん、確か、前のパーティーで6階層まで行ったことはあるよ、でも、ほぼパーティーメンバーがモンスター倒して、私お荷物だったんだ...」
「そっか...でも、大丈夫、ノウナは回復魔法があるから、ちゃんと役にたっているよ」
「うん、ありがとう」
「それじゃ、開けるよ」
キィー...
「ウガァァ!」
「やっぱりいたか...まぁ朝早くだもんな...誰もまだ来てないか」
「グァ!」
「ノウナは僕の後ろに下がってて!」
「うん!」
「グガァ!」
「くるよ!衝撃波だ!」
「ズドンッ!」
「リトルファイアボール6連発!」
「ボンッ!」
「相殺しただけか...!」
「マッドスロー8連発!」
マッドスローで視界を防ぐ!
「ウガァ...!」
「アロー10連発!」
「ウガァァ!!」
攻撃力は上がってるんだ、流石に瀕死なはず!
「トドメだ!おりゃ!」
「グァ!...」
「やったか...!」
「す、凄い!スキルの使い方も上手で、ちゃんと使いこなせてるんですね!」
「ま、まぁね...!」
「いいなぁ...私も使いこなせれたら...」
「...?使いこなせてないの?」
「回復魔法だけだから...」
いや、回復魔法特化のスキルじゃないの?
だったらつかいこなせてね?
「と、とりあえず、この扉が1階層への扉だから」
「1階層は0階層と比べてモンスターは強くなってるよ」
「うん、気を引き締めて行こう...!」
キィー...!
「おお...ここが1階層...あんまり変わらないな」
「き、気をつけて、魔物の気配がする...!」
「た、確かに、気配がする...」
その時!
「ぴょん」
「え...スライム...?」
0階層とモンスターは変わらないのか...?
「待って、このスライムは0階層よりのも強くなってるはず!」
「た、確か、1階層上がるごとにモンスターは強くなっていくの...!」
ま、まじか、あぶね...!油断するところだった...!
「スライムだから、遠距離攻撃のスキルで攻撃しよう」
「わ、分かった...!」
「リトルファイアボール!」
「ボンッ!」
「なっ...!まだ生きてる!0階層ならリトルファイアボール1発で倒せるのに...!」
「近づいてきてるよ!」
「リトルストーン!」
「ドン!」
「まだ生きてるよ!」
「リトルファイアボール3連発!」
「ボンッ!」
「や、やっと倒せた...めちゃくちゃモンスターが強化されてる...」
「このままだと、ゴブリンは厳しいかもね...」
「大丈夫、作戦はある、でも、この耐久力は予想外だったな...」
「本当...?」
「ああ、スキルは相当使っちゃうけどね」
一応、ゴブリンやハイゴブリンと戦って、気づいたことがある
「なにか、足音が聞こえない...?」
「...ゴブリンの可能性が高いね」
ゴブリンなら僕の作戦がうまくいくかも!
このために50個スキルを獲得したんだ
試させて貰うよ!
「ウガァ...」
「で、出た...!」
「おいゴブリン!こっちに来てみろ!」
「ちょ...何してるの...!ゴブリンに気づかれるよ...!」
「グァ...?ウガァァ...!」
「かかったな!」
「トラップ落とし穴!」
「ウガァ!」
「リトルストーン6連発!」
「グァァ!」
「まだ生きてるか...!」
「リトルファイアボール4連発!」
「ウガァァ」
「まずい、10秒たっちゃう!これで倒れてくれ!」
「リトルストーン3連発!」
「クガァァ...」
作戦どうり!
「ゴブリンやハイゴブリンは最初に見つけた人間を狙うみたいで、真っ直ぐ襲ってくるから、落とし穴を作れば、身動きはとれないでしょ」
「も、もしかして、それが作戦...?」
「うん!」
「さ、先に話して欲しかったなぁ...」
「ごっ、ごめんごめん、でも、これなら安全にゴブリンを対処できるでしょ」
「まぁ...確かに...」
「これが、スキルを使いこなす事だよ!ノウナも、回復魔法の使い方はたくさんあるよ!」
「か、回復魔法は回復しか用途がないような気がするけど...」




