11話 休日を楽しもう
エナが魔法学校に来て早数日が経ち周りの環境に慣れ始めていた。しかし、人間と接するのは面白いが授業の内容に関しては熟知しておりエナは眠気に襲われていた。
「ふわぁ〜」
「ちょっとエナ!あんたしっかりしなさいよ」
「う〜ん?何?」
ミズキの注意にエナは全く意に介さないようだった。これに対しミズキはもう!と言った感じに少々イライラしているらしい
そうこうしているうちに気づけば授業は終わっていた。
「もう!エナ少しはしっかりしなさいよね」
「知ってることばっかりだと聞かなくてもいいでしょ?あっそう言えば明日から休日だから何かする?」
エナは適当にいなしたあとミズキに明日の休日にどこかに行こうと誘った。
「いや、やめておくわ私ちょっと成績が悪いから勉強しておかないと」
「えぇ?私にあんなに注意しておきながら成績悪いんだ〜」
「うるさいわね!」
「エナさん!ミズキさん!休憩時間とは言えあまり大きな声を出しすぎないようにしなさい」
「すっすみませんオリー先生」
オリー先生に怒られてしまった。私はこの前の件でも怒られたしこれ以上はちょっとまずいんだよなぁ
「あの2人いつもあんな感じだけど何だか仲良さそうだよね」
「わかる!しっかりものの彼女とダメ彼氏みたいな関係がいいんだよね」
クラスメイト達のヒソヒソ話が耳に入ってくる。何だよダメ彼氏だよ。
「まぁ分かったよじゃあカノンはどう?」
「えっ!私ですか?えっと休みの日は家にいたいので遠慮しておきます。」
「あっはいわかりました」
仕方なく私は次の日こういうこともあり1人で街を歩いていた。
何か新しい魔法を作りたかったので私は資料やネタ探しに来ていた。その為に2000年間眠っていた私にとってはこの間にいた有名な魔法使い達の魔法を再現させようかと思って図書館に来ていた。
「さぁてこの2000年の間にどんな魔法使いがいたのかな〜」
エナは本を見ながら胸を躍らせていた。
ページをパラパラとめくり何かないかなぁと本を読み進んでいくとある魔法にエナは興味を惹かれた。
「おっ?これは….光の魔法か〜。今まで作りたかったけどいいサンプルがなかったからな〜。結構ちょうどいいね」
エナは早速開発に乗り出す為に図書館を出て人目のつかない平原までテレポートで飛び実践に乗り出した。
「取り敢えず光の速度で動けれらようになりさえすればいいんだよねえ…..多分この魔法を使ってた魔法使いは光の速度では動いてないと思うけど…..」
人間の体で光速を出せば体がもたないだろう。しかしエナは体が少し特殊な為光速で動いても問題は無い。
ビュン!!
「おぉ!すごいねぇさすがは1秒で地球を7周半する速度だね。でも戦闘とか移動はテレポートの方がいいね使うとしたらあれかな殴ったりする時かな?」
その後も光の魔法を試しているうちに時間が過ぎていき、気づけば夕方になっていた。
「そろそろ帰るかな?いやぁいい魔法ができてよかったなぁ」
(まぁどうせ使う場面ないんだろうなぁ。でもこの時代の魔法使い達に期待するしかないかなー)
エナはそう思いながら帰った。




