↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
19/52

18話 真の勝利は仲直りの後で

 私はネスを抱えてテレポートし私の住んでいる洞窟に戻ってきた。


「うっ、うーん….あれ?僕….今まで何を?」

「ネス、ようやく起きた。体に異常とか無い?」


 ネスはそう言われて自身の体をキョロキョロと見た。


「いや….何も無いよ」

「ふぅ、良かった〜悪魔に体を乗っ取られたから何かないか心配だったんだから」


 私はふぅと胸を撫で下ろした。

 良かった後遺症も何もなくて….


「じゃあネスの家に送ってあげるから」


 私はネスを家に帰すためにテレポートをしようとした時、ネスが口を開いた。


「待って!エナ、あの…..ありがとう僕を助けてくれてそれと…..それと…..」

「それと….何?」


 ネスは言葉を詰まらせ中々言葉が出なかったがようやく言葉が返ってきた。


「ご、ごめん……あんな…..事….言っちゃって。僕はエナが羨ましくて….それで…それで…酷い事言っちゃった」


 ネスは顔をくしゃくしゃにしながら私に謝ってきた。


「別にいいよ、あれは私も悪い事を言ってしまったし。それこそ私もごめん….」


 これで完全に仲直りとは思わないけど、でも言わないのとじゃ違う。


「….ありがとう。でも僕のせいでエナに迷惑掛けて」

「迷惑じゃないよ。久しぶりに楽しめたし。じゃあ家にテレポートで送るから」


 そうして私はネスを家に送って一段落した。


(はぁーやーっと終わった。でも久しぶりにあんな全力で魔法撃つの楽しかった〜)


        次の日


「ねぇエナ!昨日急に周りが暗くなったの。一体何があったのかしら?」

「あーあれね、私もびっくりしちゃった。何かあったんだろうね」

「何か話によると暗くなった後に星が急に現れた、とか炎が立ち込めてた、とか轟音が聞こえてきたなど色々噂がありますね」

「………..」


 そんな噂ができてるの?まずいやり過ぎた。後始末で何事もなかったように出来たけど人に見られてた。


「へ、へぇそんな事があったんだ…..」

「不思議ね急に星が現れるなんて。幻でも見たんじゃないの?」

「あ、あくまで噂話ですからね」


 やっばい予想以上に見られてた。バレる事は無いにしても無かったことには出来ない。どうしよう….


「まぁみんな急な出来事で錯乱してるんだよ….きっと」

「ねぇエナ?さっきから少し顔色が悪いわよ。体調でも悪い?」

「いや….全然、大丈夫だから。心配しないでミズキ」

「それなら良いのだけれど….」


 まぁあくまで噂話に留めてくれたらそれで大丈夫…そう!大丈夫だから….


「他のみんなも昨日の出来事で話題が持ちきりのようね」

「まあ、いずれ皆んなの中から消えると思うよ」

「そ、そうですね。こんな事が頻繁に起きなければ良いのですが…」


 そんなの早々起きてたまるか!私は平凡な日常を謳歌したいだけなのに….私があんな魔法発動したのも悪いけどさあ

 エナは全力を出した事を後悔した。


「おーいエナ!」


 すると廊下の方にネスが私を呼んでいた。

 私はネスの所まで歩いて行った。


「どうしたのネス?」

「この前はありがとう…出来ればこれからも僕と仲良くしてくれたら嬉しい….ダメ、かな?」

「全然、良いよこれからもよろしく」


 その返答にネスは顔をパッと輝かせて


「うん!これからもよろしく、エナ」

二章はこれで終了です。面白いと思って頂ければブックマーク登録及び下の⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎をクリック、タップしてくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。