2話~淡雪の過去と出会い~
淡雪の過去と奏太の真相の一部が明かされる
罹患私の過去はカカオ70%のチョコレートをシュガーレスで作ったガトーショコラのようであった、酸味と苦みの記憶は私にとって忘れたい過去の記憶であるその話をするにあたって精霊の話からしなければならないその精霊は、 「あなたを我が主君に」と言う声が聞こえた、初めは気のせいか風の音だと思っていたしかしそんな事は無くそれは姿を現すといい視界の端の方で光を放ち始めたまるで蛍がここに居るよと伝えている様であった。 「ん? 私は何をしているのだろう? さっきまで声が聞こえてたはずなんだけど」 それは目の前に姿を現すと悪戯でもするかのようにふふと嗤った次の瞬間視界を粉砂糖のような何かが埋め尽くし全身が暖かい温もりで包まれたそれが精霊との出会いであったここから話すのは過去の事私は学校でいじめにあっていたそして不登校になってしまった不登校になって数日が経とうとした時に彼と出会ったのだ彼は彼方の闘病日誌と言うブログを管理していたというよりこのときの私は本当の彼を知らなかったまさか彼が国の指定難病を罹患しているなんて、彼方...と独り言を呟いたその独り言は誰にも届かない-196℃の液体窒素より持続しないそんな気持ちであった。 彼方が奏太と同一人物であることに気がついたのはあのときである、その時の彼はとても元気であるように見えた仔犬がペットショップで買って飼ってと純粋な瞳で見つめている様な感覚であったしかしその頃の彼は無理に笑い自嘲していたのかもしれないと今となっては思うのだ想い人が逝くか逝かないかの狭間であった彼との出会いは私の誕生日である4月4日、出会ったその翌日にまさかの結末を迎えるのであるそれは別の時に話そうと思う私の過去の話はとりあえずここまで続きはまた気が向いたら話すよ。
最初の罹患はルビの説明です




