17話 エナの全力
これから投稿できるなら13時15分と20時15分に投稿することにします。
「ほら、もう終わらせるから」
私は悪魔に向かって冷酷に言い放った。
「まだ….まだだ….まだ僕は終わるわけには!」
諦めの悪い悪魔が何か言ってるよ。まだ何かあるの?そろそろネスを返して欲しいんだけど….
「ふふふっ僕にはまだ究極の奥義がある….それでお前はおしまいだ!くらえっ《束縛の星》どうだ!見たか魔法使いィィィ!」
何?ブラックホール?まずいこのままじゃ私はあれに吸い込まれていってしまう。
「クソッ面倒な事を….それなら解放の星!」
「何?ホワイトホールだと….」
お互いの魔法がぶつかり合いその場所は地面がえぐれていた。
─ ─その時
「ネスを返してもらうよ」
「ぐあっ!僕の器が」
私はネスの体から悪魔を引き剥がした。よし!これで遠慮なく魔法をぶち込める。最後はこの魔法で決める!
私はネスを抱えて空中に飛び魔法を放つ準備をした。
「なんか久しぶりにこの魔法を撃つなぁそれじゃあやろうか、組魔法《惑星》第一魔法《火星》」
エナが魔法の詠唱を終えた瞬間上空に擬似惑星が生成された。
悪魔はその光景にもう言葉が出なかった。
「ねぇ悪魔さん最後に言い残す事はある?」
私は悪魔に明るく笑顔で問いかけた。
悪魔は悔しそうな表情をしながらも何処か諦めがついたのか答えてくれた。
「…..お前は…..何者だ」
「私が誰かって?唯の魔法学生の学生だよ」
エナは答えを言った。悪魔は納得と同時に諦めていた。
「あっそうだ!知ってるかわかんないけど、もう君死ぬから特別に教えてあげる。私この世界で史上最悪の魔法使いって呼ばれてるらしい。」
「なるほどな…..さあやれよ!僕をその魔法で」
そして私は指揮棒を手に取った。
「さあ演奏開幕!《前奏》」
エナが演奏を開始して前奏に差し掛かった瞬間擬似惑星からあり得ないほどの炎や銃、爆弾などが地上を燃やし尽くし始めた。
その熱風は悪魔を飲み込み平原や辺り一面を飲み込み始めた。
しかしエナは指揮棒を振る手を辞めない。もっともっともえろと言わんばかりにどんどん激しくさせていく
次第に炎の勢いが強まり始めた。エナ自身にも頬に熱い熱風が吹き荒れる。
「《終奏》」
炎の勢いは止まらず撃たれる銃弾、爆弾の数は多くなり、
バーーーーーーーーーン!!
最後は巨大な爆弾の大きな爆発によって終幕した。
指揮棒を下ろした後のエナには炎が燃え盛る余韻が聞こえてきた。
すると世界を覆っていた闇が晴れ日が見え始めた。
(久しぶりにこの魔法撃ったな。あちゃーやっぱり下はもう草木も何もないね)
「後始末しなきゃね空間転移」
エナは炎だけを宇宙へ転移させた。
「あとは…..《時の支配者》」
これでこの辺りの大地だけ時間を巻き戻してっと。
すると、先程まで草木がはげた大地に緑色の彩が戻っていた。
「ネスも取り戻せたし帰ろうかなー」
(あっそうだこれいくら遠くまで来たからって私の魔法見られてないよね)
その話題を出されても何とか誤魔化そう。うん、そうしよう。
帰ったら何しようかなー




