38話 大会の後始末
先輩は私の言った事に信じられないと言った感じで驚いた。
「3000年?」
「はい、3000年ですけど」
「いって500年とかだと思ってた」
私の人生を先輩は相当侮っていたらしい
「3000年かぁ….すごいね、でもその間エナは何をしてたの?」
先輩は目を細めながら私に体を寄せて聞いてきた
「魔法の研究とか実験とかそんなのばっかりですねー私が撃ってた魔法も私が真似したり作った魔法なんですよ」
「すごいね….でも属性の適性とか色々無視してる気がするんだけど….」
「そう言う体質です」
「君は何でもそれなんだね」
先輩は私の答えに少し呆れ気味に言ってきた
言えるわけないだよなー私の出生に関しては誰にも知られちゃいけないから….
「そうだ!先輩に聞きたいことが」
「ん?何?」
「何で固有魔法二つなんですか?」
「えー?それ聞いちゃう?良いよ、私も君には楽しませてもらったし」
意外だなもっと渋ると思ってたんだけど….まあ良いや言ってくれるんなら何でも良いし
「そう、それは幼い頃祈りを捧げていたある日の事、私の耳にある声が聞こえてきたの」
「お主は実に献身的に祈りを捧げておるの。我が祝福を授けてやろう」
「って言われて気づいたらもう一つの固有魔法を授かったの」
喋り方とかその他諸々全部ゼウスじゃん!何やってんのあの爺さん….
また今度天界に行く予定だから一回言っておくかな
「と言うか先輩って信仰心とかあったんですね」
「そりゃあ私は崇高な存在である神を信じている信者だからね」
(崇高ねぇあれが?)
「取り敢えずこの話はこれくらいにしましょう」
「そうだね、でもどうするの主に君のせいで地形とかぼごぼこ何だけど」
「仕方ないですね私が直しますから」
「そんな事ができるの?」
「じゃあちょっと行ってきます」
そう言って私は上空まで飛んで行った
「ふぅ、組魔法《惑星》第二魔法《金星》」
するとエナの背後に白く明るく輝く擬似惑星が現れた
「あれは….」
エナは指揮棒を取り指揮をとり始めた
「《前奏》
エナが指揮棒を振り始め擬似惑星から光の粒子が地上に降り注ぎ地上のクレーターがなくなり、ボロボロになったコロッセオが来た時のような姿に戻り始めた
(まぁ今回はそこまで損傷して無いし一瞬で直せるね)
「《終奏》」
エナは指揮棒を下ろしボロボロだった大地の直った絶景を上から見ながら余韻に浸った
「よし、完全に直ったし地上に戻ろうかな」
地上に戻ると先輩が私の元に寄ってきた
「すごいね〜エナこんな魔法は見た事がないよ」
「これは私が開発した組魔法というものです」
「組魔法?」
先輩はそれを初めて聞いたのかキョトンとしながら首を傾げた
「簡単に言えば一つの魔法に複数の魔法を連続して発動するんです」
「ん?でも今回は一個だけだったね」
「一応個別に発動自体はできるので、今回は第二魔法ですね。全部で7個あります」
「うへぇーよくそんなの作ったね」
「まあそんなことをいいのでさっさと帰りましょう」
「急だね、まあ私も話したいこと話せたし帰ろうかな」
「後最後に一言だけ今日教えた事は絶対に内緒にしてください。特にあの2人には….」
「分かってるよ〜ちゃんと秘密にしてあげるから」
私達はその約束をした後私の転移魔法で先輩と学校まで帰ってきた
「じゃあ私はこれで、生徒会長なんですからこの大会の後始末、大変だと思うけど頑張ってください。それでは」
エナはは先輩を嘲笑うようにその場を去った
「ちょっ!くっそエナのバカ野郎ーーー!」




