12話 お届け物
「ふわぁ〜」
エナはまたも授業中にあくびをしてしまうがミズキはもはや慣れてしまったのか注意をしなくなってしまった。
今日最後の授業が終わりエナがカノンとミズキと帰ろうとした時
「エナさん、ちょっと来てくれないかしら?」
「はい?何ですか?」
「隣のクラスのネスさんが休んでいるから課題などを届けて欲しいの」
何で私が?隣のクラスの子なのだからその子達が行けばいいと思うんだけど…..
「あぁはいわかりました…..」
「じゃあ頼んだわよ」
エナは先生からの依頼を引き受けミズキとカノンの元に戻ってきた。
「エナ?何を言われたの?」
「隣のクラスの子が休んでるらしいから課題とかを届けて欲しいみたい」
「そっ、それって普通エナちゃんに頼みますかね?」
「だよねーあっそうだ1人だと不安だから一緒に来てくれない?」
「元々一緒に帰るつもりだったしいいわよ」
「わ、私も行きます…」
そうしてエナ達は届け物を届けに先生から聞いたネス?って言う子の家に向かった。
「えぇと確かこの辺りにあるはずなんだけど…..あっあった!ここだ。2人はちょっと待ってて私行ってくるから」
エナは家に着き扉をコンコンと鳴らして言った
「すみませーんネスさんに学校の課題などを届けに来んですがー」
「はーい今出るのでちょっと待ってください」
すると中から誰かが出てきた。
「届けてくれてありがとうね」
どうやらお母さんが出てきた。
「これをネスさんに渡しておいてください。でわ私はこれで….」
「はい!ありがとう渡しておくわ」
その後私はミズキ達のもとに戻り3人で少し会話をした。
「お母さんが出てきたけど結構優しそうな人だったな」
「結局本人は出てこなかったのね」
「多分引っ込み思案なんじゃないかな」
私達は少し歩いたあと帰り道が別れた為解散し私はテレポートし家に戻った。
(それにしても何で私に頼んだんだろう?わざわざ別クラスの人間に頼むってどういう、いやこれ以上は辞めておこう)
でも不思議な出来事だったなぁ。やっぱり何かありそうなんだけど…..私このままだとまた問題に巻き込まれそう…..それは嫌なんだけど
「私は平和に暮らしたいだけなんだけどなぁ」
私はつい独り言を喋ってしまった。
私はそんな事を考えても仕方ないので気晴らしに光の魔法の肩慣らしとしてその辺にいた魔獣を倒した。
「うーん、やっぱりこの程度の相手じゃ肩慣らしにもならないなぁ。何か実戦出来ればいいんだけど….それじゃあ問題に巻き込まれた時なんだよなぁ。あぁーやめだやめだ。もう寝て忘れよう!」
エナはそう言ったあとすぐに戻り眠りについた。




