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第7話 "村人R" に "仲間" が出来た!

「合格だ。」

この一言が何より今のレオンには嬉しかった。


「よっしゃあ!」

レオンはかつてないほどの達成感を感じた。


「はぁ、俺も鈍ったかな…」

マサヒロは頭をポリポリ掻きながら部屋を出ていく。


レオンはその背中に礼をして一言。

「ありがとうございました!」


マサヒロは昔の仲間との思い出を思い出す。

「冒険者って、カッコいいよな!なぁ正広!」


「……頑張れよ」

そう言ってマサヒロは部屋を出ていった。


⦅やったな坊主、結局なんのためにここまで苦労したんだ?⦆


「まだわかんねぇのか?あんな強い人が試験監督なんだ。試験に受かれば、ランクもきっと高めから始まるんだよ!楽しみだn…」


扉が開く。

「いやーはや、遅れてすまない!私が今回の試験監督をするハリベルだよ!」

太っちょなおじさんがそんなことを言いながら入ってきた。


「えっ…でも今、試験監督はマサヒロって人が…」


「マサヒロ?そんな試験監督はいないと思うが…そんなことより早速、試験を始めよう!今回は座学の試験を行おうと思う!」


(う、嘘だろ…結局あの人はなんだったんだよ〜)


()切り損のくたびれもうけってやつかw?⦆

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「痛てて…」

人気の少ない廊下を1人の男が背中に手を当てながら、歩いていた。

「あ、ギルマスどこに行ってたんですか?探していたんですよ。書類の山がこんなにあるんですから。」


「メンゴメンゴ、ちょっと面白そうなやつを見つけてな、遊んでたんだ。」


「サボってばかりじゃいけませんよ!あなたは一応元Aランク冒険者なんですから。もっと冒険者達の見本になるように振る舞ってもらわなきゃ!」


「はは、俺は見本になれるようなやつじゃねーよ」

男は笑いながら自室へと入っていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…であるからして〜『呪縛』の力には主に3種類存在し〜……これら、10名が()()とされており〜…」

ハリベルの話は1時間以上続いていた。


⦅坊主、おい坊主…起きろ⦆


「ふがっ!?」

レオンはヨダレを垂らしながら、目覚める。


⦅ちゃんと話聞いとけよ…⦆


(しょうがないだろ…話は面白くないし、あの戦いの後腹が減って仕方ねぇし…)


⦅そうか?結構面白いと思うぜ、俺様の能力の種類も多分分かったしな⦆


(なんなんだ?)


⦅俺様はおそらく、自己強化型だ。自身の肉体に呪縛が付加されるタイプだな⦆


(お前の場合って強化されてんのか?)


⦅それは()()が効きすぎだぜ坊主、自身にのみ影響する呪縛のことを全部そういうんだよ。⦆


(ちゃんと聞いてんだな)


⦅そりゃあ、俺様の記憶が戻る手がかりがあるかもだしな⦆


(そういや、一応記憶喪失だったな)


⦅そゆこと⦆


「それではここまでの内容の試験をしてみよう!張り切って解いてくれたまえ!」


(やっべ全然聞いてねぇよ俺…おい、フレッシュ聞いてたんだろ?助けてくれよ…)


⦅やだね、話を聞いてない坊主が悪いんじゃねーか、きちんと反省しな⦆


(そ、そんな〜)


レオンは完全に絶望した顔で部屋から出てきた。

「終わった…俺の夢の冒険者ライフ…」

レオンはこの世の終わりのような顔をしている。


⦅はっはっは、まぁ結果は明日らしいし落ち込むなって坊主⦆


「お、やっと終わったか!レッシュどうだった?」

ギルドに連結している酒場に座っているライオット達と合流した。


「いやー…どうだろうな…」


「なんでそんな落ち込んでんだよ!レッシュなら大丈夫だって!」

ライオットが肩を叩く。


「あはは…」

レオンは苦笑いするしかなかった。


「ダメだったらどうしよっかなぁ…」

レオンが悲しい顔でうつむく。


「あ、あの!」

今まで一言も発さなかったカノンが机を叩き、立ち上がる。


「ぼ、冒険者に、なれなくても私といっ、一緒に…」

カノンの顔は真っ赤だった。


「あっ、え?」

レオンは困惑する。


「ご、ごめんなさいね。レッシュ!この子ちょっと距離感の詰め方がちょっとだけ苦手で…」

クローディアが慌てて間に入ってくる。


⦅ほほ〜坊主も悪い男だねぇ…⦆

フレッシュがニチャニチャする。(見えないけど)


(え…俺?)


「そうだよ!レッシュも俺たちの『白の大盾』に入ってくれよ!」


「なんでそうなるのよ!」

クローディアがまた間に入る。


「そうしたら、ちょうど4人になるし、Bランク試験も受けれるじゃん!」


「それはレッシュが受かって、かつCランクにならなきゃいけないじゃない!」


「それならレッシュがCランクになるまで支えてあげればいいじゃねーか!」

2人の言い争いが始まる。


「あっ、あのっ!」

カノンが再び口を開く。


「わ、私もそれがいいと思います…」


「ほらぁ、カノンもそう言ったんだぜ、いいだろ?レッシュもそれでいいか?」


「お、おう…皆がいいなら俺は全然…」


「よし!決まりだな!」 

クローディアはまたため息をつきながら頭を抱えている。


「それじゃあレオンのメンバー入り(仮)を記念して!」


       『かんぱーい!』

なんと、とうとうブックマークをしてくださった方がいらっしゃって感謝感謝。

日曜日は14時に2話分投稿しようと思っています。

8話もあるよ〜


鋏坂「えっ、日曜は2話分みていいの!?」

大佐「あぁ、好きなだけ(2話分)見ろ」

鋏坂「嬉しい…」

大佐「ただ今から、9話分書いてもらう」

鋏坂「終わった…」

心の中こんな感じなんで、いっぱい応援くださると頑張れます。(承認欲求モンスター)

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